ロマンス小説をこよなく愛する、帝国一のロマンス脳貴族令嬢――フリル・ラティア。
ある日、通っている帝国学園のクラスメイト2人に呼び出されてしまう。
「コゼット嬢に嫌がらせをするなんて、淑女らしからぬ行為です!」
「まあまあ、落ち着いてくだ
さいよ。ねっ?」
「っ、なんとお優しい……!」
私が嫌がらせ?一体、いつ?
……いいや、そんなことよりもこの展開なんだか既視感がある。
これはまさか、小説で何度も見た『私の男を取らないで!』ってやつでは……?
どうやら、コゼット嬢は私の婚約者の皇子に恋をしているらしい。
政略的な婚約関係の私たちとは違って、仲睦まじいという噂もあったし、確かにお似合いだと私も思う。
(ヒロインとヒーロー?私はもちろん応援するわ!)
しかし、コゼット嬢が突然「フリルさんに階段から突き落とされましたの!」と言い出して……。
ちょっと待って。もしかしてあなた、ヒロインじゃなくて……性格がめちゃくちゃ悪いタイプの悪役令嬢じゃないですか?
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ざまぁしかないです。ちょっとだけラブコメ風?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 02:34:54
7232文字
会話率:50%
私は公爵令嬢フリーゼ、7歳です。素敵な王太子様の婚約者になって2年、お勉強を頑張ってきました。
なのに17歳の王太子様「君が悪いのではないのだが、真実の愛に目覚めた。婚約を破棄させてくれ」って私に宣言しました。
魔法学園で出会った17歳のア
リスさんと真実の恋に落ちたって酷くないですか?
みんな君にはいつか本当の相手が現れるよって慰めますが…。
私は王太子様が本当に好きだったんです!
だから私はじい、うちの執事のテオと一緒に魔王様の下へいき、王家に復讐することにきめました!
お前の執事の方が俺より強いから執事つかって復讐すればって魔王様だらしないです!
幼女悪役令嬢と最強執事、少年魔王の復讐劇がいまここにはじまる!
○書き終わってます。予約投稿していってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 12:00:00
79865文字
会話率:52%