機道ユウは既に世界を救っていた。
20年前地球外より飛来した謎の隕石『サイバーメテオ』は、世界中のあらゆる機械を暴走させ人類の積み上げてきた文明を蹂躙した。
機道ユウは6歳の時、それをたった一人で止めたのだ。彼は天才だった。
その後ユウは奇
跡の動力機関『ディバインエンジン』を開発し、その恩恵によって人々は世界を復興させた。
余りにも偉大な功績にユウのことを神と崇める者も少なくはなかった。彼が18歳の若さでこの世を去った時は、世界が悲嘆に暮れ、それを信じられない者もたくさんいた。
だがその1年後。世界に再び危機が迫り、同時に実は機道ユウが生きていたことが判明する。
ディバインエンジンを悪用し世界を蝕む邪悪を前に、人びとはもう一度彼に救いの手を求める。
だがユウは言い放った。
「俺は人間が嫌いだ。世界を救ったのは間違いだった」と。
世界を救ったはずの少年の正体は、他人の不幸に同情も感傷も抱くことは無い最低最悪の冷血漢だった。
彼にいったい何があったのか。そもそも彼はなぜ世界を救ったのか。
世界はまた救われるのか。人類に未来はあるのか。
カギを握るのは機道ユウが自ら組み上げた一台のオートバイ。神秘の心臓を持つそのマシンに奇跡が起こり魂が宿る時、止まっていた物語が動き出す。
始まる一人と一台の旅路。この戦いはきっと神話になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 21:30:24
159468文字
会話率:39%
中学生がかいたものです。趣味でかいてみたものです。ぜひ見ていってください
あと異世界アニメが大好きです
俺は元々人間だったが普通に生きていたら冤罪をかけられて死刑にされ死んだ。そのことから俺は人間が嫌いになり駆逐してやろうと決意する。
最終更新:2025-02-27 10:21:38
3473文字
会話率:0%
ここは、魔法を使う人間と魔物が暮らす不思議な世界。
ルイは、人間をうらむ魔物の国ヴェリア王国にすむおおかみ男の子どもです。
人間が嫌いなルイは彼らと関わらない生活を送っていましたが、ある日ルイは人間の国モンステラ帝国の幼い王女フェリネと仲良
くなりました。二人はこっそりと夜に会い一緒に遊んでいましたが、それに気づいた人間たちはフェリネをモンステラ帝国の奥へと攫ってしまいます。
大切な友達を取り戻すため、冒険に出るルイ。果たして彼は、フェリネを救うことができるのでしょうか────⁉︎
かわいい童話風に、対立する魔物と人間を描いた冒険幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 21:23:47
100186文字
会話率:29%
<あらすじ>
人間は、神様から魔法を授かりました。
魔法を授かった人間に、神様は創造の主として努力するように言いました。
力を持った人間は力を使って、他の種族を滅ぼしました。
神様は悲しみました。滅んだ種族たちの魂
が神様の涙に宿り、世界に降りそそぎました。
落ちた涙を人間はティナと呼びました。
ティナは人間が嫌いでした。ティナを受け取った人の形を変えて、人間に復讐をしました。
天を貫く世界樹より神が見守るとされる世界
太古より続いた種族戦争を終え、魔法を使う人類が治めた平和な世となった
人と人とのいさかいはあれど戦争はなく、罪人はいても世界を転覆させるほどではない
これはそこで生まれた魔王と呼ばれた一人の男と
世界への恨みのなかで無垢に育った少女の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 00:00:00
586103文字
会話率:43%
僕は悪い人間。僕の周りには不幸な人がいる。
僕と関わる人は不幸になる。そう、僕は疫病神
僕は人間が嫌いで嫌いで大好きだ。時には馬鹿みたいに道を踏み間違えて
時には何もかも人のせいにして逃げる。
そんな人間のちっぽけな被害妄想が好きだ。
だか
ら、今日も僕は不幸を撒き散らす
そんな一瞬の人間の美しい醜さを見るために
僕の周りにいる人間たちは、みんな少しずつ壊れていく。
まるで精巧に作られたガラス細工に、僕という何かが触れてひびが入るように。
でも、それが楽しい。
その痛みと苦しみを隠しながら、笑顔で生きようとする人間の滑稽さ。
「僕がいなければ、この人たちはもっと幸せだっただろう」
そんな風に思うと、なんだか笑いが込み上げてくる。
誰かとぶつかるわけでもなく、ただ黙って観察する。
人間はみんな何かに追われている。
仕事、恋愛、家庭、夢。
「そんなもの、全部どうでもいいじゃないか」
心の中でそう呟くと、妙に胸が痛んだ。
僕自身も、追われているからだ。
でも、その追われているものが何なのか、よくわからない。
ただ一つだけ確かなことがある。
僕は、自分の不幸さえ愛している。
ある日、僕の目の前に現れた一人の少女が言った。
「君、本当は誰よりも救われたいんでしょ?」
その瞳には、僕の中に隠した闇と同じ色が映っていた。
彼女は笑っていた。僕が今まで見た誰よりも醜く、そして美しく。
その瞬間、僕の世界が少しだけ揺らいだ気がした。
それが始まりだった。僕という「疫病神」が、その正体を暴かれる物語の。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-16 09:22:56
5833文字
会話率:25%
碇二亜《イカリニア》は人間が嫌いだった。
笑っているだけで何となく進む日常も嫌いで、媚びを売れば何とかなってしまっていた歪な職場も嫌いで、喧嘩が絶えない家族も嫌いだった。
そんな彼女の唯一の趣味が、乙女ゲームの悪役令嬢が主人公を苛め
る所を見る事。
悪役令嬢が主人公をいびる部分だけゆっくりと堪能し、主人公が恋をしそうになったら未読スキップボタンを押し、選択肢はなるべく主人公が誰ともくっつかないように操作し、万が一悪役令嬢が痛い目を見るようになったらプレイをやめるなんていうプレイで、日常の憂さを払っていた。
とある日曜日、朝から酒を飲みそんな事をしていた彼女は、母と父の喧嘩の声が聞こえプレイ中のゲームを止め、仲裁に入る。
唯一大好きだった母に教えられた紅茶、そのティーカップが父によって割られていく居間で、彼女は凶刃に走ろうとする母を止めに入ろうと、鋭利な破片を拾い自分の首元に当てブラフで二人の冷静さを取り戻させようとするが、酒に酔っていたのもあり転んだ拍子に結果として自害してしまう。
目が覚めると、そこはプレイを止めたままだった乙女ゲームの世界。
悪役令嬢の記憶を持ったまま、先の展開も知らぬまま、彼女は『レイジニア』として紅茶のカップをゲームの主人公『ウェヌ』の前で持っている状態だった。
勢いのまま主人公を部屋から追い出すが、すぐにいつも自分のしていた事を思い出す。
――彼女にとってのバッドエンドは何だろうか。
全部のフラグを折ったなら、彼女は不幸になる。
その勘を信じ、彼女はウェヌに言い寄る男性の好意を壊す事を決意する。
『もし魔物に襲われる所を救われるならば私が代わりに魔物を倒せばいい』
『もし執事に慕われるならば執事の失態を見せつけてやればいい』
そんな事をした結果、彼女自身がウェヌに好かれる事も知らず、レイジニアは奔走を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 08:49:38
279084文字
会話率:31%
結城琥太郎は人間が嫌いである。しかし、百合の花は結構好きだった。
最終更新:2024-05-12 20:21:58
7185文字
会話率:42%
世の中の周りの人間が嫌いな「私」。皆普通で、ありふれていて、枠にはまってて。それをくだらないと思っていた。
でも、彼は違ったーー
そんな彼を通して、気持ちが揺れ動くごく普通の女の子の物語です。
最終更新:2024-04-21 18:45:38
1556文字
会話率:11%
「あの、すみません。あの」
「ん?」
「あ、あの、謝らせていただけないでしょうか」
「はぁ? 何を謝れって?」
「い、いえ、あの、謝らせて欲しいんです」
「だから、ん、謝らせて……?」
「はい、すみません。謝らせてください……」
彼は『いや、もう、すみませんて謝ってるじゃないか』と言い、この場を和ませてやろうかと思ったが、その男の卑屈な笑みを見てすぐに考え直した。電車から駅のホームに降り、数歩歩いたところで後ろから声をかけてきた男。やや俯き、浮かべるその笑みは『自分は優しい人間です。だから危害を加えないでください』と言っているようで癪に障る。おれはこの類の人間が嫌いなんだ。胸がむかむかする。
と彼は相手に伝わるよう不快感を露わにした。
「ひっ、あ、あの、謝らせてください……」
「あぁ? だからさぁ」
……何をだ? 彼はそう思った。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-23 17:20:00
1848文字
会話率:65%
この作品は『蛇と流星』『暗い海の狢』『世界を盗んで心を施す』『灯火は絶えず燃える』の4作によるオムニバス形式の作品です。
『蛇と流星』
周りの人たちから【蛇】と呼ばれ敬遠され続けた男、加々地龍也。
龍也は周りの視線や陰口によって家から出なく
なっていた。
ある日、龍也は家の庭で光り輝く物体を見付け、その光にナガレと名前をつけた。
ナガレや恩師、他の生き物たちとの出会いや交流によって龍也は次第に変化していく。
『暗い海の狢』
海里が拾ったたぬきは同じたぬきたちから出来損ないだと仲間ハズレにされたたぬきだった。
ひとりが寂しいという気持ちは海里にもよくわかった。
暗い海の底に沈められたみたいに、誰かに助けを求めることすら出来なかった。ただ与えられたものに流されていた。
これは1人の少女が自分のために誰かのために声をあげる物語。
『世界を盗んで心を施す』
人間が嫌いな妖イノザサと親に捨てられた人間の子供蝶々が、歩み寄りすれ違い、お互いの存在によって自分の世界が変わっていく。
『灯火は絶えず燃える』
かつて人間を愛した龍の神様は妖たちの頭領となった。頭領に想いを寄せる人間、蝶々は妖に育てられた。蝶々は想いを受け入れてくれない頭領に何度も想いを伝える。頭領と蝶々の想いの行方は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 00:00:00
79501文字
会話率:51%
春に君と出会った━━━━━━━━。
高校2年の春、幼い頃から人間が嫌いでこの世が退屈だらけと思っている青年 明星 光(あけぼし ひかり)は新学期でも退屈だと感じていた。そこで1人の少女ステラと出会い彼の環境は大きく変化する。
最終更新:2023-09-19 18:00:33
1641文字
会話率:56%
大学生になった倉里果澄(くらさとかすみ)。
他人より感性が少し繊細で恥ずかしがり屋な少女が暮らすほのぼのとした日常生活の物語です。
「でも……、ごめんね。やっぱり私は人間が嫌いです」と少女は言いたかった。
最終更新:2023-08-05 07:00:00
100992文字
会話率:35%
誰しも嫌いな人間はいると思う。性格が嫌い?顔が嫌い?私は強いて言うならあの人の生き方が嫌いだったかな。
この記録は性格の悪い人間が嫌いな人間を思い想いを寄せ散る話だ。
最終更新:2023-06-26 09:03:30
376文字
会話率:0%
高校2年生の南雲夏夜は、雪女が近くの山に住んでいるという噂を学校で聞かされ、真偽を確かめるために白雪山に向かった。そこで出会ったのは謎の少女だった────
日常と非日常が交じり合うファンタジーにして、登場人物が現在、過去、未来の全てに向き
合う物語です。何卒。
人間が嫌いな全ての人に届けたい。
感想頂けるととても嬉しいです。
この作品はカクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893747469折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 12:18:31
223493文字
会話率:51%
類まれなる魔法の才能を持ったせいで親に捨てられ、人間が嫌いになった。
でも、そんな私でも本気で困ってる人を見捨てることは……さすがにしない。
令嬢に言い寄られてる噂の金薔薇の貴公子を助けたことで……どうやら彼に懐かれたようだ。
女難
のワンコ系美少年x人間嫌いの女密偵
名前などに別の言語が使われておりますが完全にただの趣味ですのでそういうものとご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 11:50:54
11887文字
会話率:34%
あの日まで、黒猫は独りぼっちだった。あの日まで、黒猫は人間が嫌いだった。あの日まで、黒猫は孤独を望んで生きてきた。そうやって自由に生きること。それが、それまでの黒猫の全てだった。誰からも求められず、誰も求めずに、ずっと……。だけど――あの日
、あの冬の日。「彼」という人間に出会ってから、全ては変わる。歩み寄って拒絶され、それでもなお歩み寄ってきた、嫌われ者の黒猫に唯一笑顔を向けてくれた変わり者。それは黒猫に、それまで知らなかった優しさを教えてくれた。黒猫にとって初めての友達だった。そんな彼と一緒に過ごした一年。互いの孤独を埋め合うように過ごした一年。黒猫にとって、いつしかかけがえのないものになった時間。その中で、彼の温もりに触れながら、黒猫はただ漠然と願っていた。ずっと、いつかボクが先立つその時まで、この温かい日常が続けばいい、と……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 20:54:40
31315文字
会話率:19%
フィアセレスという精霊がいた。
彼女は森の魂だった。
彼女は人間が嫌いだったが、ある日一人の新米冒険者と出会った。
最終更新:2022-12-21 19:50:11
4000文字
会話率:42%
むかしむかし、山奥の洞窟には少女の姿をした神様が住んでいた。
神様はとある事情で人間が嫌いで、また神力を上手く使えないでいた。
修行神としての役割も果たさず、無為で怠惰な日々を送る神様であったが、ある日人間の男が偶然その洞窟を訪れたことによ
り、止まっていた神様の日常が一変することになる。
果たして神様は再び本神を目指すことができるのか?そして神様の身に起きた過去の忌々しい出来事とは?
これははるか昔の物語ー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 00:01:41
15327文字
会話率:48%
竜の子がいる。
ロングフォード国で噂になっている竜の子供ルネサスは、記憶をなくしていた。
理由もわからないままロングフォードの自警団に所属し、エシャロンと出会う。
人間が嫌いなルネサスと、もうすぐ寿命を迎える妹をもつエシャロンは、徐々に発
動する大きな呪いに巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 21:00:00
35888文字
会話率:29%
主人公のモリエールは正しい神の国を求めるゆえに、醜い人間が嫌いだった。
キーワード:
最終更新:2022-07-09 18:32:30
1730文字
会話率:85%