高校生の皐月は、クラスメイトから噂の「死神アプリ」について聞く。このアプリは「死ね」とメッセージを送ると相手の死体が届くという都市伝説だ。好奇心からアプリをインストールするが、起動せず削除もできない不気味な挙動に苛立つ。軽い気持ちで友人の
吉田に「死ね」と送信すると、彼の身体が突然崩れ落ち、血と肉が散乱。しかし、警察が来ると死体は消え、吉田の存在自体が周囲から忘れ去られる。
恐怖に駆られながら親友のまどかに相談するが、彼女もアプリの影響で凄惨な死を遂げる。皐月は血に染まったスマホを川に捨てるが、自室で再び現れ、鴉がまどかの頭部をついばむ光景に直面。スマホにはまどかからの不在着信が鳴り続け、電源を切っても止まらない。現実と幻覚の境界が曖昧になる中、皐月はアプリの謎を解こうと試みるが、手がかりはなく、周囲は異常を認めない。恐怖と後悔に苛まれ孤立した皐月は、赤い画面が点滅するスマホと鴉の鳴き声に追い詰められ、終わらない悪夢に彷徨う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 01:25:51
1782文字
会話率:10%
2015年5月1日、ゴールデンウィークの直前の金曜日、高校二年生になった茅出隼人はいつも通り帰宅するとアパートの固定電話に不在着信が来ていた。電話の主は真二、小学生以来の幼馴染だったがいつもと様子が違った。電話が切られるとさっきまで誰もいな
かったはずの部屋で突然現れた少女に出会う。異変はここからだった。
「あなたの能力はなに?」
能力が使えるという宝石『ディザイア』、それを少女は集めていた。成り行きでディザイアを探すことになった隼人は様々な人と出会い、少女とディザイアの真実を知ってゆく。
※不定期更新です。
残酷な描写については検討中です。とりあえず今のところはないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 04:58:10
42450文字
会話率:51%
不在着信な奴のお話。
最終更新:2021-12-16 12:00:00
211文字
会話率:17%
会社のお昼休み、デスクの上に置いていたスマートフォンが震え出した。画面を見ると『非通知設定』の文字。電話に出るかどうしようかと悩んでいるうちに切れてしまった。
この日以来、非通知設定の電話がよくかかってくるようになった。
最終更新:2021-11-20 19:48:53
5112文字
会話率:27%
夜中に目が覚めると1時間前に幼馴染から不在着信が2件入っていた。何事かと折り返してみると、5年ぶりに話す男の姿があった。
最終更新:2020-04-26 19:00:00
1251文字
会話率:10%
これは私が体験したことや、友人知人から聞いた「実際にあった怖い話」を百物語的に集めた、怪談です。
その中から、いくつか皆さんに「怖い」のお裾分けをしたいと思います。
今回は私自身が体験したお話……。
※この作品は自サイトの無料小説ペー
ジにも載せています※
https://officekawachiyo.com/free-novel-%E3%80%90missed-calls%E3%80%91/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-21 12:15:07
759文字
会話率:14%