貧乏伯爵家出身の侍女アナが新たに仕えることになったのは、「氷の聖女」と噂される悪評高い聖女セレスティア様。しかし、実際に会った彼女は、傲慢どころか極度の人見知りで、その悪評が大きな誤解だと知る。
聖女を陥れようとする大神官の悪意と、聖女自
身の不器用さのせいで、彼女の優しさは誰にも伝わっていなかったのだ。「聖女様の悪評は私が全て取り除きます!」と決意したアナは、孤軍奮闘を開始する。
やがて魔獣の脅威が迫った時、アナの支えで立ち上がった聖女は、その絶大な力で民を救い、ついに悪評を払拭する。人々からの尊敬を取り戻した聖女だったが、今度はアナにだけ過剰に懐くようになり……?
不器用な聖女と、お世話焼きな侍女の奮闘と絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 11:02:44
7978文字
会話率:27%
アデリンダ・エーレンベルクは完璧な淑女と称されていた。
しかし王太子と結婚して一年、夫は浮気相手の元に入り浸り、彼女の寝室を訪れることはなかった。
そのためアデリンダは、「自分は女としての魅力にかけているのでは?」と思い悩んでいた。
アデリンダを心配した侍女が、彼女の自信を取り戻すために「王太子妃に泥をつけ高貴さを損ね、モテモテにするぞ! 芋掘り大作戦」を決行することに。
当日芋掘り会場に集まったのは、自国の宰相の息子に、騎士団長と魔術師団長の息子、隣国の皇太子に、精霊王に、妖精王、竜人族の王子などそうそうたるメンバーで……。
【こんな人におすすめ】
・ハッピーエンドが好き
・くすっとした笑いが欲しい
・ほのぼのした作品が好き
・ざまぁは添える程度
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※ペンネーム変更しました。
※小説家になろう先行投稿。
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ペンネーム変更しました「九頭竜坂まほろん」→「まほりろ/若松咲良」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 18:20:03
9149文字
会話率:35%