神よりも、より強く素晴らしいーー自らをこう表現する種族“ユークリッド人”。
実際に彼らは時間を“掌握”することができる。
そんな彼らの悪性部分である“首都制府”の手は、私たちが暮らす現代世界にまで伸びていた。
彼らの研究道具として生まれてき
た人間の少女。彼女を助け、反抗者を名乗るユークリッド人、
そんな二人の世界を守る物語が銃声と共に始まるのだ。
「彼は言った、負けたくないって。世の中には負けてもいいことはたくさんある。それに負けは次にいかせるっていう。でも、これに負けたら……この手が離れてしまうって」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-12 23:20:49
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会話率:34%