小中高一貫の女子高に通う、橘カナエ。
決していじめられているわけではないが、クラスではずっとボッチ。前髪で顔を隠して、教室内ではひっそりと存在を消して過ごしていた。
そんな彼女の唯一の特技は、ボッチ故に鍛えられた観察眼で、朝の通学電車で次に
電車から降りる人がわかること。
いつものように通学中の満席の列車内で、これから空く席に座ろうとした時だった。
突然乗り込んできた女性に銃を突きつけられてしまう。その女性、宝来倫子は優秀な戦果をあげる戦闘のプロであり、その戦いの様子が配信される有名人だった。
宝来倫子の言いなりになって列車を降りる橘カナエ。訳もわからずに宝来倫子に連行される途中、二人は襲撃されてしまう。
橘カナエは敵の攻撃にギリギリで当たらずに、前髪を失うだけで済むも、橘カナエをかばった宝来倫子は命を落としてしまう。
死ぬ間際、宝来倫子は自身の持つ知性ある銃──インテリジェンスガンを橘カナエへと託す。
銃という、命を奪う力を手にした橘カナエ。彼女は自身でもあまり意識していなかった鋭い観察眼と、殺戮を全く忌避しない精神性で、敵を次々に殺していく。
その素人離れした活躍がインテリジェンスガンの規約により強制的に動画配信され、橘カナエの戦闘配信は大いにバズってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 22:45:22
30036文字
会話率:27%
世界を炎に包んだ大戦と伝説の銃剣士によって科学文明が崩壊し、魔法の時代となって数百年。
石油や火薬に代わる資源――魔力結晶を巡る争いから始まった200年に渡る戦乱と怪獣の出現によって人類は滅亡へと向かっていた。
魔法兵器と魔法戦士の
力で急速に勢力を拡大する強大な軍閥・征討軍に姉を殺され、魔力爆弾を埋め込まれた元少年兵・プラーヤを助けたメイド服姿の美少女・ナツキはプラーヤにある提案を持ちかける。
「このわたくし――ナツキのご主人様になってくださいませんか?」
これは、殺戮と破壊の時代を生きる少年と、彼のメイドとなった少女の物語。
笑顔を忘れた少年と、涙を知らない少女の冒険の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 01:33:38
139733文字
会話率:51%
20XX年、人類は対悪魔対戦で存亡の危機に瀕していた。悪魔には人間のあらゆる攻撃が通用せず、人々は逃げ隠れるしか、生きるすべを見いだせなかった。悪魔の首領パパリは、国連本部に現れ、各国の首脳に降伏勧告を行った。その頃、不思議なことに日本は世
界の対悪魔大戦の中で不思議と平和を保っていた。実は日本には、室町時代に作られた「護国の刀」と「鬼魂の銃」があり、これらが唯一悪魔に有効な攻撃力を有している。さらに、その刀の使い手を輩出している「填園崩し流」の存在も日本を悪魔の手から守っていた。やがて、悪魔は日本にターゲットを絞り、攻撃を強めてきた。日本に対悪魔対戦の悪夢がよみがえるかという、その時一人の青年、神楽木矢一とその他4人の仲間が「護国の刀」と「鬼魂の銃」を持って立ち上がる。滅びるのは悪魔か我々か!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 23:22:22
21927文字
会話率:32%
引きこもりの高校生青山圭(あおやけい)はコンビニからの帰り道で交通事故で死んでしまう。目が覚めるとそこは転生を司る女神様がいた。しかし圭の体は不具合で女になっていた。その上にその代わりにもらった称号【魔法銃戦士】はその世界で一番といってよい
ほどの最弱称号だった。また、ステータスも前世よりかは底上げされていたものの、その世界の基準では強いとはいえるもではなかった。それに転移した後の圭の姿はきれいな少女だったため、盗賊に騙され、捕らわれてしまう。そこで盗賊たちに、暴力や薬、強姦などを受け精神を壊されてしまう。それでも、二度目の異世界での人生を生きていきたいという思いで神から貰った伝説の銃【シュナイツァー】と最弱スキル【魔法銃戦士】の隠れチート能力で盗賊たちを殺して脱出し、魔法銃【シュナイツァー】や後からできた仲間たちと共に異世界で生きていく、そんな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-30 00:00:00
7940文字
会話率:62%
異世界勇者募集の張り紙につられ、俺は異世界に勇者として召喚された。しかし俺の手元にあるのは、伝説の銃と、一回の戦闘で一発しか使えない銀色の弾丸のみ。窮地に立たされた俺は、他の勇者たちにも見捨てられ、一人で生きていくことに…
最終更新:2016-01-25 20:45:33
64389文字
会話率:39%