時は平安。バイオサイバー平安京を中心とする列島国家に、人の世を害する一人の鬼が出没していた。名を酒呑童子という。京で最強と謳われるモンスタースレイヤーの源頼光は、理論物理学者・安倍晴明が作り出した新兵器、「血吹」という名の太刀を手に、酒呑
童子討伐に向かうこととなる。
宇宙規模の量子論的災害によって人類がその現実ごとゆらぎの中に落ちようとしている中、酒呑童子はこの災害を抑えるために人類が衛星軌道に打ち上げた無数の特殊な観測衛星を破壊し、世界に混沌を呼び込もうとしていた。頼光は、かつて失ったはずの弟子と共に、この鬼を討つべく大江山へと分け入るのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 19:47:29
27159文字
会話率:39%
ブレイズは王宮お抱えのモンスタースレイヤーだ。しかし彼はその立場を使って毎晩、酒池肉林の宴を開いて豪遊していた。そんなブレイズに辟易していた王宮の宰相たちは、あるとき彼を王宮から追放することに成功した。突如無職となり困り果てたブレイズは、再
就職先を求めてモンスターが溢れる世界を旅することになる。
そんな流浪のモンスタースレイヤーの冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 00:00:00
100175文字
会話率:44%
「どうか、あの〈獣〉を殺して! あの恐ろしい〈獣〉を!」
シスター・ジュリザの懇願を請け、モンスタースレイヤー〝夜神冴子〟はニューヨークへと渡米した。
そこは、獣人達による群勢〈ユニヴァルグ〉によって統治された悪夢の地……。
牙爪が入り乱れ
る混戦の中、はたして銀弾が射抜くべき〈獣〉とは、どいつなのか?
そして、冴子が背負う〝咎〟は償えるのか?
闇暦戦史第三弾、開幕!
闇暦の月に獣が吼える!
※この作品は〈アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/111511709)〉にて連載していた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 08:00:00
183738文字
会話率:32%
この世界には怪物と、ルーンと呼ばれる魔法が存在する。
怪物は人々を餌とし、人々は怪物専用の狩人、モンスタースレイヤーの庇護のもと安寧を享受していた。
この物語は、ある高名なモンスタースレイヤー、イシュメールに拾われた少年リーチの出
会いと成長の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 05:00:00
67994文字
会話率:43%
この世界ではチート能力者は忌み嫌われていた。それは世界を刈る者『魔神』の存在である。彼の者に立ち向かう者、例がなく淘汰された。人も国も土地も何もかもが刈るもの達の餌食になっていった。魔神は異能力者を求めて取り込む傾向がある。それ故、人々は能
力者を恐れ禁忌の存在とした。
冒険者達は魔神を目指す。
ある者は名声を得るため、ある者は使命の為、ある者は娯楽の為、唯一の対抗手段である武器あるいは魔法を振るう。さるお屋敷の使用人ナガテは、世界に何も疑問も持たず、日々を暮らす。魔神に興味がなかったのだ。転生者の彼は無難に残り人生を過ごすことしか考えていない。しかし、運命の強制力は絶大だ。
はねっ返りなお嬢様は冒険者になる決意をする。従って、ナガテは従者なので、お供をしないといけなくなった。アルシャンデリアが集めたパーティーで冒険の日々。メンバーは勇者:コスモ、ドワーフ戦士:ミネヴァ、メイドエルフ魔法使い:パルミラ、ベビーナイト:アルシャンデリア、そして、盗賊:ナガテ。
このパーティーは知名度があった。勇者適正のコスモとモンスタースレイヤーのアルシャンデリアがいる事。そして……、ナガテはチート能力者で世界から疎まれていた。
ファンタジーを破壊するファンタジー。
ただ今、不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-16 13:07:30
58828文字
会話率:37%
中世ヨーロッパに似た異世界・プラグセン王国。この世界には闇の世界に住まい、人間の血を吸い、捕食する怪物が存在した。
魔の存在を退治する怪物討伐人――〈モンスター・スレイヤー〉グリフェと助手で相棒のタートル・ピッグが一仕事終えて、ホテル
で食事をしていると、高い身分の美少女アンドレアと執事ミランがやってきた。
ギャリオッツ帝国の吸血鬼に、生け贄にされんとする彼女たちを護衛し、彼らは西へと旅立つ。
しかし、行く手の街道には人食いモンスターや魂喰いの幽鬼などが跋扈する危険地帯であった……
グリフェたちは賞金稼ぎや軍の追っ手とも戦い、西の城塞へ目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-24 02:51:50
170109文字
会話率:55%