朝、僕の部屋の机の上に置かれていた1枚のDVD。
そこに映されていたのは、僕の最愛の恋人であるはずの女性、観世雅恋(かんぜみやこ)さんが、あられもない姿でアイツと交尾している様子だった。
寝取られビデオレター。
大切なパートナーが自分以外
の誰かに落とされて、肉体関係を結んでいる様子を映した悪趣味な映像。
僕に送られてきたのは、そういう最低の贈り物だった。
白い簡素なDVDの表面には、黒のマジックペンで『九曜火継より』と書かれていた。
どうやら送り主はアイツ、九曜火継(くようひつぎ)。というか僕らしい。
正確には、昔のトラウマのせいで生まれてしまった僕のもう1人の人格。
ディスプレイに映る最低の映像に、僕という人格を裏切って、アイツという人格と幸せそうに交わる彼女の姿に、言い表せないやるせなさを覚える。
僕は雅恋さんと別れることを考えるんだけど......。
※一部、過激目な話になっていますので、ご注意ください。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-07 17:00:00
16582文字
会話率:25%
大学生の柊勇馬は中学時代に神社で祈った「異世界に行きたい」という願いを思いがけず叶えられ、異世界へと転移することに。 座右の銘が『ペンは剣よりも強し』だったことから神から与えられたのは1本のマジックペンだった!? この魔法のペンで異世界で
成り上がる(無双する)。
【もっと詳しく】 マジックペンで付与魔法を使えると知った勇馬は付与魔法ギルドに登録し、付与師(付与魔法遣い)として仕事を始める。 初級レベルの仕事では役不足だったため、わずか3日で一人前とされる中級付与師に昇格することに。 私生活ではハーフエルフの少女の奴隷を一目で気に入り、思わず衝動買いをしてしまう。 仕事も順調で期限までに資金を用意し無事購入。 まさに順風満帆な勇馬であったがギルドマスターから他の街の付与魔法ギルドに行って手伝いをして欲しいと頼まれて……。 ※ 10/3第3章終了(第1部完結)しました。 ※ 日間ファンタジー異世界転生/転移ランキングにランキング入りさせていただきました(8月13日~8月15日午前中、9月19日夜、10月4日昼・夜)。ブックマーク・評価をいただきました皆様、ありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 22:08:24
376978文字
会話率:35%
DTのおっさんであるトミーはSランククランで長年事務職として働いていたが、ある日突然、用無しとして追放されてしまう。 トミーのアーティファクトは「マジックペン」。それは太さを自由に変えられるだけのただのペンでしかなかった。 クランのトップ
(クランマスター)であるガルムは手書きの報告書を廃止することを口実に目障りなトミーを追放する。 しかしそれはクラン崩壊の始まりであった。
【これからどうなるの?】
クランを追放され、住む場所も失ったトミーは途方に暮れる。 そこでたまたま少女たちで構成されたCランクパーティーに事務職として勧誘されその申し出を受けることに。 すぐにベテランの事務職として活躍するトミー。 さらにこの後、トミーの役立たずと言われていたアーティファクトが覚醒し、「マジックペン」は本当の意味での「魔法のペン」となる。 修復魔法、付与魔法、果ては回復魔法と何にでも使える魔法のペンを使いトミーは『最強の補助職』(アシスター)と呼ばれるようになる。
トミーに支えられたCランクパーティーは頭角を現し、Bランク、そしてAランクへと駆け上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 23:00:00
125240文字
会話率:28%
表紙を開き、その真っ白な部分にマジックペンを走らせる。目の前の女性は嬉しそうにその軌跡を追うので、ついつい名前を書いてあげようかと提案する。しかし、名前はいいんです、先生のサインが貰えるだけで十分なので、と返されてしまった。
最終更新:2021-08-19 15:10:54
1842文字
会話率:11%
俺はいたずらの天才。幼少期からピンポンダッシュ、額マジックペン、わさび寿司爆弾等々あらゆるいたずらに勤しんできた。そして無駄に愛嬌のある笑顔でそのすべてを許されてきた。しかし俺は今日、いたずらを引退する。
最終更新:2020-12-04 21:36:26
940文字
会話率:15%
窓際をこよなく愛する公務員が異世界転生
タイトル回収は何時になるのか
最終更新:2019-03-29 16:01:49
4299文字
会話率:70%
ある日、屋上の淵に立っていると、1人の男が現れて、記憶の旅に出る。星の写真を、マジックペンで繋ぐと、さまざまな時代で、何故屋上に立っていたのかを少しずつ思い出していく。
最終更新:2018-09-01 01:57:32
32856文字
会話率:51%
ある日、高校1年生となったばかりの優希が家に帰ると父親が重傷を負っていた!
優希は父親の口から悪の秘密結社「DO-TEI」のことを知り、さらに裏切り者として襲われたことを知る!
父親は優希に変身アイテム「ブルーマジックペンダント」を渡し眠る
ように目を閉じた。
優希は父親のような被害者をこれ以上出させないために戦いの道へいく!
これは2人の魔法少女「ユウキ」と親友の「サクラ」が、リア充を狙う悪の秘密結社「DO-TEI」に立ち向かう物語である!
※百合描写あります。苦手な方は注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 18:36:45
430文字
会話率:48%
七夕の日。
孤児院の裏庭で、カガとラナンはいつものようにお話しをしていた。
七月七日の日を、昔は「七夕」と呼び、短冊に願い事を書く習慣がったと教えるカガ。
ラナンは、弟であるレナンを呼んで、短冊に願いを書くことにする。
「
紙」が貴重品過ぎて、手に入らないカガは、包帯を割いて短冊代わりにする……が。
肝心の文字を書くためのアイテムがない。
それを持って現れた、ひとりの「青年」なる「お姉ちゃん」。
COMRADEシリーズのメンバーが、まだ、敵対していない時代。
ほのぼの「七夕」異文化ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 16:48:23
6643文字
会話率:68%