「——僕は、……一体、何のために……生きているんだろう……って……」
希望の見えない陰鬱な世界、惑星エリシアに君臨する大国、アメリア連邦国。 その軍隊に所属する青年シンは、自身が描く安定した未来、その「最良の階段」を昇りゆくはずの未来を信じ
ていた。しかし、ある予期せぬ出来事が彼をそのレールから容赦なく脱落させる。次々と降りかかる不運は彼の心を砕き、やがて彼を深い絶望へと突き落とす。 彼は失意の底で、様々な人々と出会いを通して失ったものを少しずつ取り戻していく。
そしてシンは、この歪んだ荒廃した世界で、自身の生きる意味を問い始める……。ビルドゥングスSF。
※タイトルの意味は25話で分かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 00:19:29
378638文字
会話率:39%
初めての作品です。よろしくお願いします。
これは、過去に戻った中年男性が、改めて夢を追いかける青春の物語である。
……多分(*´ー`*)
幼少期より、周囲から薦められたレールのうえを進む日々を過ごし、四十代半ばまで平々凡々な人生を送ってい
た主人公。
ある朝、目が覚めると何の前触れもなく四十年前にタイムリープする。
改めて幼少期を過ごす毎日だが、当時はスマホやゲームといった娯楽も無く、唯一の楽しみは夕食時に観る野球中継だった。
現代でこそ、毎年のようにAクラスに入り、優勝争いをしていた関西ジャガーズだが、当時は暗黒期と呼ばれる絶不調の時代であった。
二度目の人生については、周囲の声に惑わされず、自分自身が本当にやりたいことをとことん突き詰める意思を固める。
未来の知識を持った主人公は、40年後のバッティング理論やトレーニング方法等を駆使して、2回目の人生でプロ野球選手になることを目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:00:00
139638文字
会話率:17%
超宇宙台風(スーパースペースハリケーン)によって地球が滅んで二百年後。地下に逃げた人々は、結構しぶとく丈夫になって生きていました。
中央支柱(セントラルピーラー)と呼ばれる量子計算機を中心に作られた地下都市の中、車の替わりにモノレールが
雑多な建物が密集する街中を走り、人型ロボットが荷物や手紙を運ぶ世界。
ネットもなく、ちょっぴり退化した文明の中、龍神の巫女の魂を持つ瑠香が、謎の青年ライ、幼馴染の祐成と神様たちと過ごす日々と、世界の秘密の物語。
■この作品はTalesにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:00:00
9038文字
会話率:43%
婚約破棄。豪華すぎるハネムーン。代役は幼馴染。
名家の令嬢・桜庭紗月は、人生のレールから突然外れる。
キャンセルできない“新婚旅行”に、隣に住む幼馴染・青葉蒼真が同行することに。
二人は“夫婦のふり”をして、非日常の旅へと踏み出す——。
ふざけているはずなのに、心が揺れる。
近すぎて見えなかった幼馴染の“本当”が、少しずつ顔を出す。
これは、“ごっこ”から始まる青春の再発見。
笑って、ぶつかって、少し泣いて。
旅の終わりに、二人は何を選ぶのか——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 19:00:00
12140文字
会話率:26%
銀狐玉藻は親が敷いたレールの上でしか生活出来なかった。
とある日の夜中、両親が話している内容を聞いてしまう。
その内容は、玉藻に町のゴロツキ共を甚振らせて、ギリギリの所を自分達が助け、マスメディアに良い風に見せると言うとんでもない作戦だった
。
このままでは駄目だと思い、思い切って家を出る。
しかし、行く宛もなくただ藻掻くように逃げる日々はとても辛く悲しいものだった。
流れ着いた先はこぢんまりとした稲荷神社。
そこで玉藻は一匹の化狐と出会う。
それを皮切りに玉藻の人生はどんどん変わって行った。
_これはそんな玉藻を綴った物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 16:30:00
8589文字
会話率:33%
『力をお望みですか? 貴方が願うのでしたら、わたくしがお貸ししますわ』
「僕が……こんなに大きな剣を?」
封印されていた大剣を少年が手に取ると、刀身から黒いオーラが立ち昇って人の形になり、薄絹を纏い黒と桃色が混じった長髪の美女が現れた。
アルトイリス侯爵家は、魔族との大戦で奮戦した代償に、若き女当主にして聖剣アレグリアの使い手マリアを失ってしまう。
一家で唯一残っていたのは、まだ10代前半の幼い少年リクレール……彼には戦いの経験がなく、おまけに一族の至宝たる聖剣アレグリアに使い手として拒絶されてしまう。
聖剣アレグリアは新たに使い手に選ばれた親友の少女の手に渡り、家臣の大半もリクレールが当主になることを反対する始末。
このままでは名門アルトイリス侯爵家は遠からず滅亡する――少年が己の未熟さを嘆いていると、不意にどこからか女性の声が響いてきた。
不思議な声に従い、リクレールが台座に隠された引き出しを開くと、中には一振りの大剣が収められていた。
その剣の名は『魔剣エスペランサ』――不思議なことに、魔剣は明確に意思を持っており、リクレールに力を貸す代わりに「暴君」を目指すよう囁いてくる。
リクレールは、姉の仇を討つために、魔剣の力を借りることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 12:00:00
81584文字
会話率:52%
建国祭で賑わうガーランド王国。
王子の妃選びで沸く城内。
苺売りの娘にゾッコンのルーク(王子)
このまま何もしなければ、大人たちのレールに乗せられて見ず知らずの花嫁を迎える事になってしまう。
必死に苺の姫君と仲良くなろうとするけ
れど…、苺の姫君は姿を消してしまう。
疲労困ぱい意気消沈。
ルークの出した答えが…。
失意のまま舞踏会でヤケ酒を飲み、誘われるまま見知らぬ姫達と踊るルークに、苺の国の領主から朗報が…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 09:37:58
86491文字
会話率:39%
夏休みに海水浴を満喫する二人の女子大生。
休憩を兼ねて海の家で食事を取る事にした彼女達は、そこで食べたカレーに意外な既視感を覚える事に…
(こちらの漫才は、武 頼庵様御主催の「夏の遊び企画」の参加作品であり、尚且つしいな ここみ様御主催の「
夏の食欲を刺激しろ! カレーなる短編料理企画」の出品料理で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 05:52:35
2110文字
会話率:38%
超現実主義な高校1年生、天札詠はある日、夜の校内で起きる不可思議な現象を耳にする。
暗い校内。夜。あの日にあれを見ずに、あれと出会うことはなかったとするのなら。人生はどうもほんの些細な選択で進むレールが変わるものだと実感する。
確かにあ
の日、彼の人生の分岐点は存在した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:58:20
107168文字
会話率:60%
<2021/1/17 歴史[文芸]ジャンルランキング 日間1位、週間1位、月間1位!ありがとうございます!>
明治34年、五摂家の1つである鷹司家の末娘、耀子は、わずか4歳にして薬液から白い糸を合成する方法を発明する。この糸は史実では「6
6ナイロン」と呼ばれ、アメリカで発見されるはずの物質でできていた。それもそのはず、鷹司耀子は120年以上も未来の令和の時代を生きた高分子化学者が、記憶をそのままに転生した娘だったのである。
これは、高分子のこの字もない時代に転生した高分子屋が、日本の歴史を変えるために奮闘する物語。
※時代柄、戦争を扱うので念のため「残酷な描写あり」としています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:02:34
620743文字
会話率:60%
世界に残されたバグを魔法のように使う手法、グリッチ。人工的に強力なグリッチを扱えるように生み出されたホムンクルス「アジェーナ」は、自身の性能テストを兼ねた飛行試験中に撃墜され、ルオトラ王国リントゥアルエ辺境伯領に墜落する。リントゥアルエ家の
嫡男アルマスに助けられたアジェーナは、恩返しとして辺境伯領の近代化コンサルタンシーを請け負う。急速に発展する辺境伯領だが、アジェーナの体と頭脳を狙う隣国チュン帝国の魔の手が忍び寄り……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 18:09:05
50753文字
会話率:55%
今よりも未来のこと。
仮想戦記界隈では一大ジャンルとなっている「逆行転生」をシミュレートするRTS(リアルタイムストラテジー)ゲームが発売された。
好みの逆行転生者をプレイヤーキャラクターとし、様々な転生チートで活躍できるこのゲームは特定の
人々の間で爆発的にはやり、様々な歴史改変方法が動画投稿されるようになった。
それだけ人気になれば、特定の実績を最速で取得することを目指す「RTA(リアルタイムアタック)」が行われるようになったのも、また必然であったのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 18:07:32
89659文字
会話率:56%
主治医に気晴らしにと勧められた、フルダイブ式VRMMOPRG Otra Vida。
もう一つの人生という意味を持つそのゲームを、今まで碌にゲームもやったことのないカナカは進められるがままにプレイすることになる。
抑圧され続けたカナカは、Ot
ra Vidaを通じて自分探しを始める。
戦うのは好きじゃない。
――だってやりたくもないのに各種格闘技を習わされてたから。
自分に似合う髪型もわからない。
――だって選択肢なんてなかったから。
Otra Vidaでやりたいこともわからない。
――親に全部決めつけられて、それ以外をすべて否定されていたから。
親に定められたレールから降りることができたカナカは、ここから自分を探す旅を始める。
※剣と魔法のファンタジー世界、魔物がいる世界で戦闘をしないで男の娘が自分が何をしたいのか探していく話です。本人が戦闘をするつもりはないですが、降りかかる火の粉は払うしかないと思ってる面もあるため、戦闘描写が入る可能性も考えて残酷描写ありにしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 10:00:00
100928文字
会話率:29%
病弱だった前世を終え、異世界に光精霊として転生した俺――工藤一樹。
目覚めた世界は、俺が生前プレイしていた**乙女ゲーム『エテルニアの誓い』**にそっくりだった。
しかし、俺が推していたのはヒロインではなく悪役令嬢・クラリス・フォン・ルク
レール。
彼女は公爵令嬢として完璧に振る舞うものの、ゲームでは報われることなく破滅する運命をたどる。
(そんなの許せるか! 俺が彼女を救ってみせる!)
精霊として人間界へ降り立った俺は、まずクラリスを探すことに。
しかし、たどり着いた先で出会ったのはまだ幼い5歳のクラリスだった――!?
これは、"推し"を救うために奮闘する光精霊の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 08:01:02
413386文字
会話率:45%
宝条彰人は、平凡ながらもどこか空虚さを感じる日々を送っていた。ある日、彼の前に突然「未来の自分」が現れる。未来の彰人は「お前にはこれから人生のレールが見えるようになる」と告げる。そして、そのレールは分岐点で別の選択肢を選び直すことを許す特別
な能力を持つという。ただし、戻るためには「何か」を失う覚悟が必要だと警告される。
彰人は最初、恋人の長谷川美幸との関係や仕事、友人との絆を深めるために能力を使うが、次第に何が正しい選択なのかわからなくなっていく。そして彼が戻るたびに、案内人である未来の自分の言葉や態度も変わり、やがて重大な真実に気づいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 13:00:00
55246文字
会話率:52%
【フェルナンド王国】の北側に、リュミレール領という地域がある。国王からの信頼が厚い、公爵家が管理する地だ。
そこにはリュミレール領の中心に公爵家の屋敷があり、仲良しの双子が住んでいる。
一人は騎士顔負けの強さを持つ、端麗な顔立ちの青年
。もう一人は小柄ながらも高い魔力を秘めた少年だ。彼らは双子。けれど、身長も見た目も、外見すらも、まったく似ていない。
それでも二人は類いまれなる能力を有していることと、弟は、美しくも凛々しい姿から騎士と。兄は少女のようにかわいらしい外見から、姫と呼ばれていた──
小動物のような兄を好きでたまらないヤンデレな弟と、素直になれないツンデレな兄が、兄弟愛でドタバタする。
剣と魔法がある世界をコミカルに。そして行きすぎたストーカー(弟が)の溺愛が炸裂する、ドタバタBLです。ただし、全年齢対象なので健全な作品となっています。
*エブリスタにも投稿していますが内容(視点や展開など)が若干異なっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 08:01:45
322357文字
会話率:41%
フランス語なぞ読めないし、邦訳も多いから、自分が手を出すことはないと思っていたけれど。はてなブログで他人が訳しているのを見ると、自分もやりたくなってしまった。出来たものから上げる、完結するか不明。
キーワード:
最終更新:2025-07-17 07:50:18
132706文字
会話率:2%
ブローニングの詩集 Dramatic Romances and Lyrics は1845年、「鈴と柘榴」Bells and Pomegranates 第7巻として発表された。本書の前半は Dramatic Lyrics(1842)全部をそっ
くり再録しており、そちらは別に訳しているので飛ばした。だから内容としては Dramatic Romances とするべきかもしれない。とはいえ内容形式に於て Lyrics と何が違うか聞かれると、ちょっと答えられない。抒情詩といってもバラッド(物語詩)に近いものが大半であり、『劇的』と題しつつオペラチックな描写は前作と同様で、詩人の豊かな趣味が窺える。
Robert Browning(1812-1889)は、シャルル・ボードレール(1821-1867)と同時代のイギリス詩人で、上田敏『海潮音』(1905)以来「ピパの歌」一つで知られる有様だが。「アンドレア・デル・サルト」(『男と女』所収)を漱石がネタにし、大作『指輪と本』を龍之介が翻案し、ラフカディオ・ハーンが厨川白村はじめ後進に教えるなど、小説家には崇められた。反面、日本の詩人には必ずしも人気がなく、特に戦後日本現代詩人の態度は冷淡といってよい。それ故にか未だ全訳がなく、この翻訳は訳者自身が読みたかった、原典からの完訳を目指すものである。
訳出に際しJohn Woolfoad と Daniel Karlin の註釈、及び最近に入手した野口米二郎『ブラウニング詩集』(第一書房)を参照した。ヨネ野口の翻訳は詩と呼べるもので、全集ではないこと、絶版して久しいことが残念でならない。
固有名詞のカナ書きは既存の表記及び原産国の呼び方を優先したが、不明のものは辞書の発音を聞き書きした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 23:45:06
126718文字
会話率:2%
奇小井 深雪は高校1年生と2年生の間の春休みに『チカラ』を手に入れ、その『代償』としてこの世で最も不快な『心の音』が聞こえるようになってしまった。それからというもの、毎日周りの人から『心の音』にうんざりしていた。1年生の頃憧れていた紫暮 ひ
さなからも。奇小井が様々な人の悩みを解決していくヘンテコな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 15:45:47
42439文字
会話率:46%
ブランシュ・カローはもういない。
音を香水へと変化させた少女は、ラベンダーの香りに包まれながら、その姿を消した。
そして舞台は新たな香りの世界へ。
オーロール、そしてヴィジニー・ダルヴィー。
二人の少女が紡ぎ出す、もうひとつの香水の旅路。
※ Parfumésie 【パルフュメジー】からの続編となっております。まだ読まれていない方は、そちらからお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 07:14:16
14571文字
会話率:38%
「……もう、終わりにしよう」
幼なじみであり、恋人だった篠原美琴は、曇りのない声でそう告げた。
その隣には、見たことのない男が立っていた。
肩と肩が、自然に触れ合う距離。否応なく、関係を物語っていた。
「……あ、そう」
三神静馬は、ほ
んのわずかにまばたきした。
驚きや怒りはなかった。ただ、何かが音もなく落ちたような感覚だけが、胸の奥で響いた。
言葉は浮かばなかった。何を言っても、すでに意味はない。
彼女の中から自分が抜け落ちた、ただそれだけのことだった。
静馬はそのまま歩き出した。
行き先もなく、あてもなく。
気がつけば、かつて遊び場だった廃遊園地に辿り着いていた。
今では誰も近づかず、鉄の匂いと風の音だけが支配する場所。
フェンスの隙間を抜け、錆びたレールの下をくぐり抜ける。
止まったメリーゴーランド。色の抜けた看板。
その奥――崩れかけた観覧車の影に、ぽっかりと地下へと続く通路があった。
興味があったわけじゃない。ただ、足が勝手に向いていた。
階段を降りるたび、湿った空気が濃くなっていく。
その先にあったのは、異様な空間だった。
壁一面に貼られたお札。
その中心に、黒く焼け焦げたような石碑があった。
無数の鎖が巻きつき、それでもなお封じるように力を放っている。
まるで、“誰にも見つけられたくなかった”かのように。
その時だった。
頭の奥に、どこか色香を含んだ女の声が、すっと囁く。
「……久々の人間ね。
ねぇ、ちょっと付き合ってくれない? ヒマなのよ。封印されてから、ずっと」
静馬は、少しだけ眉を寄せた。
そして、ため息まじりに、ひとことだけ返した。
「……別にいいけど。オレもヒマだし」
それが、三神静馬と“封印された女”の、すべての始まりだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 19:59:00
31720文字
会話率:38%
遊佐アギトは自分の人生全てに厭いていた。
無頼漢な父親に端を発する複雑な家庭環境、それを嘲笑い小馬鹿にしてくる近隣住民や同級生、その悪評は巷の不良達にも伝わり、アギトは謂れのない因縁を付けられては喧嘩をして過ごす荒んだ日々を送っていた。
そ
んなある日、いつものように喧嘩帰りのツーリングの途中で、アギトは自身の身体から謎の白い光が発生していることに気付き、それを振り払おうとしてバイクの操作を誤ってガードレールに衝突して海を望む崖下に落ちてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 12:00:00
405029文字
会話率:35%
学校の帰り道、いつものように友達と話しながら帰っていると十字路でガードレールで見えなかった車と接触した主人公。
頭を守る態勢で受け身を取り、地面との衝突をする瞬間に目をつむった。
痛みがないなと思い目が覚めると、見知らぬ人たちに囲まれ何やら
歓喜の声が上がっている。
これが噂の異世界転生か⁉いや死んではないと思うし転移か?と思う中、とりあえずこの世界の情報を探す。
よく見る前世でやっていたゲームや読んでいた小説などの設定ではなく、一度も聞いたことのない国の名前に王族の名前。
公爵でも王族でもないから悪役系の令嬢でも、光の魔力などもないから聖女でもないため主人公じゃなくてよかったと一安心をしたのもつかの間。
何故トラブルが起きるたびにこちらも巻き込まれるんだ!冗談じゃない!
チート能力とかはないし主人公みたいな素質もないけど、異世界あるあると元の世界で培った経験だけで生き抜いてやらぁ!
自分なりの生き方で今の自分の状態がこっちでもあっちでもどのようになっているのかを知るために、自分なりのやり方で生きる自分自身を探すとある尋ね人の日記風のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 11:58:57
65456文字
会話率:40%
異世界に勇者召喚された俺、山下助雄は勇者特典の能力で、無事に魔王を倒した。そして貴族に列せられて、何不自由ない生活を手に入れた。めでたしめでたし・・・な、わけあるかい!鉄道趣味がない世界なんて、ゴミ以下だわ!!!
という訳で、鉄オタ究
極の夢である、理想のマイ・レール作りに驀進するぞ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 22:06:18
64771文字
会話率:25%