ある日、突然婚約者の第二王子から婚約破棄を言い渡される。
元から第二王子が好きではなかったスカーレットはそれを軽く承諾し部屋から出て行った。
第二王子はそうなるとは予想せず復縁(?)しようと色んな方法で頑張るが、スカーレットは意中の男性が
いるようだ。
スカーレットの執事、ジャファルとスカーレットしか知らない秘密を利用しスカーレットと旅行に出る(旅行という名の第二王子からの逃亡)。
主人公が動物をモフモフしたり、前世の知識を生かして人助けをしていつの間に「聖女」や「救世主」と呼ばれたり、元婚約者に付きまとわれたり、復縁を迫られたり、その元婚約者が罵倒されたり、煽られたり、執事(?)とイチャイチャしたりするお話です。
R15は念のためにつけています。
評価、ブックマークありがとうございます。
ブックマーク100突破ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-28 12:58:50
64346文字
会話率:40%
ファリード大陸の東に位置するケルン王国。この国に住む雌の鴉(カラス)・ルピアは、魔術師によって作られた優秀な「召使い鳥」だ。しかし前の主の遺言と運の悪さが原因で駄目男・ジェスタに仕える羽目となってしまい、主の命で渋々盗みを働いていた。
七月末、ルピアはジェスタと共に北部の都市・マイアムへ向かう途中、「死神の騎士」と呼ばれるヴィラ・ハーと遭遇。ヴィラ・ハーが盗賊団を全滅させる現場を目撃する。マイアムへ到着後、ルピアは旧知の魔術師・ホーガニーと再会。マイアム一帯を治める領主・ブラス男爵の相談役であるこの老魔術師から、意外なことを聞く。国王の甥で王女の婿候補であるヴァドラー大公が、ヴィラ・ハーに命を狙われているというのだ。悪人しか狙わないはずのヴィラ・ハーが、何故評判の悪くない大公を狙うのか……。彼の大ファンであるルピアは、複雑な思いに駆られるがーー
死神の騎士ことヴィラ・ハーとは何者なのか。その謎を巡り、国家を巻き込んだ陰謀が動き出す……。
※作品タイトルを変更しました 「死神の騎士」→「ルピアと死神の騎士」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-20 00:28:33
115405文字
会話率:50%