「周りの景色から酷く浮いている」
街の人々が口を揃えて言うその屋敷の名前は、静夜館。
一向に修理されない逆回りの大時計に、寂れた赤煉瓦で埋まる家々。
主人であるラクの世話役であるメイド頭、大図書室でのんべんだらりと
過ごし続ける司書。
ある
日、メイド頭とラクは旅に出た…
徐々に明かされる謎と、ラクの秘密。
ギャグもクトゥルフもホラーも。
乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-07 19:18:56
5593文字
会話率:7%
魔法は選ばれた貴族の象徴、と呼ばれている世界に一人の女性が現れた。
名前はエリザ・バリストン。彼女は万人に使える科学技術を提唱し、認められていく。
低級階級にも行き渡る科学技術は次第に貴族たちと敵対する存在となっていった。
そんな時代から
百年。
道路に飛び出した子供を助けようとして身代わりになった不良女子高生はそんな世界の、王立科学院の筆頭魔導師である公爵の長女として生まれ変わる。
幼い頃から朧げに覚えている前世。そのためか、口調が悪い。お行儀も悪い。おまけに魔法素質も微妙。
鬼のメイド頭に怒られ、仏の執事長に慰められ、親バカな両親に甘えさせられ生きていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-11 15:06:06
900文字
会話率:0%
身勝手な姉の代わりに茨の城に嫁いだライラ。
茨の城の伯爵の噂は恐ろしいものばかりで、いつ嘘がばれるかと怯えるライラにメイド頭が豆を渡す。
『この城は人手が足りないので、とりあえず下働きから頑張ってくださいね』
本と刺繍道具くらいしか持
ったことのないライラは不思議な家風に首を傾げつつ、少しずつ家事を覚えていく。
侍女頭の嫁いびり(?)に慣れた頃、怪盗『花盗人』からの予告状と実家からの手紙が届いて――
ヒーロー? たまに出てきますよ。たまに……。
出遅れ花嫁修業物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-18 18:44:59
31447文字
会話率:38%
ティナンド侯爵家のメイド頭をしている ヘンリエッタの若い頃のお話。
昔は、とっても心の弱い女の子だったということが伝わるといいんですが。
下手な文章ですが 最後まで よろしくお願いします。
最終更新:2012-03-16 01:16:15
4280文字
会話率:20%