元天才子役のマリエ・ナワテは、ある日、半ば連行のようなかたちでデリスランドの外務省本部に連れてこられていた。
その理由は、デリスランド外務大臣から直々に、あることをナワテに要請するためだった。
要請内容は、『隣国であるアダルア王国に潜
入し、芝居を用いて洗脳工作を仕掛けろ』というもの。
アダルア王国に住むアダルア民族は世界で唯一、魔法を使いこなすことができる種族である。加えて、デリスランドとは国交断絶でありながら休戦状態という難しい間柄にある。
そして、ナワテの亡き母の故郷でもあった。
危険かつ、そのきな臭さから拒否しようとしたナワテだったが、断れば自社の経営に圧力をかけると大臣に脅され、強制的にこの任務を引き受けることとなってしまう。
潜入したナワテは、アダルア御三家の息女であるデスレタ・ディヴァンジッチ・ブルーバーグ、そして母の旧友の娘、ルル・マッケナーと出会う。
二人と関わることで、アダルア王政の悪しき体質、そこに抗った亡き母の過去が緩やかに氷解していく。
ナワテの母が祖国に残した想いとは――
デリスランド側の真の意図は――
そして、アダルアに隠された魔法の秘密とは――
これは、芝居と魔法の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 22:31:14
207145文字
会話率:33%
世界中を巻き込んだ「日本大戦」が事実上の休戦状態となり約2年。暴走した軍部の圧政に対抗する反政府武装組織が乱立し、荒廃した日本国内では【魔法】の存在が認知され、戦闘に利用されていた。
「東京解放戦線」に所属する陽平たちは、とある作戦行動中に
接触した謎の組織「ロストプレイス」との出会いにより「本当の戦い」に身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 00:00:00
111723文字
会話率:43%
アトランティス大陸のムー王国は、長い夏が終わり、これから長い冬を迎えようとしていた。
狂王パトリックを倒し、スチュアート家から王位を奪って依頼、王国の諸侯は不安定な休戦状態を保ってきた。
だが、国王ジェームズがチャールズ・ジェラードを強大な
権力を持つ《宰相》に任命してから、状況は一変する。
それぞれの家の覇権をめぐり様々な陰謀が渦巻く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 12:40:05
17944文字
会話率:43%
21世紀半ば、国際連合は地球温暖化抑制のため新たな動力源を探していた。そして研究の末、開発された技術を俺たち人類はこう名付けた「魔法」。魔法のおかげで、世界中の人々の生活はよい方向へと向かうはずだった。
ところが魔法が開発された翌年、
とある武装集団が聖地奪還のために超爆裂型魔法を使い国を一つ吹き飛ばす事件が起こった。この事件の余波は周辺諸国にまで及び、終いには世界大戦までに発展していった。
事件の数ヶ月、その余波は日本にも飛び火し日本は戦争体制下に置かれる。日本政府は実験を重ね、魔法師や魔獣の開発にいそしみ、その戦力を戦地に送り込むのだった。そして長年続いた大戦は、ようやく休戦状態に入ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 18:00:00
27601文字
会話率:39%
休戦状態にあった日本と米国。しかし、運命の日はやがて訪れる。高野予備役中将暗殺未遂事件とともに、第2次太平洋戦争が開始される。
用意周到な罠を配置し、開戦する米国側、大日本帝国は窮地に追い込まれる。
高野予備役中将は激怒して現役復帰するが
・・・
日本は窮地から脱することができるのか、そして、激怒した中将がとる行動とは・・・
圧倒的生産力を有する米国を止めることができるのか?
そして、帝国はあの敗戦をもう一度繰り返すのか?
物語はいよいよクライマックスへと疾走する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 07:00:00
28266文字
会話率:21%
ヴェルファート島にある国・ヴェストは隣国ヴォルファルアと半世紀前から戦争をしていた。しかし、現在は実質休戦状態に陥っている。国交も交戦もなく、お隣なのに接触皆無のここ数十年。平穏すぎて、寧ろ気味が悪い。
そんな膠着した戦況の中、ヴェスト第二
王子ライトは側近レシアとともに自国の離島からの帰路の途中で、一人の旅人――アルトと出会った。しかし、その途中で野盗に襲われ、アルトが実は戦争中である筈のヴェストと隣国ヴォルファルアとの混血種だと発覚する!しかし、その〈混血種〉は本当はヴェストにはいる筈のない存在で?
ある意味、主人公の成長録。
自由気ままに生きているようで、実は大体が異母兄ルークの手のひらの上な異母弟ライトの話。
彼は仲間(人外を含む)を増やしながら幾つもの事件(?)を解決していくが、何時か主人公は異母兄を超えられるのか――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 12:00:00
579983文字
会話率:46%
記憶を失った皇女が敵国騎士と出会い世界を変える、とある世界の物語。
海を挟んで向かい合う二つの大国は、それぞれの独自の武力により拮抗し、いくつかの国を従えあるいは連合し、敵国同士としてそこにあった。今は、つかの間の休戦状態となっていた。
ディスタード帝国の第一皇女であるアデレードは、皇帝の父に甘やかされ、ほかに咎めるものもいなかった。17となり、女帝への即位が近い彼女は、帝国の属国一つであるミニエーラ王国など関係国への外遊のため船で海を渡っていた。
順調な航路であったが、その途上、アデレードは船から落ちてしまう。
目が覚めたアデレードは、愛称のアディという名前以外、一切の記憶を失っていた。
彼女が誰なのか。黒い宝石が埋め込まれたペンダントだけが唯一の手掛かりだった。
そして、彼女はレオール王国の軍港都市で、敵国騎士に助けられるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 23:58:40
244702文字
会話率:46%
由紀夫の考え方と由紀夫と関係した人達の考え方と現在の自衛隊や国内状況。
最終更新:2021-05-13 01:00:00
6005文字
会話率:5%
遺伝子操作で生まれた子供達。彼らには所謂、念動力などの力があった。実験体の多くは力を使うたび脳が損傷し、死んでいった。しかし、その力を自在に使いこなせるアルテミス、タカシ、リクトの3人の子供が生き残った。彼らは、人間達との共存など始めから諦
め、早々に人間に見切りをつけていた。そして、人間達は自分で滅ぶ道を突き進んでいた。
地球合衆国と火星連邦は一応の休戦状態だが、地球合衆国大統領は、火星殲滅を目論んでいた。そんな時テロリストが地球に核テロを実行した。火星に罪を擦り付け、火星への核攻撃に踏み切る合衆国。
人類の支配を目論むアルテミス達。太陽系の大富豪ハッデンの協力を得て、地球合衆国への攻撃を始める。ハッデンと彼が作り出した自意識を持つコンピュータ、オリオンによって合衆国、火星よりも進んだ科学技術を手に入れたアルテミス。彼らの戦艦テティスの前に合衆国軍数千隻の艦隊もガラクタのように破壊されてゆく。
合衆国を乗取ったアルテミスは、合衆国の政治形態はそのままに、大統領よりも上位の支配者として君臨した。
手を触れずに脳を破壊する事も出来る彼女は、官僚達から怖れられる必要も、尊敬される必要もない。
逆らう者を躊躇なく殺し、没収した超富裕層の財産を人類へ配分、言論の自由の保証を宣言した。彼女を認めない人々の中にも、固定してしまった格差、単なる金銭回収装置と化した政府への不満から、アルテミスを讃える者も出始める。
しかし、木星には合衆国軍艦隊が生き残っていた。
ハッデンとオリオンが作り上げたロボット、ヘレナに地球を任せ、木星に向かうアルテミス。木星の合衆国軍は、新しい強力な兵器を完成させていたがテティスの前に木星艦隊も撃破されてしまう。小惑星帯にいる地球を核攻撃したテロリストを捉え、地球の司法に委ねるアルテミス。こうして彼女の太陽系支配は完了した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 12:33:26
43495文字
会話率:4%
ーあの有名な剣を探しにきたんだー
この世界には素材を元に剣を作り、その上に魔力を付加する事により、剣士に力とスキルを与える鍛治師と呼ばれる者達がいる。
鍛治師は使い手と共にパートナーとしてタッグを組む事が多い。剣士をを最強にするのが
鍛治師の役目
休戦状態の帝国と王国がいつ戦争が始まるか分からない。その為両国穏やかとは言えない。その為一流の剣士と一流の鍛治師が必要とされている。
その状態の中で遠い東の島国から来た青年と小さな村に住む鍛治師を目指す少女の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 03:15:46
6444文字
会話率:53%
目に見えない『波』という力が満ちた世界。大陸の国々はその力を求め争い、休戦状態になったのが十数年前。人々はいつ終わるとも知れない平和を謳歌していた。
大陸の北にあるウアルティーナ王国は、現在二人の王子が次期国王の座を巡り競っている。王城楽団
に所属するミミルは、剣呑とした城の雰囲気に辟易としながらも、楽師として演奏に勤しんでいた。
冷たい許嫁の対応、心から音楽を楽しむ人のいないサロン、そして自分の演奏を聴いて眠ってしまう国王。本当に自分はこのままでいいのだろうか、と日々迷いながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 22:21:50
15303文字
会話率:29%
とある独裁国が長年敵対し休戦状態だった隣国に突然侵攻した。
その先兵として送り込まれたのは特殊な能力=|権能《ギフト》を使う
異形の部隊だった。
その独裁国の軍で事務方に所属する女兵士ソヨンは「運が悪い」が口癖だ。
実際に彼女の人生は運が
悪いとしか言いようがなかった。
彼女は生まれつきの体質で虚弱で、そのせいで家族以外からは疎まれ
同僚達に嵌められ国主導の怪しい実験の献体に選ばれたり
その実験の成功で|権能《ギフト》を得たことで畑違いの脳筋ばかりの
実動部隊に異動になった挙句に上層部の無茶ブリ任務のせいで
【脱走兵】として追われる立場になってしまう。
これは生き延びるために仕方なく必死に戦うソヨンが
美味しいものを食べて平穏な生活がしたいというささやかな本人の希望とは
裏腹に追手を撃破し続けることでさらに強敵を引き寄せてしまいという
嬉しくないスパイラルに陥って世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれてゆく、
とてもとても運が悪い女兵士の物語。
「上層部のクソッタレども~!!ぜ~ったい生き残ってお前らより沢山美味しいものを
食べてやるです~!!」
果たしてソヨンは無事に平穏な生活を手に入れることができるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 00:05:00
6884文字
会話率:2%
~愛、裏切り、偽装恋愛、そして復讐。運命に翻弄される追放王子の波乱の人生~
バラストゥル王国は人口300万人を抱え、農業、漁業、畜産を主な産業とし、王都ルバロンは商人の町として交易で大いに栄えていた。
バラストゥル王は賢帝で策略家であった
。
周辺国を攻略しては領地の拡大を常に続けた。
服従を約束する国に対しては婚姻や同盟を結び、逆らう国に対しては武力で従えさせていた。
海を隔てた大陸の帝国ツヤマドルトとは、武力の均衡から休戦状態にあり、情勢は常に緊迫していた。
かように好戦的なバラストゥル王は、絶大な権力を持ち、誰も逆らえなかった。
バラストゥル王には3人の王妃と多くの愛人がいた。
第一王妃は同盟国バリステの王家から嫁がれたメローア妃。
聡明で心優しく国民からは一番慕われていた。
世継ぎを生むことを両家から期待されていたが、一人目の王女は幼いときに病気で亡くなってしまい、二人目の王子は生まれてすぐ事故で亡くなった。
第二王妃は小国サラトゥーンの王家出身であるアベユマ妃。こちらも政略結婚であった。
とても体が弱かったため、あまり表に出ることはなく、子どもにも恵まれなかった。
第三王妃は、庶民出身のサリルリ妃。女優として名を馳せていたところ、バラストゥル王に見初められて輿入れした。
生まれも育ちも貧しく卑しかったことが大きなコンプレックスとなっていたサリルリ妃は、どんな汚い手を使っても、自身が女王になる野望を抱いていた。
そのために他の妃や愛人が生んだ王子王女を次々と殺し、自分より序列が下の愛人を罠にはめては残酷に消していた。
そんな中、第一王妃が待望の妊娠をするのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-15 00:23:10
114225文字
会話率:46%
それは束の間のひと時。
賢者と聖者と呼ばれるモノが世界を取り仕切り、戦争が繰り返し行われていた。
その戦争も一時的な休戦状態となり、30年ほどの月日が流れ。人々が平和な世の中に慣れ始めていた頃…。
物語は一人の少女を中心として
、静かに動き始める。
傷つき、傷つけ。紡いだその先に後悔しないように…。
「前を向いて生きていきたい」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 12:00:00
16318文字
会話率:26%
戦場を震撼させた天才魔導士は英雄と呼ばれ続けていた。
そして世界を血の海に変えたアルメリア世界大戦は今、一人の大きな力によって一時休戦状態となった。
だが英雄は記憶を無くし力に溺れた英雄と呼ばれるようになった・・・
魔法が嫌いな英雄の娘
に今、何かが起ころうとしている
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-15 17:40:54
693文字
会話率:60%
忍──高い身体能力と忍術を駆使して戦場の最前線で戦う者達をそう呼ぶ。彼らは諏訪・大和・倭の三國が繰り広げる大規模な戦争の貴重な戦力として、戦場にその身と命を晒す。長きに渡って続ている大戦も現在は数回目の休戦状態にある。
諏訪の名家・紫苑
家に生まれた杏は、生まれつき忍術が使えない落ちこぼれ。その実力を底上げする為に彼女は日本に渡って修行をすることに。しかし日本に渡ってきた理由はそれだけではなくて──。
子供達を取り巻く人間模様と、心の成長を描く物語。多感な彼らの抱く感情の移り変わりをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-15 22:00:00
109849文字
会話率:54%
この世界には魔法が存在している。
魔法とはなにか?それは魔物とたたっていくための力。
この力には、大まかには7つの力がある。
火、水、風、土、光、無、闇だ。
他に、派生属性持ちや、特別属性もいる。
闇属性持ち人は存在していない。という
のは、闇属性は、魔人しか使えず、一般的に黒魔力とも言われている。
そして、魔物の中でも強い奴は、人間の形をして、また脳も発達していた。これを魔人という。
魔人は人間の言葉を発することができたが、人間共と仲良しごっこできるかと、人間の言葉を聞きもしなかった。
そして、魔物と人間との戦いが増していき、ある一人の物が現れた。
それは、魔物3000匹を一瞬で倒し、魔人と戦いを休戦までに追い込んだ。
そのものを英雄と称え、英雄に、王国の王と同権力を与えた。
そして、休戦状態といっても、上位の魔物にも、プライドがあるためか、独断で責めたりして、人間を殺戮していた。
それを聞いては英雄が駆けつけ、魔人と戦っていた。
これは英雄の話である。
1章は1~6話です、一様書き終わりました。
すこし、話を考えているため、すこしお待ちください。良い仕上がりにしたいので
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-15 00:00:00
32982文字
会話率:52%
西暦二二〇〇年代初頭、エウロパ独立後の太陽系。
木星周辺では、エウロパの先住民サルタンの復活後、パラサイコメトリーと呼ばれる能力を持つ人類が出現する。彼らの能力はマクスウェルの悪魔と同じものであった。
連邦と同盟は休戦状態であったが、ガニメ
デで起こる惑星間為替市場の変動が、同盟の経済に影響を及ぼし始める。
この作品は「HADAL ZONE」の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-08 13:51:04
2455文字
会話率:47%
山の中で母と暮らしていた少女フレアは一二歳の春、運命に捕まった。
国の主が沈黙して十数年、休戦状態だったアリス国内が彼女を中心に活気を取り戻す。他国に恐れられたかつての狂気を取り戻す。
最終更新:2015-01-04 17:00:00
8888文字
会話率:40%
時代は30世紀。突如として現れた巨大有機生命体。人類は核を用いてこれを撃滅する。しかし重大な環境汚染が発生し、そこに残された人ごと隔離した。残された人たちは生き延びるために有機生命体を喰った。そして手に入れた圧倒的なパワー!彼らは【生き残り
】と名乗り、復讐を開始した。彼らの復襲撃から百年。休戦状態の中人類はついに、身体強化戦闘外装【エクシード】を創り出す!青年、門矢ユウマと天才少女、瀬音志奈は人類と人外の戦いに終止符を打つことは出来るのか!?*これは黒歴史小説をリメイクしてみたものです。中二病全開のストーリーですが、生暖かい目でみてください(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-25 12:00:00
23086文字
会話率:63%