世界を救う為に、一つの純粋な心(ハート)が必要だという。
「いいよ。あたしの心で世界が救えるなら。
みんなが幸せになるなら。あたしのハートを世界にあげる」
そんな純粋無垢な少女を一人の少年が引き留める。
少年は、口が聞けない。
少女だ
けが少年の言葉を理解することができる。
誰もが何かしらの力を持っているのが当たり前なこの世界で、
その少女だけは、何の力も持っていない。
だからこそ、純粋な心を持っていた。
――何も持たない僕だけど。彼女の為に、
――何も出来ない私だけど。この世界の為に、
――何かをしたいと、そう思いました。
一つの純粋な心に代われるものは、世界中の皆の心の欠片。
(探そう。この世界と君の両方が助かる道を。
全てがうまくいく方法がきっとどこかにある筈だよ)
少年と少女は、旅に出る。
世界を旅した果てに、二人が見つけたものは何なのか――。
※第6回ドラゴンノベルス小説コンテストの中間選考突破作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 17:10:00
82480文字
会話率:26%
死にかけた瞬間から、私の旅路の目的は変わってしまった。
『カクヨム』で開催終了した「第6回ドラゴンノベルス小説コンテスト テーマ③旅と相棒と奇跡」(2024.4.15-2024.6.14 応募受付期間)参加作品です。
2024.6.1
4.「出会い」公開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 22:31:56
23111文字
会話率:54%
子爵令嬢アネット・ツーデンスは、未知の魔法【サンダー魔法】しか使えないという事が分かり、ハズレ魔法の使い手として、子爵家から勘当されてしまう
しかし、この【サンダー魔法】は"あらゆるモノを縮小させる"チート魔法だった
アネットは旅の最中に、世界を滅ぼすほどの力を持つ最強のドラゴン【ブレイズ】を、手乗りサイズに変えて、お供にしてしまう
こうして、無自覚なまま、アネットは最強のチート魔法使いとして蹂躙、無双していくのであった----
(※)この作品は、カクヨムで開催されました、第6回ドラゴンノベルス小説コンテストの中編部門に応募するために作成いたしました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 17:00:00
49176文字
会話率:30%
グレイ(男):主人公。エリシアの師匠。武器は大剣。敵に背中は見せない。国家に七人いる魔剣士の一人。
エリシア(女):遺児だった少女。愛称エリィ。グレイに拾われ弟子となる。秘めている魔力の総量はグレイを超える。
アヴァロン:最上位の魔物。
人類を糧とし、人里を丸ごと食らう。グレイを瀕死に追い込む。
ミスリルの魔剣士:称号。普段は空位。単身でアヴァロンを仕留めた者はミスリルの魔剣士と呼ばれる。前回誕生したのは三百年前。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 15:00:00
399390文字
会話率:43%