――神々は人間と共に歩むことを宣言した―――
毎日を空っぽで生きていた高校1年の長峰宗一は初恋をする。周りからも人気があり、いつも華やかな彼女、霞浦実羅に。
キッパリ振られて、恋愛感情は消えたはずの宗一だったが、彼女の唐突に見せる&qu
ot;虚ろな目"に宗一は親近感を覚え、興味を持つようになる。彼女を追いかけたどり着いた先で知った真実は
―――――私は死神―――
また、死神"実羅"は禁忌とされた"余命神告"を誤って宗一に伝えてしまう。
"あなたの余命は1年よ"と。
一年後に死ぬことが確定され、動揺する宗一と焦る実羅。実羅は余命神告通りのおわり方をさせるためにそれまで隣で宗一を守り抜くことを誓った。
それが物語の始まりだった。
おわりが来ることを知り、残りの人生を懸命に生きようとするヒト"宗一"。幾度と命を見送ってきた死神"実羅"。
鎮魂歌を届けるその瞬間まで私は――――――――――――――
圧倒的にナニカが欠けた世界で、ヒトと死神が織り成す日常・青春&ハイファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 21:03:43
34530文字
会話率:33%