貧民街で育った少女・夏翡〈シァ・フェイ〉は、異国と通商する商人たちの道中の警護によって生計を立てていた。あるとき馴染みの商人・康永叔〈カン・ヨンシュ〉の率いる隊商について大国ラズワルドを訪れると、怪しげな老人との出会いをきっかけに魔神の宿る
神燈〈シェンドン〉を手にする――。
*この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/1177354054894158834)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 12:09:43
31725文字
会話率:58%
三白眼にくるくるのポニーテールの住所不定無職のお調子者シャー=ルギィズ。秘密とクセのある仲間たちに囲まれた、そんな彼の日常的小話。
〇:街の日常話
◆:暗殺編読了後推奨
☆:蜘蛛と酔猫が関連
◎:過去話
シャルル=ダ・フールの王国の番外編
や小話などを集めています。
本編やシャルル=ダ・フールの暗殺のネタバレを含みますので、本編を先に読まれることを推奨いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 06:26:50
177122文字
会話率:42%
三白眼にくるくるのポニーテールの住所不定無職のお調子者シャー=ルギィズ。怪しい風体にもかかわらず、彼は酒場で兄貴と慕われる存在。惚れっぽい彼は弱いくせに、酒場の踊り子リーフィの抱えるトラブルに首を突っ込んでしまい――、しかし、そんな彼にも
何やら秘密がある。
無表情な舞姫、裏表のある若旦那、何かと不死身な戦闘狂、顔の見えない王様。王家の陰謀渦巻く都の片隅に住み着く奇妙なシャーと、彼の周囲の癖のある面々による砂漠のチャンバラ活劇風ファンタジー。
シリーズに番外編をまとめた「カタスレニア奇譚」を追加しました。
単体で読めますが、魔剣呪状以降は「シャルル=ダ・フールの暗殺」の読了後推奨です(暗殺編は、こちらの過去になります)。一話完結方式。自サイトと重複掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 21:35:15
1589201文字
会話率:49%
王都の妓楼である「紅楼」には女神の巫女でもある特別な妓女「乙女」が存在する。
乙女の夢の夕映えに仕える下働きのシャシャの、ほのぼのとしたちょっとほの暗い日常のお話。
※シャルル=ダ・フールシリーズのスピンアウトである「蜘蛛と酔猫」の登場人
物による連作短編(予定)です。蜘蛛と酔猫とシャルル=ダ・フールシリーズについては読まなくても単品でも楽しめる予定ですが、双方の作品に出てくる人物について言及されたり、本人が顔を出したりします。
※現在のところ、更新は大変不定期になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 21:49:38
8593文字
会話率:38%
八世紀末の中東、オリエンタルなアラビアンナイトの時代。元奴隷の少年、エディル・カタラエフは、悪霊召喚技術や魔法を携えて、生き別れになった妹を探す旅に出る……。
闇鍋的中東風ファンタジー。
最終更新:2018-01-11 21:41:09
60443文字
会話率:46%