異世界転生した聖女、だけど犬!?
犬好きの結実は憧れの介助犬訓練士になったばかり。
それなのに地震で命を失うなんて!……と思っていたら女神のせいで変な世界に?
しかも私が犬って、いったいどういうこと!?
最終更新:2024-06-13 19:07:11
10771文字
会話率:31%
それは、足に障害を持った子供の僕と、それを支える大きな犬のさくらとの物語。
僕は足が不自由で、小学校の生活が・・・全てがイヤになっていた。
僕の生活はみんなと違い、特別なもので、移動もクラスの決まりも、トイレすら特別だった。
僕を見る周りの目も、特別だった。それがスゴく、イヤだった。
そんな僕に、とつぜん現れた白くて大きくて、どこかマヌケな顔をした犬のさくら。
さくらは歩行介助犬と言われる犬で僕の生活をサポートしてくれるらしい。
僕はさくらと出会い、様々な「初めて」の経験をさせてくれる。
それはみんなにとっては普通かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
ただ、それは僕にとって大冒険だ。
そして様々な出会いを教えてくれて、さらに大きな舞台へと僕の手を引いて行くんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-28 08:00:00
146594文字
会話率:41%
<これは、現実に起こったことを元にして書かれた、フィクションです>
日本にはまだ65頭前後しかいないという聴導犬。聴覚に障がいのある方に、 生活で必要な音を報せるのが聴導犬だ。候補犬を保護犬から育てることを目的に聴導犬育成を日本で開始し
た「ニッポンん聴導犬協会」。障がいのある方と候補犬とのすてきなかかわりだけかと思いきや、たどってきた道には脅しあり、罠があり。殺しあり・・・?!。その道のりは、まるで大海原を木の葉のような小さな舟でこぎ渡ろうとする無謀な冒険に似ています。たどりつく先は「ハッピー」という港であってほしいけれど、そう簡単には進まないのが現実。嵐の日もあれば凪の日だって何日も続く。どっちに進めばいいか迷うたびに「こっちだよ~」と導いてくれる方たちがいっぱい。おかげさまで、暴風雨の中での航路でも「笑顔とハッピー」は欠かさない。とはいえ、日々、道しるべのない大海を進むしかない「ニッポン聴導犬協会丸」。途中、途中には港とは呼べない断崖絶壁や、得体のしれない怪物だって待ちうける。勇気づけてくれる方たちやユーザーさんたちの笑顔に支えられて、今日も大海原を「ちゃっぷ、ちゃっぷと、波をかき分けて♪」。みんなで小舟をこいで行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-06 20:00:00
14032文字
会話率:21%
文学フリマ短編小説賞投稿作品。
Twitterの診断ツールで、『孤独な犬が主人公の学園ドラマ(エロエロ雰囲気も入れて)ならヒット間違いなし!』と診断されました。信じていいのでしょうか?
実は――犬は人間の言葉を理解し、人間の言葉を正確に書
ける。そのことは、昔は誰も知らなかったが、今ではもう一般常識となっている。某リンゴ社がそこまで予見していたかはわからないが、iPadによって、犬と人間の関係性は歴史的転機を迎えた。
従来、犬が人間から求められたものは、ペットとしての癒しや、介助犬や警察犬や麻薬探知犬などの特殊技能だったが、iPadを通じて、犬はそれよりはるかに多種多様な役割を果たすようになっている。
キラキラゆとりな高校二年生の女の子、魅伊沙(ミイシャ)と飼い犬であるボクの夏休み一日目。勉強もせず、やる気のかけらも見えず寝転がっている魅伊沙から、飼い犬はある「先に片付けなくてはいけない」問題のソリューション・マネジメントを頼まれた。
もしも飼い犬がマネジメントを学んだら。そんな新世紀にワクワクする近未来青春コメディ。
結構サクッと読めちゃいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 11:02:33
26470文字
会話率:36%
今我々がいる2015年の延長線上ではない、
全く違った技術の進歩を遂げた2020年の日本。
高齢化社会は高齢社会へとその時代を移し、日本の高齢者人口はさらなる増加を迎えていた。
今や介護の仕事に就く人間も珍しくは無い現在、介護職員による
高齢者への虐待やネグレクト、
介護職員の気の持ちようで起こる様々な問題も珍しくはなくなっていった…。
一般職業からの転職や、無職から介護職員へ、といった人々を”誰にでもできる仕事”
という謳い文句ひとつで都合よく受け入れる介護という職業の間口の広さも相まってか、
そういった問題は後を絶たなかった。
そんな折…とある一人?の介護職員がとある施設へと就職する。
その介護職員の名は小金井(こがねい) ひなた。
一見普通の介護職員である彼女には、他の人とは明確に違った特徴が一つだけあった。
何と彼女は…ゴールデンレトリバーと人間との間に産まれたハーフだったのだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 20:10:06
2212文字
会話率:20%