人族が住む事が出来る最果ての地に、幾重にも重なる防護壁で囲まれた都市国家がある。
かつて異界からの召喚されたという勇者が作った街は、様々な種族が差別なく共存し、危険と隣り合わせの日常の中、誰もが精一杯に生きている。
そんな辺境の街の人の脚
も途絶えた裏通りに佇む一軒の店。
ボサボサ頭の男と相棒の黒蛇が営んでいる「道具屋」には、客は滅多に来ないのに厄介な案件だけは良くやって来るのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-08 08:47:07
327161文字
会話率:29%
幼女誘拐を企むボサボサ髪で白衣を着た男と学ランを着た中学生とガチムチの外人さんのハチャメチャドンチャン騒ぎの物語です。警察は必死に追いかけます。正直あらすじと言うあらすじが浮かばないぐらい可笑しな小説です。もはや小説ではありません。ちなみに
これは夢で見たものを書いてみただけです。自分の頭は一体どうなってるのでしょうか?一旦病院にいってみるべきですね。拙い文章ですが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-10 16:32:31
2790文字
会話率:94%
五の都。そこは不思議な力がまだ少し残る国。王女の予言で国の行く末を治めていた。
五の都の片隅にある街ハナマチ。そこには昔懐かしい風景が広がり、ぽっと紅い提灯が夜な夜な灯り続ける。
遊楽とゆう大きな宿が有名でそこでは美しい女が客をもてな
す。その通りには個性豊かな土産屋が連なり人間も同じく派手で煩く下品だ。
不幸にもそこに降り立った少年がいた。彼は別の世界から来たとゆう。名前も言葉も帰り道さえわからないところを兵隊姿でボサボサ頭の男、波護に救われる。波護は彼に名前を与え、言葉を教え、帰り道を探る手段として自分の仕事、情報屋になることを勧める。
ハナマチの一癖も二癖もある住人と関わるうちに人間の醜さ美しさを知ってゆく兎都。
そして二年後。別世界から現れた少年、兎都を知らぬものはいなくなった。
類稀な身体能力や常人離れした記憶力から才能を認められ、更に犯罪の多いハナマチの抑止力としてその力を発揮することさえあったため裏の住人は兎都のことを「ハナマチの夜を飛び回る白兎」と呼んでいた。
そのことから裏の住人最強の〝運び屋″や、その運び屋の鬼、〝砂鬼″に目をつけられ兎都は追い詰められてゆく。
それは次第に五の都の王の耳にも届き、国を巻き込む大論争へと発展してゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-18 01:25:10
43889文字
会話率:48%
カナエは、家から学校まで充分自転車で通えるのだが、駅まで歩き15分に1本の不便なバスで登校をしていた。
夏休みも終わり、新学期がはじまったばかりのある日、家を出る時間が5分ほど遅れてしまう。なんとかバスに乗り遅れまいと駅までの道のりを早
足で急いだ。
すると、後ろからボサボサ頭の男子に追い抜かれてしまう。なぜか釈然としないカナエは、歩く速度を上げ追い抜き返すと、ボサボサ頭も躍起になってカナエを抜き返す。駅までのデットヒートが続くが、最後はカナエが駅に先に到着する。
翌朝、交差点にやってくると、例のボサボサ頭が、カナエがやってくるのを待ちながら柔軟体操をしていた……
交差点から駅までのコースは、途中の信号、上り坂、商店街での人ごみ、細い抜け道、ラスト駅までの50mと変化に富んでおり、体力バランスも考えた戦略も必要になる。さらには、自らウォーキングフォームの改善、天気毎のシューズの準備とこの4ヶ月間は、朝のデットヒートに拍車がかかっていた。
そして今日、12月20日の朝、年末最後の登校日、大学生のノッポにサラリーマンのタンクも加わり4人で年末最後の登校日のデットヒートが始まった……
※重複投稿:ライトノベル作法研究所 ライトノベル投稿・鍛錬投稿室折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-25 15:46:38
10032文字
会話率:41%