このメールを見た人士な貴方は、七日以内に九人の人間に同じ内容のメールを送らなければならない。
送らなかった人は二日以内に不幸が訪れます。
四月八日十三時にこのメールを受けとった東京の安野朋美さんは、このメールを回さなかったため三日と十二時間
後の十時七分五秒に一人で死にました。彼女は安定を好む普通の女子高校生でした。
******
飛べ自由に、さすればおまえだけは助かるだろう
大人に相談してもいけない
一度でも裏切られたことはある?
大人たちはなにも知らずに大人になった
その化け物はそばにいる
サイボーグ、化け物、幽霊、そのどれともつかない「それ」はおまえの背後で機をうかがっている
嘘や苦しみは「それ」の糧になる
久方ぶりの逢瀬にて
彼方の空には日が沈む
そのことに気づいたのなら誰にも言うべきでは無い
赤か白か青か?
嘘は罪を暴き死を招くだろう
アコギな世界と大人たち
http://××××
***
喫茶カムナキは亡くなった人との思い出の料理を出す一風変わった喫茶店だ。
喫茶カムナキでアルバイトをする鈴は、喫茶店の店主結斗の謎を明かすためにアルバイトに入ったのだった。
喫茶カムナキは出雲――島根にあるお店だ。鈴は3年前、とある事件に巻き込まれて、高校に行けなくなった。
その事件は十五歳の少女が十人監禁され、犯人はまだ捕まっていない。犯人は『かんなぎ』を呼び寄せるために少女を監禁していた。
鈴を助けに来た『かんなぎ』は、コーヒーの香りがかすかにした。鈴は記憶力がよく、一度見たもの食べたもの嗅いだもの、経験したものは忘れない。だから鈴は、結斗があの時の『かんなぎ』ではないかとアルバイトとして喫茶カムナキに入ったのだ。
「僕はね、神様なの」
「え、」
「君くらいだよ、亡くなった人の味を再現出来る僕を、気味悪がらなかったのは」
結斗は神産巣日神(かみむすひのかみ)で、あの事件の犯人は荒振神(あらぶるかみ)だという。結斗は世界に残った最後の神だが、そろそろ人間に戻りたい。そのためには荒振神を亡くす必要があるのだという。
結斗の真の名前は、世界を滅ぼす力がある。ゆえに荒振神は結斗を付け狙う。
鈴は、自分と同じ思いをする女の子を出さないために、結斗の元で荒振神を探すために、荒振神からの謎かけを解くことを決めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 07:19:05
12832文字
会話率:49%
レアンドロ・アルドナートはこの魔術学院で皆が恐れる不良だ。美しい容姿に反して中身は凶暴で柄が悪く、人嫌いで女嫌い。それなのに成績は飛び抜けて優秀という扱いづらい人間。
その、レアンドロ・アルドナートに七日以内に「好き」と言われないと死ぬ呪い
を悪妖精にかけられた。
どうしよう。
先輩頼む! わたしの命を救うため、好きって言って!
呪われて死に瀕した女の子が狂犬みたいな男を振り向かせようとがんばる話、にみせかけて、ちょっぴり死にたがりの女の子を男の子が死なせないようにがんばる話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 14:06:26
80625文字
会話率:43%
時はヘイアンの世——。安穏を目指していた帝の世に、事件が起きる。後宮に仕える女官らが次々と行方不明に。事件解決のため、帝の瑞獣である水影(みなかげ)と麒麟(きりん)が女官に扮し、後宮へ潜入。失踪した女官らに共通点を見つけた水影は、自ら犯人の
手によって誘拐されることに成功。しかしその犯人は、思ってもみない相手であった。そこから犯人による、瑞獣偽者取替騒動が起こる。「七日以内に偽者を見つけ出さねば、本物は一生帰ってこない」——犯人に脅され、水影、安孫(あそん)、麒麟、満仲(みつなか)、四人の中にいる偽者を見つけ出すため、帝——朱鷺(とき)による選定が始まった。【完結まで執筆済】
この物語は、「ヘイアン公達の月交換視察ー帝が天女を妃に迎えるまでー」のスピンオフ作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 09:11:44
95277文字
会話率:62%
…『聖都』と呼ばれる都に古くから住む呪術師の一族、蝶野家。その家には『胡蝶の箱』と呼ばれる箱が伝わっていた。その中には百匹の美しい蝶が封印され、開けた者の妻になるといわれてる。
そんな『胡蝶の箱』を手渡されたのは蝶野家の若き当主である蝶野
翔だった。翔が箱を開けると二匹の蝶が現れる。翔は七日以内にどちらかを妻にしなければならない。翔を巡って二匹の争いが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 10:17:31
24542文字
会話率:48%
生きていることに意味を見出せなくなり、首吊り自殺をした主人公・水瀬渚。確かに自殺は成功したはずだったが、彼女は気づくと「どこでもない空間」に放り出されていた。そこで出会ったのは、死んだ人間の命を正しく来世へと導き、次の命へ生まれ変わらせる使
命を持った天使・キョウヤ。キョウヤは渚に、この場所が「未練を抱えたまま死んだ者、いわゆる『死んでも死にきれなかった人間』が来る場所」であることを伝える。
キョウヤの話によると、今の状態を脱して無事に来世へと生まれ変わるためには、天使から仮の肉体を借り受け現世に戻り、七日以内に未練を解消しなければならないとのこと。
どれだけ考えても心当たりのある未練を挙げられなかった渚は、それを聞いて更なる絶望感に苛まれ、キョウヤに未練探しを手伝ってくれるよう懇願する。ヒントすらない状態からのスタートとなった、キョウヤと渚の二人がかりで行われる「二度目の自殺」。果たして渚は七日以内に「正しく死ぬ」ことができるのか。渚の未練とは、一体何だったのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 23:45:34
30463文字
会話率:50%
七日以内に死ぬ人間の、死体の様子が視えてしまう大学生・守部 結人(もりべ ゆうと)は、ある日飛び込み自殺を図ろうとしていた見ず知らずの女子大生・橘 逢生(たちばな あい)を助ける。
奇妙な縁を持った二人はその後も何度となく偶然再会し、その度
に結人は逢生の自殺を止めようとする。しかし彼女の意思は一向に変わらない。そのため結人の目には常に彼女の死体――屍の様子が視えてしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-29 07:00:00
49076文字
会話率:23%
洋平のところへ差出人不明の贈り物が届いた。
爆弾ではないかとか警戒しつつ箱を開くと中から出てきたのは新品の腕時計。
だが、同封されていたカードには……
『これは不幸の贈り物です。あなたは今から七日以内に、この文面を変える事なく、これと同じ品
物を二十八人の人に送らなければなりません。さもないと、あなたのところに不幸がやってくるでしょう』
どうやら不幸の手紙の贈り物バージョンだったようだ。
いったい誰がこんなことを……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-16 01:33:35
1622文字
会話率:69%
未だによく分からないが、
VRゲーム横道RPGの世界に入ってしまった。
そこで出会った幼女、『グミたん』
そして俺には呪いがかかっていると言われ
それには『初日にこれを言われたらその日から七日過ぎると呪いの効果でそのセーブデータが消える』
って効果があるので、
どうにかしてグミたんを仲間にし 魔王をさっさと
倒して家に帰れるのか
(家に帰れるかは別 問 題)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-12 22:49:07
39230文字
会話率:25%