いきなり異世界転移させられた小田桐蒼真(おだぎりそうま)と永瀬弘祈(ながせひろき)。
所属する市民オーケストラの指揮者である蒼真とコンサートマスターの弘祈は正反対の性格で、音楽に対する意見が合うこともほとんどない。当然、練習日には毎回のよ
うに互いの主張が対立していた。
しかし、転移先にいたオリジンの巫女ティアナはそんな二人に『オリジンの卵』と呼ばれるものを託そうとする。
『オリジンの卵』は弘祈を親と認め、また蒼真を自分と弘祈を守るための騎士として選んだのだ。
地球に帰るためには『帰還の魔法陣』のある神殿に行かなければならないが、『オリジンの卵』を届ける先も同じ場所だった。
仕方なしに『オリジンの卵』を預かった蒼真と弘祈はティアナから『指揮棒が剣になる』能力などを授かり、『帰還の魔法陣』を目指す。
たまにぶつかり合い、時には協力して『オリジンの卵』を守りながら異世界を行く二人にいつか友情は生まれるのか?
そして無事に地球に帰ることはできるのか――。
※この作品は他の小説投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 23:07:42
6667文字
会話率:39%
“壇上の天使”
音楽業界でそう呼ばれる四宮奏楽は、世界でもトップクラスの事務所、スターホープ事務所の若き天才ヴァイオリニスト。
観客を惹きつける、甘美な笑みに超人越えした高い演奏スキル。
彼はまさに、天使と呼ばれるにふさわしい人物だった。
しかし、ある日彼が活動を休止することを発表。
世界中のファンはが復帰を心待ちにしている中、本名逢沢空は、母親が決めた高校に通うことに。
そこで偶然であった担任教師は、昔の幼馴染、駒田美空。
「お願い、聞いてくれるよね?」
「好きだよ、空くん」
久しぶりに再会した幼馴染に、想いがあふれる美空。
「ピーピーうるせえ小鳥だな。一回黙らせてやるよ」
「なんのためにヴァイオリン弾いてるのか、わかんなくなった」
世界の舞台を無双した彼は、学校でのクラスメイトや勉強、恋に悩むようになる。
「俺が演奏する理由、それはーー君だ」
そして伝説の彼が、再び弦を手にとったとき、世界は熱狂する。
止まったはずの時間が、彼をとりまく環境により動き出す。
そしてこれから、彼の舞台(人生)が、変わり始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 18:37:48
25722文字
会話率:41%
幼いころからヴァイオリンの英才教育を受けてきたクラウスは、ヴァイオリン奏者である父の仕事の都合で日本へ来ることになった。クラウスはコンサートのソリスト選定を兼ねて行われた音楽学校学内コンクールで、本番直前のハプニングから調子を崩し、自分の音
と友情を見失ってしまっている中での来日だった。
転入した中学校でつばさと出会う。つばさは幼いころからバレエに打ち込んでいるが、名前の影響で誘われたサッカーチームで大活躍していた。そんなつばさと交流していくうちにクラウスは自分らしさを取り戻していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 16:30:23
20513文字
会話率:40%
幼いころからヴァイオリンの英才教育を受けてきたクラウスは、ヴァイオリン奏者である父の仕事の都合で日本へ来ることになった。クラウスはコンサートのソリスト選定を兼ねて行われた音楽学校学内コンクールで、本番直前のハプニングから調子を崩し、自分の音
と友情を見失ってしまっている中での来日だった。
転入した中学校でつばさと出会う。つばさは幼いころからバレエに打ち込んでいるが、名前の影響で誘われたサッカーチームで大活躍していた。そんなつばさと交流していくうちにクラウスは自分らしさを取り戻していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 14:40:17
27339文字
会話率:48%
都内にある中高一貫校に通う、高校1年生の木原小夜子。彼女は室内楽部に所属するヴァイオリン奏者だった。そんな室内楽部に、中学1年生の三島紗枝音は初心者として入部する。
ーこれは、穏やかで温かい、音楽に囲まれた小夜子の日常を紡いだ物語である。
最終更新:2016-12-06 00:17:34
20384文字
会話率:59%
将来有望なヴァイオリン奏者の私。
彼女に纏わる理想と記憶とは。
あなちちのたんぺん第2弾です。
三題噺です。お題は糸、沼、時計。
最終更新:2015-11-30 19:44:09
13177文字
会話率:20%