石川克己は、日々を平凡に、でも、それなりに楽しく過ごす高校2年生。
彼には、サンタクロース業をやっている幼馴染であり、後輩である中山華が居た。
彼と彼女はつい最近想いが成就して付き合い始めたばかり。
そして、12月24日の放課後。
華は克己に「クリスマスプレゼント、何が欲しいですか?」と聞くのだが-
世知辛いサンタクロースを家業とする彼女と、
やたら冷静な彼が織りなす、
トボケていて、心温まる物語をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-07 23:30:41
4916文字
会話率:43%
クリスマスの日、駅前でサンタが死んでいた。
携帯を向けられる群衆から一斉に見られながら起こしてみると、死んではなかったが、そいつは本物のサンタだと言った。
なんやかんやありつつもどうして死んだふりをしていたのか聞いてみると、サンタは愚痴りな
がらこういった。
「わし存在が偽物と思われてやけになって死んでやろうよ思ったの」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-11 23:23:44
3775文字
会話率:41%