この作品は物語と歌詞が一体となったものです。物語で背景を味わい、続く歌詞をお楽しみください。
最終更新:2025-04-04 11:00:45
1131文字
会話率:0%
私だけが王子の本当を知っている。私だけが王子を救えるの。他の誰でも無い、私こそが。だから婚約破棄なんてさせないわ。彼を連れてなんていかせない。彼を私の元へ繋ぎ留められるのなら何だってやって見せる。蝋燭を絶やさず、呪文を唱えて、剣を手に立ち向
かっても見せましょう。貴方の目玉も、舌も、腕も脚も、髪の一本すら■■■■■になんて渡さない。貴方へ縋りつく醜い腕の悉くを刈り取っても見せましょう。いいえ。いいえ、王子。私は狂ってなどいません。私の愛は、貴方への愛は、貴方を包む全てを祓ってみせます。狂ってなどいません。狂気など。だから、ねえ、私の所に居てくれるわよね? 大丈夫よ、必ず貴方を守って見せるから。例え貴方と共に深い混沌の水底へ沈んでいくとしても、躊躇いはしないわ。愛しているの、王子。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 20:05:46
6856文字
会話率:31%
仕事のミスで、ぽろぽろアズキみたいな大粒の涙を流していた、世間知らずの垢抜けない少女はもういない。
ワーカホリックな狂戦士を造ってしまったのは、他の誰でも無い。この僕である。
半端者なビジネスマンの、脆く鈍い気持ちを書いたラブストーリー。
とても短めの連載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-10 19:40:45
5204文字
会話率:26%