地声は沼のように低いおいどんが、頑張って高音キーを出しながら、肺活量も下がっている体調を整えつつ、頑張って月に一回は貸しスタジオに通おうと。
志しているエッセイです。
主に、スタジオやカラオケで歌った時や、声や動画の編集をした時に、時々更新
されます。
カラオケ以外では、一般的な、他人様の曲をお借りする「歌ってみた」ではなく、自作ボカロ曲のカバーを歌っています。
基本装備はあれな人が、とりあえず頑張ってみている記録文書。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 08:02:04
16988文字
会話率:0%
紀元前1569年ごろ、テーベのイアフメス1世王がヒクソス朝を倒して始まったエジプト第18王朝は、ハトシェプスト女王、トトメス3世王のころから最盛期を迎え始めた。紀元前1410年、アメンヘテプ3世王の時代、その支配領土はエジプト王朝史上最大
規模となる。
第18王朝の歴代ファラオは、国家神アメン・ラーを称え、莫大な黄金や土地や神殿を寄進する一方で、王族同士の権力争いにアメン神官団の権威を利用した。そのためアメン神官団は巨万の富を得、王権を凌ぐほどの権力を手に入れた。
王妃ティイがアメンヘテプ3世と結婚したとき、エジプトは王家とアメン神官団の権力の二重構造が出来上がり、アメン神官団の政治や王権に対する過剰な干渉や介入がピークに達しつつあった。しかも、王族同士で血で血を洗う権力闘争が行われ、王宮はいつも謀略や暗殺で渦巻いていた。
そんな時、王権を継いだ若きアメンヘテプ4世(アクナテン)は理想を掲げ、人類史上初と言われる一神教による革命を断行するのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-31 00:02:29
87846文字
会話率:54%
――禁忌歌《きんきか》 『歌ってはいけない呪われた歌』
それは歌ってはいけない歌だった。
友人たちと訪れたカラオケ。楽しいひとときが一転、恐怖の始まりとなる。ひとつの歌が原因で、次々と不気味な現象が起こり、仲間たちが次々と姿を消していく。
事件の真相を追う樹達。そして、事件の背後に潜む真実を知る事となる。
これは呪い?それとも……
一体なにが起こったのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 21:17:53
80301文字
会話率:31%
《日本神話×異世界転移×絶望的に恋に落ちない二人の異色の異世界恋愛ファンタジー》
終電でうたた寝して目覚めたら、戦時まっただなかの異世界に召喚された唯舞(いぶ)。
見知らぬ世界に投げ出された彼女を保護したのは、召喚国とは別の、敵国精鋭
部隊・アルプトラオムの軍人達だった。
一癖も二癖も三癖もあるメンバーに囲まれ、何故この世界に来たのか、世界にとっての自分とはなんなのか。
それを探りながら世界の真実を知った時、唯舞が選ぶ運命とは―――
⚠恋愛はあとから爆発する仕様です。いきなり恋には落ちないリアルな距離感とキャラクター達のやりとりをお楽しみください。
恋愛急募の方、大体30話のレヂ公国編からちょっとずつ距離は近付きます。笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 20:50:00
208376文字
会話率:37%
アクション恋愛RPG『光と闇のトラオム』の世界に、私は悪役令嬢ルカ・エーデルとして転生した。
ルカはプレイアブルキャラですらなく、公式設定もほとんど存在しない、物語に名前だけ登場するモブキャラだった。
ただひとつ知られていたのは、「魔王を討
伐するパーティーの一員だった」ということ。
だが実際の彼女は、“世界最強の剣士”を父に持ち、魔王すら凌ぐほどの素質を秘めていた。
前世で剣を学んでいた私は、この世界でも迷わずその道を選び、幼い頃から修行に明け暮れた。
──そして、「大切なもののために生きろ」と語ってくれた祖父の言葉を胸に、私は再び剣を握る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 19:17:03
12249文字
会話率:29%
一地方都市である双竜町の女子校に通う佐藤姫子は、銀髪に菫色の瞳の超絶美少女である。だが、ファンタジーの美麗挿絵風なのは容姿だけで、中身はいたって平凡なカラオケ好きの女子高生に他ならなかった。
しかし誰が知るだろう。姫子の本当の名はフェ
トナで、十数年前、動乱の起きた故国から乳母に抱かれて銀色飛竜の背に乗り、許嫁のカーディル王子と共にこの異界に逃れてきたということを。
幼い頃に別れたきりの父母の顔も、故国の言葉も文字もすっかり忘れ果てた姫子は顔だけファンタジーと呼ばれ、今日も場末のカラオケの個室でひっそりマイクを握るのだった。
そんな爛れきった(?)平和を享受していた姫子の元に、故国の急使が先に戻っていた許嫁からの手紙を運んできた。
戦が終わったので、故国に戻って来いというのだ。
それは、異界の慣れ親しんだ日常を捨て、故国に戻って妃になれ、ということだった。いまさら!? 姫子は困惑した。迎えに来るあてもない十数年の長きにわたる異界での日々を、次期王妃としての矜持を持って過ごせというのは無茶な話である。彼女は当時五歳だった。
しかも手紙には、隣家の村山智志を連れてこいとも書いてあった。
敵の多いカーディル王子は、異界での幼馴染である智志を側近のひとりに加えたいらしい。
故国において、王者の命令には絶対服従である。
いかに次期王妃のフェトナとて、断ることはできない。
しかし、幼い頃はよく三人で遊んだとはいえ、別々の高校に入ってからはとんと疎遠になっている智志を、故国へヘッドハンティングなどできるだろうか。
ましてや、家人や教師以外の男性と殆ど喋ったこともないというのに!?
※作風が古いです。長タイトルから連想される昨今の流行りとは異なる展開であることを先にお詫び申し上げます。m(_ _)m
※本作品は習作で完結しています。一見すると長編の序章か前日譚のようですが、続きはありませんのでご注意下さい。
※R15指定に従い、ほんの僅かですが残酷な表現や性的な表現がある話には*を付けてありますのでご注意下さい。
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旧題『双竜町の寒空に飛龍の長鳴きが聞こえる~金の飛龍には王子様、銀の飛龍にはお姫様~』40枚(16000字)2006/2 PNイマダ名義
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本作品はアルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 12:40:00
38459文字
会話率:36%
覇王アンシュラオンと『災厄の魔人』である姉のパミエルキが織り成す、異世界バトルハーレムファンタジー!
ここはフロンティア。安っぽい倫理観などなく、暴力と金だけが物を言う魔獣溢れる未開の大地。嫌いなやつを殺すことも自由。奪うのも自由。誰
かを愛するのも自由。誰かを助けるのも自由。そんな中で好き勝手に生きる少年が、お姉さんとイチャついたり、女の子たちを優遇したり、おっさんと仲良くしたり、商売を始めたり、都市や国を創ったり、魔獣を飼い慣らしたりする物語。
後にシェイク・エターナル〈永遠なる混ぜこぜの大地〉と呼ばれる巨大連合国家が生まれる礎を築いた男、覇王アンシュラオン伝記である。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
生まれ変わったら、「姉とイチャラブして暮らしたい。ついでに強い力で守ってあげて、頼られたい」。姉属性大好きの元日本人のアンシュラオンは、そんな願いをもって転生したものの、生まれた異世界にいた姉は、最高の資質を持つはずの自分すら超える【最強の姉】であった。
激しく溺愛され、その重い愛で貞操すら(過去に自ら喜んで)奪われ、半ば家畜同然に暮らしていたが、ようやく逃げ出すことに成功する。常に支配され続け、激しいトラウマを負った彼が次に求めるのは、「従順な女性とイチャラブしたい」という願望。そこで目をつけたのがスレイブ(奴隷)である。
「そうだ。スレイブならば、オレを支配しないはずだ。何でも言うことを聞いてくれるし」
そんな単純で不純な動機でスレイブに手を染めるのだが、それが彼の運命を大きく変えていくことになる。
後に彼はこう呼ばれた。
「多くの女性スレイブたちとともに、彼女らの国を創った欠番覇王」―――と。
※以前のものとは異なる違うバージョンの作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 01:00:00
3325772文字
会話率:43%
・架空世界を舞台にした近未来SFミリタリーアクション作品。全43話完結保証。
・相棒を失ったエースパイロットと戦闘機に搭載された人工知能のバディストーリー。
・仲間たちとの確執を乗り越え、巨大兵器との決戦を通し、相棒を失ったニコルの復讐と人
工知能ジャグの成長を描く物語です。
アストック共和国は、国際協定を破って共同管理地へ進入したデラムロ王国に対して軍事行動を開始するが、王国軍の無人兵器群によって緒戦から窮地に立たされていた。
それから2年。空戦で相棒を失い、新設された航空特殊部隊「アッセンブル・スペシャルオーダー」への転属命令を受けたニコル・バンクロイドは、軍が開発した空戦人工知能“ジャグ”とそのエンジニアであるベルベット・マーベルと出会う。
軍内から召集されたエースパイロットたちはジャグを軽視するが、ベルベットの訴えを容れたニコルはジャグと和解。以降はコンビを組んで、困難な戦況を打開していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 19:38:41
154958文字
会話率:21%
バズる日本は、神ですら逃げ出すレベル!
神々は今日も、ちゃぶ台を囲んで愚痴り倒し──現実逃避。 祈り?願い?「それよりエアコンと麦茶でしょ」が合言葉。
地震、猛暑、円安、AI、紙幣刷新、推し活神社、政治のドタバタ……ニュースが多すぎて神
々もやる気ゼロ!
光の引きこもり女神・アマテラスはカーテン全閉、
SNS炎上芸人・スサノオはバズに首を突っ込み、
商売神イナリは副業詐欺と推し活グッズに追われ、
剛力神タヂカラオは会議中も筋トレ、
社畜神オオクニヌシは麦茶片手に議事進行。
「神聖?そんなもんより涼しさと麦茶!」
神々が本音でぶった斬る“今どきの神頼み”と、どうにもならない現代日本のニュースたち──
会議はいつも脱線、ノルマは全部保留、祈りはスルー。
神聖とは真逆の、八百万(やおよろず)コメディ。
現代日本×神話ギャグの最前線、祈りも希望も麦茶で流す!
あなたの祈り、全部見られてます。……たぶん誰も動きません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 23:00:00
38783文字
会話率:55%
周りの国々を平定し、大陸統一国家を打ち立てた皇帝ラオの物語。
幼き頃から、父を尊敬しその夢の実現を継いで行こうと夢見ていたが、成長するにつれ現実とのギャップに悩むこととなる。
ラオは、国が大きくなるにつけ堕落して行く父と、まだまだ終わらない
大陸内での争いごとに、失望する事となる。
父王の死で王位を継ぐ事になったラオは、大陸の統一し世の安寧をもたらす事に情熱を傾ける。
皇帝になった最初こそ、国作りに情熱を傾けるもの達も多かったが、権力に群がるもの達に周りを固められる事に気が付く。
すっかり嫌気が刺した皇帝ラオは、ある計画を密かに立ち上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 11:34:42
103977文字
会話率:38%
遥か彼方の小さな農場で、ジャックは質素な生活を送っていた。しかし、ある日、母親が老黄牛であるラオ・ファンニウを市場へ売ると決めたことで、平凡な少年は思いもよらぬ旅に出ることになる。途中、彼は奇妙な北風と太陽に出会い、その神秘的な力によって伝
説の魔法の国――オズの国へと送られてしまう。
この幻想的な国で、ジャックは『オズの魔法使い』に登場する案山子、ブリキの木こり、そしてライオンと出会い、ここが彼の想像をはるかに超えるほど謎と危険に満ちた世界であることを知る。国の秘密を解き明かすため、ジャックは新たな仲間たちと共に壮大な冒険へと乗り出す。
だが、冒険はオズの国だけに留まらなかった。ある時、ジャックが偶然神秘的な迷宮に足を踏み入れると、華やかな衣装に身を包み、銀色の懐中時計を手にしたウサギさんが、急ぎ足で迷宮の角を駆け抜けるのを目撃する。好奇心に駆られたジャックはその後を追うが、やがて暗い洞窟へと落ちてしまう…。
魔法と伝説が交錯するこの世界で、童話の枠を超えたかつての伝説の登場人物たちと共に、ジャックは様々な物語の狭間を縫いながら、未知なる旅路へと歩み出すのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 19:50:00
182712文字
会話率:39%
学校内でも、上位に入るほどの美少女ギャルである鶏野《とりの》雲母《きらら》。
彼女は、幼馴染でもあり、クラスメイトでもあり、お隣さんでもあり、仲の良い男友達でもある、宇津路《うつろ》白銀《ぎん》と、高校生活を楽しく過ごしていた。
放課後、ゲ
ームセンターではしゃぎ、カラオケで熱唱し、買い物を楽しんでいた。
また、休みの日も、動物園や美術館、または、テーマパークなどに遊びへ行く事も多い二人。
しかし、二人は彼氏彼女の関係ではなかった。
白銀の方は雲母の事を気疲れなく付き合える異性の友人として、常に接していたからである。
一方で、雲母の方は、白銀を男として見ており、彼氏彼女の関係になりたくて仕方がなかった。
遊んでいる最中も、積極的にアピールしているものの、鈍感な白銀には、てんで届いていなかったのだ。
今日も今日とて、どうやったら、白銀に自分を女として見て貰えるか、悩んでいた雲母は、いつもの流れで、彼へ罰ゲームありの、ちょっとした勝負を挑む。
その勝負と罰ゲームが、自分と白銀、そして、彼の側にいる他の女友達との関係を大きく変えていくとも知らずに・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 15:23:01
196399文字
会話率:37%
『バウンドレス』
「暗殺教室」や「魔法使いの嫁」にインスパイアされた作品
――変わりゆく世界で、「家族」と「約束」の重さを描く物語。
霧深い山岳地帯・ラオナック。
そこで静かに暮らすのは、少年サイモン・フィリップスと、兄イゼキアル、そし
て元剣士の父・フィンレイ。
サイモンがまだ赤ん坊だった頃、母は姿を消した。誰もその話をしないが、彼は時々こう思う――「僕のせいだったのかな」と。
生活はシンプルだ。
学校。剣の稽古。家の手伝い。
口に出すには小さすぎる夢を、胸の奥で抱えて。
ある日、父が驚きの言葉を口にする。
「子供ができたんだ」
しかも相手は、長らく神により“平和の呪い”をかけられたとされる、隠されたエルフ一族「クルアンティアン・ネイム」の女性だった。
こうして一家は、隠れ里のようなエルフの村へと移り住むことに。
そこでサイモンは、彼女と出会う――
不吉の象徴とされる“悪魔の耳”を持つ、赤髪の小さな赤ん坊。
その名は「カリー」。
そしてサイモンは誓う。
この子を守ると。たとえ何を失おうとも。
これは、小さな家族の絆、静かな田舎暮らし、
そして、世界が静かに揺らぎ始める前夜の物語。
平和は永遠には続かない。
運命は、待ってくれない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-26 09:31:38
14954文字
会話率:36%
ある日突如として現れた巨大隕石により人里離れた大道芸人アクフの家が破壊された。
しかし、アクフはめげず隕石の破片の一部をファラオに献上し、結果家を立てて貰うことなり、傭兵として騎士団入り寝床を確保し家が建てられるまで魂塊のバファイと共
に耐える。
これはアクフが周りの厄介事を解決したりする話でもあり、王暴を巡る戦いの話でもある。
王暴、それは二千年事に様々な生物の形として現れ地上の巣食うまたは地上を狙う外敵を圧倒的な強さで排除する者。
魂塊、死ぬ時にでる魂が分解された後それを生命力略して生力で固めたもの基本能力として個別能力がある物。
この作品はカクヨムにも投稿しています。
第一章までは毎日投稿それから週一投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 22:04:41
245338文字
会話率:37%
気づけば、私は知らない街にいた。
いや、知らないはずの街だったのに、風の匂いや、道路沿いの花壇の並びが、どこか懐かしい気がした。
「……は?」
頭をぶつけたわけでも、転んだわけでもない。
友達とカラオケの帰り、いつもの道を歩いていたは
ずだった。なのに、
次に目を開けた時、私は――2000年にいた。
戸惑いと混乱のなか、私はふたりの男に出会った。
ひとりは、関西弁で軽口を叩きながらも、妙に心配性な篠原 奏(しのはら かなで)。
もうひとりは、少し理屈っぽくて、でも誰よりも静かに見守ってくれる御堂 晴臣(みどう はるおみ)。
ふたりは「ルミナス」というコンビ名で活動する芸人だった。
当時はまだ駆け出しで、テレビにもたまにしか出ない頃。
彼らは、正体も素性も不明な私を不思議がりながらも、あたたかく迎え入れてくれた。
名前を聞かれ、私はしばらく黙ったけれど、やがてこう答えた。
「朝比奈……しずく、です」
身元不明の少女。帰る場所のない時間。
それでもふたりの部屋を行き来しながら過ごすうち、私は気づいてしまった。
――この世界は、私が生まれる3年前の世界。
――この3年間が終われば、私はいなくなる。
――でも、私がいなくなったあと、私は“生まれる”。
帰る方法がわからないのに、必ず帰れる理由があるなんて、皮肉な話だった。
彼らは、私を少しずつ好きになってくれた。
私もまた、どちらかなんて選べないまま、ふたりに惹かれていった。
歪で、甘くて、切ない1000日間だった。
そして――
22歳になった私は、ふたたび彼らと出会った。
今度は、過去をなかったことにした、記憶をなくした彼らとして。
けれど私の心は、たったひとつだけ、知っていた。
「この人たちは、私の初恋のふたりだった」
⸻
どうしてふたりが、私を守るようにそばにいてくれるのか。
なぜ、私はいまもこのふたりが、世界でいちばん好きなのか。
答えはきっと、1000日前に置いてきたままだ。
だけど、
もう一度あなたたちに会えたこの奇跡に、私は――
「ありがとう」って、言いたかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:20:40
2598文字
会話率:55%
第1章 元バンドマン編
ロックバンド「音坂ロック」を解散し、カラオケ店で働く日々を送る26歳の女性・高橋由希。ある夜、隣室から天才的なギターの音が聴こえてくる。奏でていたのは、10歳年下で無職の不思議な少年・三郎だった。ベランダ越しの何気
ない会話が日課となり、やがて由希の生活に少しずつ変化が生まれる。
第2章 アマチュア作家編
将来、小説家を目指している15歳の少年・川畑潤之助。彼は「妄想現実化同好会」という奇妙な同好会で三郎と出会い。非現実的で他愛もない日々の中で物語の構想が生まれ、三郎にアドバイスをもらいながらコンクールに挑戦することに。だが三郎は突然退学処分を受け、潤之助は一人で夢を追い続ける。
第3章 推し活ニート編
地下アイドルグループ「りこれくしょん。」のメンバー・御影藍歌に心を奪われた16歳の少年・望月三郎。藍色の瞳と迫力ある歌声を持つ彼女に魅了され、推し活に全てを捧げるが、グループは解散。目標を失いバイトも辞めて、無気力なニート生活に沈む中で、三郎は「音坂ロック」というバンドと出会う。ライブに通うため再びバイトを決意した矢先、電車内で“藍色の瞳”の女性と再会する。
第4章 元アイドル編
かつて「御影藍歌」という名で地下アイドルとして活動していた20歳の少女・中村七海。グループが解散し、普通の大学生として日常に戻ろうとしていた。そんな中、熱狂的ファンの三郎と再会し、当時の感謝を伝える。その後、彼からバンド結成を持ちかけられ、2人は「想像ベンチ」というバンドを結成。手探りで始めた音楽活動が、2人の運命を大きく動かし始める。
第5章 恋するイラストレーター編
イラストを描くことが趣味の15歳の少女・園田萌美。彼女は、バイト先で出会った10歳年上の同性の先輩・辻井瑠奈に恋をした。瑠奈が「音坂ロック」のメンバーだと知り、ライブに足を運ぶ。ステージで輝く彼女の姿を見て、“好き”という気持ちは確信へと変わっていった。2人の距離は縮まっていくが、瑠奈がバイトを辞めることが決まってしまう。
最終章 バンドマン編
ある日、由希は交通事故に遭い、目を覚ますと「音坂ロック」解散当日に戻っていた。困惑の中、「これは、もう一度音楽をやれってことなんじゃないか?」という仮説にたどり着き、由希は再びバンドを始める決意をする。今度こそ本気で音楽と向き合うために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
100113文字
会話率:28%
音楽大学で学ぶ親友のミオとユウキは、人気デュエット曲「運命のハーモニー」をカラオケで熱唱。その夜から家電の不調や怪音、子どもの影といった奇妙な現象に見舞われる。二人は「新しい演出?」「カラオケの神様のお告げ!」と面白がり、フライドポテトやピ
ザ、高価なワインを無性に注文するのもポジティブに受け止めていた。
SNSの匿名コミュニティで「運命のハーモニー」にまつわる「気になる体験」を知った二人は、別のデュエットを歌えば落ち着くという情報や、「80点以上でポイントが貯まる」という噂をゲーム感覚で楽しむ。しかし、なぜか79点で足止めを食らう。
諦めかけた時、カラオケ画面に突如「【初月無料】AI歌唱力アシスト機能」のバナーが出現。「80点以上でポイント倍増!」「高価なお酒でボーナスポイント!」といった誘い文句に惹かれ、二人は月額会員登録。AIの力で簡単に80点超えを達成し、「これってまさに魔法の力だね!」と興奮する。
現象が落ち着くと信じ、ミオはバイト先の先輩ケンタを、ユウキはサークルの仲間アヤカをカラオケに誘う。新規会員勧誘のボーナスポイント目当てで熱心に友人を巻き込み、特典のために公式アプリも導入。アプリの「気になる体験」通知も「リアルタイムで面白い!」と楽しんだ。
ミオたちの現象は収まったものの、今度はケンタとアヤカに同様の異変が起こり始める。彼らも映像に紛れる「歌え」「高得点」「ポイント」といった記号や、高価な注文を無意識にしてしまう。ミオたちは純粋に彼らの現象も解決すると信じ、連鎖は広がるばかり。
カラオケチェーンは記録的な売上を伸ばし、「運命のハーモニー」は社会現象に。「不思議なデュエット」の噂が広まるが、ミオたちはカラオケ画面の細かい演出に感心し、高得点やポイント、友人との楽しい時間こそが「カラオケの魔法」だと信じて疑わない。潜在意識に働きかける映像にも惑わされず、歌への情熱で高得点を叩き出し、カラオケを満喫する。
ネットでは「不思議なデュエット」に関する噂が広まり、見えざる何かの存在が囁かれるが、ミオたちは今日も楽しそうにカラオケ店へ向かう。「だって『運命のハーモニー』は神曲だし、ポイントでお得に歌えるし、私たち、カラオケの魔法にかかっちゃったんだもん!最高!」彼女たちのハッピーなカラオケライフは、これからもずっと続いていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:42:37
2311文字
会話率:6%
音痴な兄ケンタとカラオケ好きな弟ハルキ。二人はミサキに憧れるも、いじめっ子たちの嘲笑に苦しんでいた。特に去年のカラオケ大会での屈辱が、ケンタの心に影を落とす。
ある日、デンモクで見つけた謎の曲**「クリア」**を選曲。歌い始めるとカラオケ
ルームの映像が歪み、光に包まれた二人は意識を失う。
目覚めると、そこは巨大な空間。メロディーの白い横棒が足場となって迫り、背後からは不気味な壁が追い立てる。歌声のピッチが重なれば足場は黄色く安定するが、外れると赤く点滅し、崩壊の危機に。ケンタの歌声が不安定な足場を作れば、ハルキが精密な歌声で安全な足場を繋げる。双子の協力プレイが始まった。
道中、ドット絵の動物たちが楽器を演奏し踊る「ハチャメチャパレード」に遭遇。「隠し音程」で**「音符の結晶」**を獲得し、パワーアップ。しかし、いじめっ子を模した不協和音の「音の塊」が立ちはだかる。
やがて空間の奥に、いじめっ子の顔を模した巨大な**「最終ボス」**が出現。ブレスのような不協和音で足場を揺らす。絶望しかけたその時、ミサキに似た光り輝く女性のシルエットが現れ、澄み切った歌声で応援する。ミサキの声に励まされ、二人は再び力を振り絞る。
曲は最後のサビへ。テンポが急加速し、足場は複雑な迷路と化す。ハルキの繊細なビブラートとケンタの力強いシャウトがボスを打ち破り、音の監獄は浄化される。自分たちの内なる「ノイズ」が消え去ったことを実感した二人は、ゴールに到達し、「フルコンボ達成!」の文字と共に現実世界へ。
達成感に満ちた二人の歌は明らかに変わり、いじめっ子の言葉はもう届かない。ケンタは翌日、ミサキに「おはよう」と声をかけ、微笑み返してもらうことに成功する。
自分たちの歌声が世界を変えることを知った二人は、文化祭の合唱コンクールでの活躍を誓う。歌による無限増殖は始まったばかり。いつかミサキが彼らの歌を聴いて微笑んでくれる日を夢見て、練習は続いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 17:16:37
21364文字
会話率:4%
静かな夏の朝に、生きてるのが嫌になったのか、
生きてても嫌なことばかりだと思ったのか。
ふと思いついたフレーズを縦横無尽に膨らませて書きました。
私は、こういう文章を書いているときがいちばん幸せです。
後半のシーシャ屋さんは大須のお気に入
りのお店がモデルです。
知ってる人は、どこだかすぐわかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 17:28:41
2446文字
会話率:0%
報道写真家タイゾウは、沖縄・長崎・榛名山・パラオなど各地の戦跡を巡り、忘却された戦争の記憶を追う。風景に埋もれた声なき歴史をカメラに刻み、語られぬ死と沈黙の重みを写し取ろうとする“記録者”の旅である
最終更新:2025-07-21 17:42:50
9685文字
会話率:19%
とある国の王子であるラオンは、いろいろあってニアという美少女に出会う。
のちにラオンは魔王討伐に挑み、ニアはそれに同行することにしたが…
2人はこの世界を守れるのか?
(詳しいあらすじはシリーズ説明で…)
キーワード:
最終更新:2025-07-21 06:00:00
87211文字
会話率:13%