主人公である青山裕一郎は高校の入学祝いに両親からVRMMO史上初となる国家運営戦略SLG『ロード・オブ・タクティクス』をプレゼントされる。彼はオンラインゲーム上で『ドラグレイド』という国を興し、プレイして1年でトップクラスの強国を作り上げた
。ただゲームばかりしていたせいか、リアルではクラスでぼっちとなっていた。そして、2年生のある日ユメリアと名乗る少女が魔王を倒し自国を救ってほしいという救援イベントがゲーム上で発生する。これを引き受けた裕一郎だが、ユメリアが裕一郎の助けにとなぜか、現実世界の彼のクラスメイト達が勇者召喚される。現実世界ではクラスメイト全員行方不明となっており、ゲームの中にいるのは裕一郎しか知らない。王としての立ち位置とクラスでのカースト底辺の立ち位置の両挟みになりながら、裕一郎はクラスメイト達とともに魔王討伐を目指す。
※この物語はフィクションです。
※拙作『ゲームデバッガーの教室』のプロットを作り直して書いております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 22:00:25
60572文字
会話率:26%