近未来、人類は“虫達《バグズ》”と呼ばれる巨大な害虫との戦いを強いられていた。
ユニットを指揮するアカネは強化外骨格を装備して、自身も戦場へと趣く――。
※人間ドラマはありません。戦闘描写がメインです。
最終更新:2020-02-26 07:00:00
9580文字
会話率:19%
ときは一九九三年、モガディシュに二機のUH六〇ブラックホーク中型多目的軍用ヘリコプターが墜落し、合衆国《ステイツ》の上層部は強い危機感を抱いていた。
米国は今後も必要に応じて世界中で展開し続けたい。だが、兵士たちの遺体が裸にされ、引きず
り回されるという映像が全世界に向けて放送されるのはごめんだ。
そこで生み出されたのが、遺伝子情報を戦闘に特化した形に変更を加えた特殊部隊員《オペレータ》。“人喰らい《マンイーター》”と呼ばれる存在だ。
“人喰らい”のウィリアムは仲間たちとともに、自身を裏切ってオアシスのなかの研究所跡に立てこもる主任設計者《チーフデザイナー》の身柄を確保するために、戦地へ赴く。
そこで待ち受けているのは過酷な戦場だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 00:00:00
10365文字
会話率:28%
人型兵器が戦場を闊歩する近未来の世界。日系アメリカ人の少女、筑波九十九(つくばつくも)は民間軍事請負会社PMCブラスト社の非公式請負社員――傭兵として、東欧はスフェール半島の地に赴く。少年兵を指揮し、半島で虐殺を繰り広げていると見られる民
族主義者グレゴール・G・ギーツェンを逮捕し、ハーグの国際刑事裁判所へ送るために。
兵器の優位を前に、任務は順調に進んだかに見えたが……。
ギーツェンは何者なのか。そして、動乱の背後に潜む、不都合な真実とは何か。
※2020年4月10日に発表された第8回ネット小説大賞の一次選考通過作品(https://cg-con.com/topics/11422/ )に選ばれておりました。応援してくださった皆様方、どうもありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-15 22:03:28
139453文字
会話率:28%
これは、人類(ぼくら)の罪の物語。
二十一世紀中盤、世界取り巻くテロの事情は、大きく変わっていた。
指導者のいない組織、予告のない犯行、まるでテロを起こす事自体が、目的のように、、、そんな中、浮上した一つの言葉 <アイ>。
そこから始まる
のは、無慈悲な、人類への罰だった。
テロリズムや人類をテーマにした、SF要素のある軍事冒険譚です。
初めての作品なので、緊張しますが、すこしでも、こういうジャンルに興味が、
ある方は、軽い気持ちで読んでみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 16:22:56
6824文字
会話率:15%