『誰かの未来を、奪う力』
目を覚ましたとき、世界はすでに“灰色”だった。
空は曇り、地面は瓦礫に覆われ、周囲に人の気配はない。
記憶は、ない。
名前すら、思い出せない。
だが、俺の頭の中にはひとつだけ──“赤い数字”が焼き付いていた。
「∞(インフィニティ)」──それが、お前のコードだよ。
どこからともなく聞こえたその声と同時に、体が勝手に動き出す。
襲いかかってきた異形の影に向かい、俺の手が発動したその力は──
“勝利”を確定させる一撃。だが同時に、誰かの“未来”が消えた。
それがこの世界で、最も忌まわしい力。
名もなき少年が背負う、運命を変える力だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 20:31:53
3911文字
会話率:25%
繰り返される日々に飽きて来た頃、新たな土地に足を踏み入れる事にした。
田舎物よろしく辺りを見回しながら歩いていると、もぬけの殻になった街並みと出会う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事
項2
タイトルの『●』は意味があります。
考察として残して起きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 13:18:20
821文字
会話率:34%