キャッチコピー
「お兄ちゃんの噓つきっ!(涙目)」
時は1990年代、初頭。
とある言葉で溢れかえっていた。
連日のワイドショー、広告、新聞のラテ欄。
全て埋め尽くされるほど、大人たちは熱狂していた。
幼かった僕は、全く意味が
わからない。
だから、いろんな大人に聞いてみた。
「ねぇ、なにがそんなにすごいの?」と……。
※ご注意、あくまでも当時の話です。現在は規制などされていると思いますので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 19:57:38
2838文字
会話率:39%
かつての職場に戸浦さんという男性がいた。
年齢不詳の彼は、普段は優しかったが、怒ると歯止めが利かない面があった。
そんな彼が、ある時、体調を崩し、入院した。
自分は、お見舞いにいくことにした。
戸浦さんと共に過ごした、わずかな時間の風景。
最終更新:2017-10-12 14:20:41
5421文字
会話率:22%
自分がかつて勤めた会社には、届いたFAXを担当者に届けることが仕事の人がいた。
彼は、それだけの為に、その会社にいたのだ。
だから、FAXが届かないときは、本を読んでいた。
そんな彼のお話。
最終更新:2017-09-16 10:17:41
3880文字
会話率:4%