一九九九年七月、ノストラダムスの予言に記された恐怖の大王──大隕石群の衝突に端を発する世界規模の混乱の後訪れた二一世紀。日本で唯一地上に落下した隕石やその後の内戦などの影響で、超常現象の頻発、海外勢力の進出、犯罪者、異能者の流入などにより、
一種の異世界と化した“混沌の街”新宿。
博覧強記にして偏屈の自称ディレッタント、大友英樹は新宿の片隅でマイペースに暮らしていたが、そんな彼の元を一人の少女が訪ねてきたことから、二人の運命の歯車が大きく動き出すのだった……
こちらは自サイトで掲載していた小説「新宿仮面舞踏会」のリニューアル作品です。自サイトに掲載していた作品からは大幅に加筆修正してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 18:07:48
56356文字
会話率:54%
一九九九年七月、彼女は変死体として発見された。僕は夏休みを使って、彼女の頭部を探す事にした。
最終更新:2020-02-28 17:47:38
13870文字
会話率:7%
「俺には守りたいものがある。だけど、そんな力、待ち合わせていなかった。
選ばれなかったんだよ。俺は」
「私は生まれた時からこの世界が嫌いだった。救世主として生きることを強要するこの世界が」
ある時、世界は壊れた。世界に好かれた誰かの勝手
な望みによって。
一九九九年七月、ノストラダムスの予言は的中し、全世界には恐怖の大魔王が降り注いだ。
正体はパラレルワールドで破滅を目前に迎えた、同じ人間たち。
彼らは自分たちが生きていた世界の破滅を回避できないと理解した上で、他の世界を乗っ取ろうと戦争を仕掛けていた。
そんな異界の住民に触れることが出来るのは、異界に行っても存在を奪われない、力のある者のみ。
しかし、守りたいものがある青年──桐島楓月は、選ばれた力を持たなかった。
故に、桐島楓月は、異界からの使者を崇める新興宗教、軍にとって都合が悪い人物などを抹消する暗殺者へとなった。
そんな彼の目の前に、守りたいものが見つけられない、力を持った少女が現れる。
これは、望みを持ちながらも、力を持たない少年と、力を持ちながらも、望みを持たない少女の、ひと時の夢。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-07 17:32:40
6861文字
会話率:35%
「一九九九年七月一日午前九時、この世にバーサーカーが現れ、人々を殺戮の彼方へと誘う……
一九九九年四月、そんな犯行予告とも思える電波が各地のラジオで受信されたという。この電波は一体誰が流したものなのか?
※この小説は自分のサイトでもZ
IPファイルを配布しています。(http://www.geocities.jp/fujishirotaiki/)旧タイトルは『トランジスター』です。
※2018年4月6日よりエブリスタの方でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-30 18:43:32
348477文字
会話率:20%
一九九九年七月ノストラダムスの予言が世間をにぎわす中、佐藤は妻と喧嘩になり、あやまって彼女を殺害してしまう。警察に捕まることを恐れた彼は、死体を車のトランクに載せて山へと埋めに向かう。だが警察の検問に捕まり車のトランクを見られてしまうも、妻
の死体は消えていた。佐藤が人気のない公園に移動しトランクの中を調べていると、そこに拳銃をもったふたり組の男が現れる。彼らは佐藤を誘拐し、その妻に身代金を要求しようと企んでいた。男たちが身代金を要求するために電話をかけると、驚くべきことに佐藤の妻もまた別の男たちに誘拐されていた。
この奇怪な事件の裏側にはノストラダムスの予言を信じる十二人のバカの姿があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-19 00:02:51
127381文字
会話率:59%
一九九九年七月、人類も地球も滅亡しなかった。二〇〇〇年八月、恐怖の大王ならぬ神は一年と一ヶ月寝坊してやってきて、世界の終わりを告げた。それはいわゆるひとつのシステムダウンで、非常に経済的な判断だったが、ぼくはそれを拒否し、生き残ることに決
めた。これは世界の終わりで暮らすぼくと町にやってきた変な連中の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-18 15:02:09
21603文字
会話率:23%