世界でたった一人の魔法使いの少女が、死の運命にある灰かぶり王子を幸せにするために奮闘する話。
▼以下詳細あらすじ
侯爵家の令嬢・エレノアは、ある日の夜会で突如、婚約者のエドワードから婚約破棄を言い渡される。
──そして、新たな婚約者
として現れたのは、エレノアの親友・アナスタシアだった。
「好きな人ができた」と、アナスタシアから恋の相談を受けて以来、ずっとサポートしてきた結果がこれだった。
「エレノアは、まるでおとぎ話に出てくる魔法使いみたいね」
「魔法使いだから、私の望み、叶えてくれるでしょ?」
ああ、そうだ。
魔法使いは、物語の主役じゃない。
幸せになるのも、魔法使いじゃない。
自分の、魔法使いの役目は、誰かを幸せに導くこと。
ならば、望みが叶うように導くから、勝手に幸せになれ。
──幸せになったなら、もう二度と関わるな!!
誰かを幸せにすることで、孤独になることを選んだエレノア。
だが、エレノアはその後、まるで「灰かぶり」のような生い立ちの王子と出会う。
幸せにしなければならない運命との出会いに、エレノアが出す答えとは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 20:00:00
9282文字
会話率:28%
「なんで私が主役じゃないねん」
強気な主人公が、最後に気づいた本当の「主役」とは。
最終更新:2024-11-02 12:21:41
2207文字
会話率:24%
★ 邪神チートでついに始まる、悪役令嬢の闇落ちイベント。儚い恋の行方は――
お人好しな性格ゆえに、足を引っ張られて雲上から真っ逆さまに転落、ひきこもりライフを自由気ままに過ごしていた雪乃。
ある日、友人の京奈と行った怪しい神社の古井戸にの
み込まれ、そこで出会った神様との交渉の後、京奈のための乙女ゲーの世界に転送されてしまう。
悪役令嬢デゼルとして転生した雪乃は、闇の聖女の力を解放するための洗礼を受けた七歳の日に、前世(死んでない)の記憶を思い出し、七歳では理解できなかった、ゲーム的には無名の町人サイファの立ち居振る舞いに惚れ込むが、このままでは悪役令嬢の故郷は三年後には滅ぼされてしまう。
悪役令嬢は主役じゃないから、悲劇を回避できるような年齢設定になっていないのだ。
いくらゲームのシナリオを知っていたって、十歳になる前にこの流れを止めるなんてことができるのか――!?
何を隠そう、こんな展開、神様だって想定外。
悪役令嬢がよもや十歳で戦争の阻止に動くなんて思いもよらなかった神様の本命は、実は、京奈ではなく雪乃。
二万年前に主神と魔神、二柱の神が始めた賭けの決着をつけるべく、雪乃に白羽の矢が立てられたのだ。
だがしかし、お人好しな雪乃は故国の人々も敵国の人々も守ろうと、ナイトメアモードに突入してしまう。
神様は、一人の少女を徹底的に破壊し尽くす残酷物語になんてしたくないのに――
※ この作品は個人サイト「http://kazakiri.velvet.jp/kaza/dezel/」にも掲載(先行連載中)しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 16:07:19
287884文字
会話率:23%
貴族たちが集うパブリックスクール。通称ガーデンには、「氷薔薇の乙女」と評される公爵令嬢がいた。誰をもが羨む美貌と、誰をも疎むその瞳は、近寄り難く。しかし、誰しもが手を伸ばすものだ。高嶺の花。その名はリコリス・アン・ヴァニティア。彼女は乙女ゲ
ーム「Masquerade Carnival」に登場する恋の邪魔役、いわゆる、悪役令嬢だった。
主人公、リコリスは幼少期のとある日に突然、前世の記憶を取り戻してしまう。それは彼女に大きな絶望を与える事となってしまう。それは「生まれ変わったら…悪役令嬢…。」「どうして主役じゃないの?」それは己の配役を恨んだ声だった。そう彼女は前世では「主役の座」を欲しがった一人の役者だった。しかし、与えられたのはまさかの脇役だった。生まれ変わっても得られなかったという失意が幼い子供の心を黒く染める。
しかしそれは彼女を熱く滾らせた。「私に脇役をやらせた神様に、役不足でしたって言わせてやる!」彼女はそう言って失意の底から立ち上がる。
そして誓うのだ。「原作通りの悪役令嬢」として振る舞い、この物語(うんめい)を全うしてみせると声高らかに。そして、彼女は自ら幕を上げる。それは滅びの物語か、それとも死への行進曲(マーチ)か?
「この世にはね、2種類の人間しかいないのよ」
「主役 と 脇役 。そう、私(わたくし)と貴女。脇役は脇役らしく身の程を弁えなさい。」
その言葉で原作ゲームの主人公であるメリー・マイアの物語の全てが始まり、その言葉で悪役令嬢であるリコリス・アン・ヴァニティアの人生の全てが終わる。
それでも彼女は悪役令嬢を貫く、それは自分の役者という威信にかけて。
これは主役になりたいと渇望しても、主役になれなかった哀れな少女の、それでも進むと決めたプライドの物語。これは滅びに抗う物語では無く、自ら滅びへと向かい、そして、死へと向かう物語。
少女は今日も、悪役令嬢の仮面を被り踊るだろう。そうすると強く決めたのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 00:33:30
28391文字
会話率:41%
え?本来、転送された側が主役じゃないの?
禁忌の子?が主役?
転送された世界は白の国と黒の国に分かれてた。ここで主人公になれると思ったのに、結局は脇役に転ずるしかない。
禁忌の子は眩しくて、悲しい色をしていた。
最終更新:2022-04-03 15:50:32
15106文字
会話率:26%
いつも僕のことをイジメから庇ってくれる鬼部先生。今日【お父さんについての作文】の授業があったけど、僕には何も書くことが無い。だって僕は主役じゃないもの。汚い貧乏人。そう思っていたけれど――――
最終更新:2021-09-23 13:24:33
1574文字
会話率:38%
それなりに満足な人生を送っていた主人公だったが、いわゆる異世界への転生を果たした。
人間である自分があっけなく死んでしまう事に危機感を覚えて力を求め始める。
しかし、思った方向とは少し違う形で物事は進んでいき、その場の流れに呑まれていくので
あった。
転生したっていうことはやっぱり世界を救うってことだよね、
いっちょ、世界でも救いにいきますか!
え?
おれが主役じゃないの!?
誰かの暇つぶしにでもなってもらえれば幸いです。
読者が(いるかわからないけど)不快にならないような話になればな~と思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 19:54:59
107112文字
会話率:38%
ある日俺はサブメインキャラになった。
主役は親友の翔。
どうやって物語を進めていくかは俺達の自由。
さぁ!どんな物語にしようか...
キーワード:
最終更新:2019-03-12 20:07:13
451文字
会話率:0%
自分は特別だと思っていた、子供の頃は。
前世の記憶と、精霊を見る事が出来る“眼”。
それは確かに特別だったけれど……。
近所に引っ越してきたのは同じく精霊を見る事が出来て、両親も有名な魔法使い。
しかも長身美形……だけど魔法は使えないとい
う、不思議体質のイケメン。
次に知り合ったのは、この国のお姫様と瓜二つという銀髪美少女。
……だけどどうしてか中身はおっさん。
自分のことを語りたがらない訳ありの凄腕剣士に、ただの精霊というには強力過ぎる能力を持った相棒。
……そんな連中に囲まれれば、自分が特別だなんて言えやしない。
これは、ちょっとだけ才能がある凡人が、特別な仲間達の冒険に巻き込まれる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 18:20:15
166451文字
会話率:38%
この物語の主役は〈ヴェント〉と言う。しかし彼は、この世界の主役じゃない。この世界の脇役である。
だが私は、彼を主役として語ろう。彼が生き、そして死ぬまでの生涯を。
この物語の観測者として、解説者として、そして、傍観者として。
私は〈アカシックレコード〉。この世全てを観測する者。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 15:03:54
70707文字
会話率:17%
この物語には主役しか出てこない。
どの人生もその人が主役なわけだし主役じゃない人生なんてない。
だから華やかな物語をかいてあげようではないか。
もちろん死ぬまでね。
この作品はピクシブにも掲載されています。
最終更新:2017-08-07 16:09:21
20268文字
会話率:38%
小学校で野球部に入っていた矢部翔太(やべしょうた)は中学校でも野球部に入る。
努力しレギュラーになった翔太は初の公式戦で土壇場に追い込まると意外な才能を発揮する。
最終更新:2016-04-05 17:24:04
3987文字
会話率:33%
サブカル大好きな人なら一度は考えたことあるんじゃないでしょうか、異世界トリップ。
そんな夢の異世界トリップ(転生・憑依含む)をした「わたし」だけど・・・あれっ?これ、なんか違う。思ってたのと違う!!ちょっと説明欲しいです!
そんな感じの話。
※続きものにして続けられる自信がなかったので、とりあえず短編で投稿。書き上げた部分だけなので、世界観の説明などが不足しまくりです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-11 19:40:04
4161文字
会話率:21%
ダンジョン物。名前ありモンスターや人は登場しません。
最終更新:2014-05-05 07:00:00
5330文字
会話率:51%
「いいなぁ、こんな人たちに出会えたら人生薔薇色だよ。きっと。」
そういったのは前世の私の娘だった。そう、私には前世がある。いや、おかしい人とかじゃないよ。あるのだ。あるのだからしょーがない。
・・・でも、どうしてこんな展開に!?
最終更新:2014-03-19 11:55:56
3817文字
会話率:25%
俺の周りには物語の主役みたいな奴らがたくさんいる。そしてこの世界じゃあ彼らが活躍できる舞台も整っているらしい。
異世界から帰ってきた兄貴、怪物が現れてきた世界etc.そんな少し変わった世界でも『俺』は只の高校生だ。頼むから俺を平凡な一般人
で終わらせてくれ。しかし、この世界はそれを許してくれなさそうだ。
この物語は「主人公」ではあるが「主役」ではない俺――増岡遼のいわば「脇役譚」である。
※作者初投稿です。いろいろ至らないところはありますがよろしくおねがいします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-19 14:10:28
140941文字
会話率:63%