人間とアヤカシが共存する世界。人とアヤカシは互いに干渉しないことを約束に、それぞれの世界の均衡を保っていた。しかし時代が移るにつれ、アヤカシを視れる者が少なくなると、その存在は幻となりいつしか互いに交わした約束は消え失せてしまう。
人に害を
なすアヤカシの蔓延ることとなった世界。この世界の中でもアヤカシと共に生き、そしてアヤカシを封印する者たちがいた。
人はそれを『妖屋』と呼んだ──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 15:53:54
3094文字
会話率:29%
これはアヤカシ草子では決して語られないもう一つの物語。人間とアヤカシの絆を築いたのは陽と十六夜、だけではなかった。
ヒノモトを揺るがしたあの大事件から数年前、幼いアヤカシ木霊が森の外へ逃げてきた。
---これが、すべての始まりだった。
「お
前は生きなきゃいけない。どんな手を使ってでもだ! 生き抜け!」
「生きることがどれだけ大切か、いずれ分かる! 逃げろ、たとえアヤカシを捨ててしまっても…」
『アヤカシ草子』完全新作スピンオフ作品。
銀色の瞳が黒に染まった時、戦いの火蓋が切って落とされる。
黒が銀に侵食された時、本当の絆が試される。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-14 13:57:44
65718文字
会話率:51%
[黒裏部隊(コクリブタイ)] それは一つ軍の名前 人とは違う者が平山という人間により集められ、平山の指揮により戦う 運命を誰よりも憎んだ一人の人間の、刹那の優しい時の物語 ※この話は、まだ部隊
が完成する前の、後に副隊長となる者の話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-26 23:46:31
6708文字
会話率:16%