コンビニバイト歴3ヶ月、普通の女子大生・ユカの悩みはひとつ。
――同じシフトの佐久間さんが、どう見ても“普通じゃない”こと。
音を立てずに歩く。気づいたら真後ろにいる。油の中からトングを取り出す(火傷なし)。
レジ打ちも品出しも完璧だけど
、人間らしさはゼロ。
もしかして…忍者? いや、そんなバカな。
でも今日も、監視カメラにだけ映ってないの、佐久間さんなんだよな。
そんな感じで、“ただのバイト仲間”への疑惑が日に日に増していく。
でも誰も信じてくれない。
バレそうでバレない、笑って忘れられるかと思いきや、また次の事件が起こる――!
これは、現代に生きる(たぶん)忍者と、その日常に巻き込まれる女子大生の、どこかズレたコンビニライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 19:20:00
27100文字
会話率:36%
「いらっしゃいませ。お次の方、どうぞ」――今日も、とある街の雑貨屋のレジでは、少女が完璧な笑顔で客を迎える。彼女は、ごく普通のレジ係。剣も魔法も使えないし、冒険とは縁遠い毎日だ。
けれど、彼女の頭の中は、誰にも真似できないほど正確な「世界
の帳簿」になっていた。金欠の駆け出しの旅人が買う回復薬の数、魔法の道具を扱う者が持ち込む奇妙な素材の価格、そして、滅多に現れない"人ならざる"客がそっと置いていく、意味不明な支払い――彼女は、それら全てを完璧に記憶し、無意識のうちに世界の経済の歪みや、魔力の乱れを調整していたのだ。
国の機関の者たちが、影からその日常を見守っていることなど、少女は知る由もない。彼女にとっての「世界を救う」とは、レジの合計金額を間違えず、適切な在庫を確保し、お客さんの感謝の言葉を受け取ること。
しかし、そんな彼女の地味な日常こそが、かつての大戦の後もなお残る世界の不穏な均衡を、ただ一人で保っていた。
これは、あなたが知るどんな冒険物語よりも地味で、そして誰よりも壮大な、レジ打ち少女の物語。彼女の無意識の一歩が、今日も世界を救っている。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 01:06:30
910文字
会話率:30%
【アルネシア大陸――それは五つの地が交わる幻想世界】
舞台は〈アルネシア大陸〉。旧市街と呼ばれる中心都市を軸に、山岳・島・橋で外縁を囲む五つの地域からなる巨大大陸。
プレイヤーは〈ヒューマン〉〈エルフ〉〈ドワーフ〉〈フェルーナ〉〈ノク
ターン〉といった多彩な種族から選択でき種族補正が用意されている。
スキルはツリー式で自由に成長可能。ソロでもパーティでもギルドでも、どんなプレイスタイルも受け入れてくれる懐の深い世界だ。
経済も本格仕様。通貨「ゴル(G)」が流通し、露店・オークション・交易・闇市まで存在。
死ねば経験値を失い、拠点に強制送還。戦闘中やダンジョンではログアウトも許されない。
時折流れる「ワールドアナウンス」は、世界の運命が動く兆しだ。
佐藤健一、45歳。しがないコンビニバイト歴15年のベテランだ。彼の日常は、レジ打ちと品出しの繰り返し。そんな彼の唯一の情熱は、休日に山へ分け入り、薬草を採取すること。生粋の「薬草オタク」である。
ある日、成人した甥の勧めで、『アルネシア・オンライン』のβテストに参加することになる。初めてのVR空間にVR酔いと操作の戸惑いで四苦八苦。初期職は無難に「料理人」を選択する。しかし、彼の真の目的は、この仮想世界でも「薬草」を探すことだった。
初期エリアの森で、偶然にも現実の薬草に酷似した植物を発見した健一は、狂喜乱舞。定石を無視して夢中で薬草採取に没頭する。だが、通常の料理スキルではただの「苦い汁」にしかならず、彼のこだわりは満たされない。それでも諦めず、現実の抽出法を模倣するかのように試行錯誤を繰り返す!
健一の変態的な薬草へのこだわりが、アルネシアの世界で唯一無二の「ポーション」を生み出していく。
「怪しいおじさん」と訝しがられた健一の露店だったが、彼のポーションは、通常の回復薬とは一線を画す、高品質で特殊な効果を持つものばかり。瞬く間にその評判は広まり、戦闘職のプレイヤーたちは彼のポーションを求めて列をなすようになる。彼の作る薬が、いつしかアルネシア大陸の経済、そして戦況をも左右するようになるのだった。
戦闘は苦手、でも薬草の知識だけは誰にも負けない。不慣れなVRの世界で、その特殊な知識と探求心で周囲を巻き込み、いつしかアルネシアの伝説となる、地味だけど最強の成り上がり物語が今、幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 11:32:19
98475文字
会話率:47%
私はスーパーでアルバイトをしているレジ店員、鏑木椎名(かぶらぎしいな)。
ひょんな事から、異世界に召喚されちゃったんだけど、使えるスキルがまさかのレジ打ち!?
しかも、アイテムボックスはスーパーのバックヤード。
見た目も変わらず黒髪ボブだし
、こういう時って容姿的にも能力的にもチートになるんじゃないのー!?
おまけに不愛想だけど、とんでもなく美形のツンデレ冒険者のレベルを、うっかり傷物……じゃなかった、スキルで半額にしてしまい、一緒に旅をする事になっちゃった。
他にも、私をソシャゲの推しと混合している同じ異世界人や、妹みたいに可愛がってくれるお兄ちゃんのような冒険者、そして性別不詳な百合の香り漂う運び屋さん!
スーパーに来るお客さんぐらいキャラが濃いよ!
ええい、こうなったらやけくそだ……
いらっしゃいませー!お次の冒険者様、こちらのレジへどうぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 00:10:00
790117文字
会話率:37%
私の親は、良い意味でも悪い意味でも人間だった。
機嫌によって左右される事も少なく無かった。
だからお世辞と建前で自分の精神を守っている。
そして今は其れでも強い鎧になっている。
お世辞や建前を使うのは、大人だけで良いんだよ。
子供にさせち
ゃいけないんだよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
私の精神は、悪い意味で大人だと思ってます。
家族であっても、お世辞や建前を忘れた事はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 21:11:12
1203文字
会話率:12%
学生時代にはレジ打ちをしていたのです。
勿論、私に対して当たりの強い方も大勢いらっしゃいました。
停止板をなげつける、クレーム対応、暴言、苦労は勿論御座います。
ですが、それ以上に、他のお客様のご迷惑をお掛けになる方は、二度と敷居を跨がぬよ
う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
何でも許せる方向けの、私の暴言です。
レジ打ち時代を思い出したんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 10:54:54
869文字
会話率:23%
ある日、突然、現代日本の太田家に悪役令嬢マリアンネが来た。
しかし、ゲームの世界に転生した長女緑、緑の入れ替わりなので、家族の感情を受け継いでいた。
マリアンネは歓迎されない。緑と認識され。
緑は父、母と仲が悪かったからだ。
弟の和樹
は、悪役令嬢と認識し普通に接していた。
分かる人には分かるようだ。
そんな日常の一コマ。
と思いきや乙女ゲームの方は・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 20:30:44
2892文字
会話率:45%
近所のスーパーでアルバイトをしている男子、田中はじめ の日常を描いた物語です。彼はどこにでもいる普通の若者で、特別な能力を持っているわけでもなく、ただスーパーでの仕事をこなして日々を過ごしています。時給1000円で、商品の補充やレジ打ち、清
掃など、地道な作業に追われる毎日。けれども、店内で巻き起こる小さなトラブルや、常連客との何気ない会話、バイト仲間とのやりとりの中で、はじめ の普通の生活にはちょっとした喜びや驚きが詰まっています。何気ない日常が描かれたこの物語では、スーパーという舞台を通して、人々のつながりや心温まる瞬間が描かれていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 06:49:04
4456文字
会話率:17%
東京都日野市の駅から40分という微妙な立地に居を構える《燕書店》で働く『私』と一ノ瀬桜、そして愉快な仲間たち。
品出し・レジ打ち・シュリンク掛け・棚替えetc…
毎日の業務をこなしていると、とあるお客様が…?
最終更新:2024-12-20 11:14:33
3628文字
会話率:38%
未来は果たして
どうらなるのだろうか?
というお話です
最終更新:2024-08-28 21:52:28
771文字
会話率:27%
年に一度、全国のスーパー従業員の頂点を決める一大イベント「スーパースーパー従業員頂上決戦」。主人公でスーパー経営者の小秋大はこの大会に毎年全力で挑むスーパー一筋22年の男。今年も多くの強敵を退けて決勝に駒を進めた彼であったが、今年の大会は何
かがおかしい。出場者を次々と襲う不条理な接客シチュエーション…そして最後に明かされるこの大会の真実とは⁉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 20:00:00
9752文字
会話率:59%
レジのアルバイトはきつい。変な人が来たり理不尽なクレームが来たり・・・それでも、それなりに金が入るのだから辞めるわけにはいかないだろう。死んだ目でレジをしていた主人公は突如客としてきた女性客に声をかけられる。「お仕事終わったらあそこで待って
るので来てください!」
レジ打ちに現れたその女性客は主人公の人生を潤わせる最高の彼女になる!が、問題が一つ・・・彼女との年齢差約5歳!若干そこに悩みながらも束縛気質のある最高の彼女との日常を謳歌しろ!
一部作者自身のリアル体験を含みつつ織りなされる二人の日常はきっと皆さんの心を温めるでしょう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 09:00:00
23444文字
会話率:69%
鈴木「俺は鈴木。Aマートというディスカウントストアでアルバイトとして働いている。40歳の男だ。仕事はつまらないがお金のため仕方がなく働いている。」
最終更新:2024-02-14 18:00:00
1899文字
会話率:41%
玉名市の普通の若者、コサトはスーパーマーケットのレジ打ちのアルバイトをしていた。しかし、ある日、バイトパーティーの仲間たちからの非難によって仕事を失ってしまい、絶望に打ちひしがれた。しかし、背中に感じた妙な違和感が新たな可能性を切り開くきっ
かけとなる...!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 18:31:51
2762文字
会話率:19%
33歳厄年の榊原絵里香は
結婚して
子供2人の子宝に恵まれたが、
日常に不満を抱いていた。
毎日子育てしながら、
スーパーのレジ打ちを
パートで働いている。
夫は会社で課長の肩書を持ち、
上司や部下から慕われている。
その代わり、家に帰
ると家事や育児は
ほぼ妻の絵里香に任せっきりだ。
スーパーの店長の
独身 加藤龍次郎は、
エリアマネージャーまで経験する
敏腕のはずが、
年上だと思って絵里香には
何もできないふりをする。
それでもプライベートでは、
何でもできる男を見せびらかす
絵里香の不倫相手。
不倫していることを夫にバレて…。
登場人物
主人公 榊原 絵里香
夫 榊原 晃
長女 小学2年
榊原 瑠美
長男 年中
榊原 塁
職場の店長
加藤 龍次郎 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 13:53:00
84637文字
会話率:24%
連日続く猛暑……私は毎日カップアイスを楽しみにしている。
しかし、アイスを購入するスーパーには困ったことがあって――――
いつものくだらない日常エッセイです。お暇なら読んでね。
最終更新:2023-07-30 11:38:08
2268文字
会話率:20%
最強最悪の魔王はこの星を侵略する為にコンビニに通っていた。なにぃ!我の魔法が、この”店員”には効かぬだと?!宇宙を股にかけない、レジ前の戦いが繰り広げられる!
小説家なろうラジオ内のタイトルは面白そうコーナーで、「書いてみてください」を頂い
た投稿を短編にしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 11:00:00
971文字
会話率:50%
スーパーマーケットのレジ打ちの仕事、休憩時間にひとりごちる。
ある女性の、死んだ夫への言葉。
最終更新:2022-09-16 16:36:54
2603文字
会話率:6%
スーパーマーケットでレジ打ちをしているフリーターは「自分の生きる意味」について悩んでいた。
特殊な力なんて無く、平々凡々な自分は一体何の為に生まれてきたのか……優れた才能さえあれば人生楽だったのに……そんなことを考えながら、冴えない日々を送
っていた。
そんなある日、彼は通り魔に刺されて殺されてしまう。
突然人生の幕を下ろされた彼は次に目覚めた時、異世界に転生していた。
しかも、その出生は勇者と冥府の姫の息子という最強血統。この世で唯一光の魔法と闇の魔法を2つとも扱える可能性を持って。
切望していた「才能」を彼は手にしたのだ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 16:49:00
72947文字
会話率:33%
ある日俺が近所のスーパーで食料品を買うと、30年前に生き別れていた兄貴がレジ係として働いていた。
思わず目を見合わせる俺と兄貴。
「懐かしいな……兄さん」
俺は再会を喜び、涙目で話しかける。
だが、兄さんは
「今レジ打ってんだろ! 邪
魔するな!」
と俺との30年ぶり感動の再会そっちのけでレジ打ちに邁進するのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-19 17:11:01
2292文字
会話率:52%
拙作エッセイ『wikipediaの間違いを誰も修正してくれないので、自分でアカウントを作って修正してみた』にいただいた感想から思い出したことを書きました。
最終更新:2021-10-24 07:00:00
1865文字
会話率:4%