時はいつのことだったか。
測り知れない力だけが有無を言わせるこの絶血階という世界に、今にも枯れそうな花があった。
傲慢であったはずの彼はその花を枯れさせまいと、絶対的な強者である“父”に反逆しては、“父”を殺し、絶血階にての反逆を成功させた
。
「この後はずっと2人で」
その傲慢だった彼の願いは、たった3ヶ月で終わる。
彼――ユダ・トロイズムは何者かによって暗殺され、彼の恋人かつ彼が守ろうとした花であるハーデス・クラストフォビアは失意に堕ちる。
更にハーデスはそのユダを殺した虚偽をかけられ、とうとう死で償うしか道は残されていない。
もう彼がいないなら、私の光であった彼がいないなら――死を覚悟するハーデスの前にもう1つの光が現われる。
忌みし光と地獄に咲く花が邂逅した時、忌みし光であるアフィリア・ヘマトフィリアは失意に堕ちたハーデスは言う。
「その手で奴の心臓を刳り抜く事こそ、救いであると知れ」
そうして忌みし光の手をとって、ハーデスは暗い牢獄で誓う。
愛しいユダを殺した“奴”の心臓を刳り抜く。
だがその先にあった真意は、とある誰かが遠い昔に愛しい誰かを守る為の虚偽だった。
これから始まるは1つの怪奇譚。
愛か、死か。結末はその2つしかなく、死こそがこの怪奇譚の幕を閉じる唯一の方法なのだ。
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異世界SF『彼ノ為ノ虚偽』
カクヨム様の方でも連載をしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 20:00:00
11206文字
会話率:24%
平凡な男子中学生が、血液嗜好症を自覚した話。
注意:この話はフィクションだったりそうでなかったりします。誤字脱字、誤用だらけです。
筆者の主観です。
最終更新:2020-12-31 02:14:39
2786文字
会話率:27%
最愛の人を自分の裏切りで失い
失って初めて彼女の大切さ、どれだけ愛していたか、
どんなに愛されていたか
気付いた頃には全てが遅すぎて、何もかも
失って、残ったモノを見て苦しむ日々。もう自分のものじゃなくなってしまった。
もう一度君に逢いたいという気持ちが、途中どんどんおかしくなっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-19 00:30:53
742文字
会話率:31%
とある事情から引き籠りになった異常性癖の持ち主:桜庭 揺命(オウバ フラト)は、七人目の救世主候補として異世界に召喚された。しかし、彼のユニークスキルは血を流す事でのみ発動する厄介で最弱クラスのものだった。
他の救世主に世界を任せ異世界ライ
フを始める揺命。しかし、その世界の寿命は残り1年と知らされる。
英雄でも何でも無い非力な少年と、仲間を皆狩られた少女の出逢い。何でも無い日常は、徐々に陰を濃くして行く。世界の終息までの時間は余りに短い。
第七救世主は『ヘマトフィリア』とお読みください。
7/25 暫く日が空いてしまいましたが、また更新していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-26 04:07:07
37334文字
会話率:42%
私には性癖のおかしい恋人がいる。
最終更新:2017-01-25 22:09:35
7373文字
会話率:8%
この話は俺、森須欣志に彼女が出来るまでを綴った、血と汗と涙の青春ストーリーである。入学したてに一目惚れした芳賀さんと、距離を縮めるチャンスが訪れたのだが‥‥
※ この話はほのぼのとはしてませんのであしからず‥‥
最終更新:2015-07-28 17:00:00
29692文字
会話率:46%
求める者、求められる者。
最終更新:2014-03-09 02:00:00
3033文字
会話率:41%
周囲からは、異質とされている少女二人の触れ合い。
最終更新:2014-01-29 08:08:02
1676文字
会話率:21%
平凡な日常を送っていた血液嗜好症の少年や、偶然居合わせた彼の友人たちを巻き込んで展開される闇の事件。一見信じ難いSFじみたことのようにも思えるが、ほら、あなたの近くにあるあの工場が・・・。高校生&怪物VS生物兵器&特殊部隊が繰り広げる、壮絶
バイオレンスアクションヒューマンストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-08-09 15:48:14
54629文字
会話率:54%