神殿より【運び屋】の雑魚クラスをあたえられ、自分への劣等感にさいなまれていたマクスウェル少年は、14歳の春、一途の希望を胸に幼馴染の少年少女とともに『崖の都市』ーー大都会へやってきた。
いまだ生活が落ち着かないある日、【聖女】である
幼馴染から「毎朝、朝のお祈りのために早起きするのが苦手だから、自室まで起こしにきてほしい」と頼まれ、この日よりマクスウェル少年は『聖女の朝起こし係』を務めることになるのだった。
身分の違う聖女様と運び屋の、甘々で勘違いな、はやく結婚してほしい、ほのぼのスローな日常ラブコメディ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 20:07:59
15212文字
会話率:34%