16歳の高校生 北風タイヨウは深夜自宅トイレで用を足し終えレバーをひねったところ、トイレの水流に飲み込まれてしまう。
目が冷めた時、眼前に広がるのは見たこともない山々だった。
なぜ異世界に流される羽目になってしまったのか?
どうしたら元の世
界に戻れるのか?
そしてトイレで用を足す前の自分の記憶は思い出すことができるのか?
学校・友人・両親・兄妹それら人間関係から孤立し引きこもった少年が、異世界で本当の孤独を経験する。
そして集落でであった老婆たちの言うミギテとしてのタイヨウの役割とは?
一匹の白猫、蟻との奇妙な縁からはじまる冒険譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-07 00:02:14
76449文字
会話率:24%