雪の日の翌朝と、晴れの日の夕方。
最終更新:2024-02-15 01:04:35
200文字
会話率:0%
これは、ココノ村の人々がスズランを魔女だと知ってからの一年の話。スズランの母カタバミと氷兇の魔女ナスベリの決闘。小さな最悪の魔女スズラン初の国外遠征。災呈の魔女誕生秘話。聖実の魔女ロウバイの秘めたる想い。夏から始まり、春に終わる。季節ごと
に一人の魔女の「帰郷」をテーマとして物語る四つの中編。
◆最新作「最悪の魔女6 彼女と歩いた物語」にてシリーズ完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 04:33:20
538374文字
会話率:52%
魔王ナデシコの“心臓”を喰い破り、ついに姿を現した真の“崩壊の呪い”──それは、始原七柱の絶望と能力の一部を再現した六体の黒い影だった。この日の為に備えてきたスズラン達は、力を合わせて決戦に挑む。しかし、その戦いの果て、スズランはさらなる
絶望を目の当たりにした。
最悪の魔女の冒険と戦いはいよいよ佳境へ。世界を覆った絶望の中、少女はそれでも立ち上がり、懐かしき友と再会する。そして聖実の魔女ロウバイにもまた、新たな友との出会いが待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-05 18:00:00
93036文字
会話率:52%
才害の魔女との戦いから一年。十歳になったスズランは村に移住してきたロウバイから指導を受けて少しずつ実力を伸ばしていた。
そんなある日、物語の王子様のような美形の郵便局員クチナシがロウバイに手紙を運んで来る。ついに開催が決まった七王会議の
準備のため村を離れるロウバイ。その代わりに護衛として村に滞在することになった傭兵を副業とするクチナシ。
口が利けず手話で会話。男女どちらも恋愛対象。何故だか全ての剣士の憧れだというわけのわからない青年と共に、スズランの新たな戦いが幕を上げる。今度の敵は三柱教の最高戦力・正裁の魔女。自分と同等の魔力に加え、謎の力まで使いこなす強敵との戦いの果て、スズランは一つの決断を下すことになる。
彼女の物語は、ここから大きく動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-15 21:25:16
83479文字
会話率:52%
二月のある休日、一花(いちか)は三毛猫のうめさんの散歩について行った途中で、雪の残る冬景色の中に花を見つける。甘い香りの黄色い花と、おばあちゃんみたいな男の人。冬の散歩も悪くない。
最終更新:2016-03-10 21:53:14
4047文字
会話率:47%