スコット侯爵家の末娘クリスティーヌは、5歳の時に階段から落ち前世の記憶を思い出した。前世の美咲は男運の無い女性で、友人にクズ男ホイホイと言われていた。
前世の死因は、付き合っていた借金男にキレられて、突き飛ばされた結果階段落ち…死ぬ間際
に、男運の無さを嘆いたのを神様が哀れに思ったのか、目覚めたクリスティーヌには、男性の頭上にその人の性格、女性に対する態度が文字として見えるチートが……。さらに、クズ男であればあるほど近づくと体調が悪化するおまけつきだ。
最悪なことに転生したこの国の結婚制度は一夫二妻制だった。前世日本人だったことを思い出したクリスティーヌにとって、女性二人を娶るこの国の男性はクズ男認定されてしまい、ほとんどの男性を受け付けなくなってしまった。男性恐怖症になった結果、5歳から引き籠ることになった。
このままでは一生引き籠っている、それは流石に拙いと思ったクリスティーヌは8歳の時、王宮の主催するお茶会に参加した。そこに参加していた第一王子ギルフォード殿下に気に入られかけるが、この王子が最強のクズ男らしく、激しい体調不良に襲われてしまう。ここで何かの間違いで婚約者に指名されたら詰むと思ったクリスティーヌは、16歳で成人して一夫一妻制の隣国に留学し、そこで運命の旦那様を見つけるべく、奇跡的に体調が悪くならなかった第二王子のアルバート殿下に契約婚約をもちかけた。
チートに翻弄されながらも、幸せになろうと空回りするクリスティーヌは、運命の相手を見つける事が出来るのか??
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 08:37:09
140810文字
会話率:62%
*1話辺りの文章量が多めです。(つまり長め)
3日毎に18時の更新です。
【あらすじ】
アズリー公国・公女のセレスは転生者で有った。と言っても、転生チート? 何それ美味しいの? レベルの平凡さだし、絶世の美女に転生したわけでも無ければ
、勉強は好きだが、それくらい。身分だけが大公の娘という、高貴な身分では有ったが、それだけ。
中身としては一夫一妻制の国出身なので、側妃や愛人に思う事があれど、家の存続のために子を生すのも義務で有るため、表立って文句を言う事も無い。浮気・不倫・不貞は嫌いだが、前世でも浮気する奴など山程居たから、それよりマシと割り切る。
そんな矢先ーー
自分が一番嫌いな立ち位置になる事が決まった。浮気相手みたいな存在という事だ。隣国の王太子殿下の正妃。政略結婚である。
婚約者で有った令嬢と相思相愛だった王太子殿下の元に輿入れで有る。
つまり、自分は愛し合う2人を引き裂く悪女ーー。物凄く嫌である。
「其方はお飾りの正妃で明日には離宮へ行ってもらう」
夫となった王太子殿下からそのように言われたセレス。それって、相思相愛のお2人を引き裂く悪女というレッテルを貼られたまま、実際は引き裂く生活を送らなくてもいい、という事ですか⁉︎
これ幸いと、離宮に引き篭もったセレスは、そこで可愛いニャンと運命的な出会いを果たすーー。
ご都合主義のゆるふわ設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 18:00:00
118930文字
会話率:41%
シーグローヴ伯爵家の令嬢アレクサンドラの婚約者は結婚するまではと、様々な女性と浮名を流していた。一夫一妻制でありながら愛人を持つことに寛容なこの国では、結婚前の遊びは見て見ぬふりをするのが淑女だと言われている。婚約者の心無い行動に傷つきなが
らもずっと我慢を重ねていた。
次第に心が離れていく中、関係を持った女性が妊娠したという噂を耳にする。事実を確認すれば、少しも反省しておらず言い訳ばかり。辛さよりも、悲しさよりも、込み上げてきたのは怒り。
とうとう婚約者に婚約破棄を突き付けた。
婚約破棄をしたアレクサンドラは次の縁談を持ってくる母親から逃げ、ひと時の自由を満喫しようと叔母を頼った。ほんの短い時間でも気晴らしになるならと、叔母の所有するタウンハウスを貸してもらえることに。
そこで出会ったのは従兄のロドニーの友人、グレイだった。
恋も愛もこりごりだと思っていたアレクサンドラであったが、グレイと一緒にいる時間はとても楽しくて――。
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●8時、12時、16時、20時、1日4回投稿、20話完結予定です。
●完結後に一定期間、感想欄を開ける予定でいます。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-06 20:00:00
64417文字
会話率:57%
レジーナ・オルコットは伯爵令嬢。姉が留学先で結婚してしまったので、次女であっても跡取り娘だ。
両親を父親の愛人に殺された過去を持つレジーナは結婚など考えられなかった。この国は一夫一妻制だけど、男女ともに愛人が許容される。幸せな家族だったの
に、隠れて愛人を作った父親が嫌いだし、自分も夫となる人に愛人を持たれるのも嫌。
だから、跡取りとして養子を取りたいと思っているのに、この国の貴族法が邪魔をする。未婚のレジーナには養子を取ることが許されていなかった。伯爵家を存続させるためには、まずは結婚しろと言われる。
貴族である以上、感情だけで結婚をしないのが我儘だとはわかっているけれど、どうしても一歩先に踏み出せない。
レジーナの前に進めない気持ちを置き去りに、一人の求婚者が現れた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-27 05:40:05
105238文字
会話率:53%
四天王と呼ばれる四人の男たちに支配される世界。
彼らの居住区である後宮は彼らの寵愛を得るため、女達の嫉妬と陰謀がうずまいていた。
籠の鳥である女たちが、それぞれの幸せを見つけていく物語である。
最終更新:2021-01-09 20:08:55
413文字
会話率:0%
現代は一夫一妻制ではなく一夫多妻制のほうが適している時代なのでしょう
最終更新:2020-11-17 22:24:51
1984文字
会話率:0%
時は真帝国歴九七八978年ねん、神歴にして一八八九1889年、場は神聖ルマン帝国領邦ズゥーダル王国派ノーデンズゥーダル大公国公都リンクに一人の赤子が誕生した。その赤子は至って普通で障害もなく健康体そのものだが、その子は生まれながらにして人
生がある程度決まっている立場に生まれた事は特別だといえるかもしれない。
その子の父はノーデンズゥーダル大公エドゥアルト、母は神聖ルマン帝にしてズゥーダル王兼プロテイン王が妹ヘレーネ。その赤子はエドゥアルトの三男であるが、三番目の妻であるヘレーネにとっては最初の子であった。
ヘレーネの兄である神聖ルマン帝にしてズゥーダル王兼プロテイン王フリードリヒは、後世において生涯一夫一妻制を貫き通した事で知られる事となるが、彼とその妃きさきであるエーデルガルトとの間に生涯子は生まれず、エドゥアルトとヘレーネの子は生まれる前より彼らの養子に迎えられる事と決まっていた。
その赤子の命名は育ての親となるフリードリヒが主に行ったが、三つ目の名はエドゥアルトが自身の三男だという事で彼が名付けたのだった。
その赤子の名はヨーゼフ、全名にして「ヨーゼフ・ゲーオルグ・アードルフ・ベネディクト・フランツ」、神聖ルマン帝太子にしてズゥーダル王太子兼プロテイン王太子としてこの世に生を受け、神聖ルマン帝ヨーゼフ3世になるべくして育てられるものの、突如として表舞台から消えた者の一生を語る物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 21:49:47
647文字
会話率:0%
同じ紋様を持った者同士がつがう【つがい】制度のある異世界にトリップしてた私。つがいって一対一の夫婦とか、恋人とか、俗に言う運命の相手ってやつでしょ?だからこの世界だって一夫一妻制の筈なのに、何で私の周りには私をつがいだと宣う変態が四人もいる
のでしょうか…?【神様の気紛れで異世界にトリップした乙女達の幸か不幸かそんな物語シリーズ2】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-15 00:00:00
31479文字
会話率:26%
主人公の少年が異世界に突然召喚された!しかも、召喚されたら女になっていたうえ、行った先は魔国だった?!
亡き魔王の遺言でせいで召喚されてしまった主人公、榊原篤(かしわばらあつし)は、突然のことに現状を理解する前に人間と魔族の抗争に巻き込まれ
ていく。篤が巻き込まれた人間と魔族の対立の歴史は何百年も昔にさかのぼるもので…
魔族と人間の果てしない争いをなくすために、榊原篤が立ち向かう。
――――
主人公性転換します。苦手な方はバックでお願いいたします。
あまり文章を書きなれていないもので、つたない文章かとは思いますが、どうか温かく見守ってやってください。
それでは、はじまりはじまり~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-27 16:00:00
1899文字
会話率:53%
一夫一妻制は必然的に、恋愛経験率(r)>恋愛結婚率(g)となる。この不等式から、過去に蓄積された恋愛経験が次第に桁外れの規模に達し、自動的に少子化していくことが読み取れる(嘘)。
最終更新:2015-05-30 00:39:29
4596文字
会話率:0%
自分の領地では天使だと言われているのにこの国の首都である王都において最低だと言われている貴族の少女メリルアルヴィナが今年も夜会の季節に王都にやってきた。
夜会が憂鬱だったけど、王太子との出会いで楽しくなっていく。
設定
中世ヨーロッパ
と似たような世界観で貴族や奴隷がいる。
ちなみにこの世界は一夫一妻制で政略結婚などもあるが、基本的に恋愛結婚が推奨されている。
貴族の格として上から順に国王、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵、騎士という順になっている。
主人公であるメリルは四番目である伯爵の娘である。
またこの話のヒーロー役のルーク ア アルケルトは一番目の国王の長男なので実質的な立場はないが、次期国王となるので、権威を持っている。
主人公(ヒロイン)……メリル アルヴィナ
ヒーロー(王子様)……ルーク ア アルケルト
主人公の侍女 ……イリス
※侍女のイリスは脳内お花畑で少女漫画の内容が本当にあると思っている。
この三人がメインとして登場します
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-02 15:46:59
9494文字
会話率:28%
体から触手(温厚で親切)が生えた野生児少女が、知らないお兄さん達に拾われて文明開化するお話。
いいないいな人間っていいなのほのぼのから、そのうちうれしはずかし赤い実はじけた感じになります。なるといいな。
ハーレム要素はありません。一夫一妻制
です。
最初はちょっと重い感じですが、主人公の女の子は元は能天気で明るい性格です。野生生活で強張ったメンタル面が、他人との関わりのなかでほぐれていきます。彼女の成長を、それに寄り添う親切な触手の蠢きを、どうぞ楽しんでくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-19 23:06:50
20023文字
会話率:44%