幼なじみが王太子の花嫁に選ばれた。それも、側室に。
そう聞かされた瞬間、何が、狂った。何かが、壊れた。
男爵家の跡取り息子は、弦の切れたリュートを手に取る。
演奏する曲は、流行中のセレナーデ。
恋人に捧げる小夜曲。
さあ、奏でよう!
愛する少女のために、破滅へと続く序曲を。
(バレンタインだから、ピュア恋愛を♪
……と思ったのに、180度違う方向を向いたような?
危機感から、R15を保険でつけました。
幼なじみの少女が栄光をつかみ、転落していくのを、側で……していた少年が主人公の話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 20:19:52
6257文字
会話率:27%
ラビィは、自称『ラビ』を名乗る男装の獣師だ。彼女にしか見えない黒大狼のノエルと暮らしており、動物と話せる能力を持っている。格好や喋り方で少年と誤解される事が多く、何かと構ってくる幼馴染で副隊長のセドリックに頼まれて、渋々獣師の仕事に向かった
ところ、案の定、協力する先の騎士団でも少年に間違えられる。
訂正するのは面倒臭い、幼少から共に過ごした口の悪い黒大狼のせいで口調も荒々しい、喧嘩なら受けて立つ。--そんなラビが、依頼の一件でノエルが妖獣と呼ばれるモノだと知ったり、幼馴染の想いに気付かず突き進むラブコメ。
※2017/7/26 第一部完結致しました。
※2018/6/3 第二部スタート致しました。
※2019/2/5 第二部完結致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 17:58:18
266293文字
会話率:38%