花から人が生まれるこの大陸には、それぞれ有名な花がある。
その最たる者は、薔薇から生まれる薔薇王だ。この大陸が六千年もの間栄えてきたのは、彼の王の存在が必要不可欠である。
他にも百合の宰相やブーゲンビリアの騎士など、個人で有名な者がいるが、
『高嶺の花』と称されるのはただ一人。
その名を、|石楠花《カルミア》という。
これはカルミアと、彼女の想い人である竜胆の執事が織りなす婚姻譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 18:23:14
5790文字
会話率:26%
青葉時雨のあとに咲く、ブーゲンビリアは心に情熱を燈すように。銀河の彼方から届くアンタレスの紅い光を瞳に映すとき、風待月の夜空に、星のホタルは瞬いて。
最終更新:2024-06-02 20:19:54
539文字
会話率:0%
地平線を紅く焦がす星の光は、情熱の色。そして心の宙には、夢のひとつぼし。星のホタルが、風に舞う夜に。
最終更新:2023-06-25 18:18:45
538文字
会話率:0%
ラームハット王国の公爵家に生まれたファルネウスは、異民族出身の伯爵家への婿入りの王命を受ける。嫡子である令嬢コーネリアとの交流が始まるが、相手の伯爵家は社交界で蔑まれており、コーネリアも様々な洗礼を受けていた。
彼女に一目惚れしたファルネウ
スは、コーネリアの為に現状を変えようと動き出すが……伯爵家を取り巻く現状の背後には、大きな陰謀が隠れていた。
ファルネウスは、徐々にそれを解き明かしていく。
#プロローグ+34話、執筆済です。毎日更新。
#ハードなお話です。センシティブな内容も含まれます。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 00:00:00
182131文字
会話率:32%
魔王ヨルケス・ブーゲンビリアは絶賛片想い中だ。
相手の女性の名はユーナ・ステラレコード、神に選ばれし勇者である。
──二人の出会いは幼き頃に遡る。
魔族と人族の戦いの戦火の中で、ヨルケスとユーナは出会う。彼らは生き延びるために
、種族の違いを乗り越えて互いに手を取り合ったのだった。
父も母も、友人さえも失ったヨルケスにとって、ユーナは大事な存在になる。
そんな時二人の前に凶悪な魔王軍が現れ、人間であるユーナの命を容赦なく奪おうとする。しかし、すでにユーナに恋をしているヨルケスは彼女を守るため、魔族の子供ながら勇気を握りしめて一人、魔王軍に立ち向かう。
それをきっかけに二人の絆は分かたれてしまい──やがて月日は流れ、どういうわけかヨルケスは魔王として魔族の頂点に君臨する。そんな彼が再びユーナに再会すると、なんと彼女は神に選ばれし神託の勇者となっていた。
敵同士となる二人。だが、そんなことを全く気にしないヨルケスはブレることなく、ユーナへ愛の告白をする。そんな彼に対し、ユーナは「ヨルケスは魔王だから、ユーナは付き合わんよ?」と、バッサリと切り捨ててしまうのだった。
それでも魔王は挫けない。幾度恋破れても立ち上がり、ユーナへ愛の告白をしていく。そしてその溺愛ぶりは加速していき──ヨルケスが魔王軍へ下した命令は、魔王らしからぬものだった。
「勇者を攻撃したらおまいらぬっころす」
「伝説の剣? 勇者が抜きやすいように周りをほじくっとけ! さっさとやれ! 今すぐ!」
そんなヤンデレ系拗らせ魔王のまわりには、頭は少しおかしいけれど、どこか憎めない魔王軍四天王、勇者パーティーのBLショタ大魔法使い、お腐れ腐女子の大聖女など変態ばかり。
これは、どんなに片想いだとしても、めげずに唯一人をだけを愛し続ける魔王のほっこりとしてキュンとする、ハッピーエンドな物語。
☆★☆
ファンタジーであり、ほのぼのとしてコメディ強めの片想い系ラブストーリーです。
第一話にめちゃくちゃシリアスな部分がありますが、以降は基本、おバカな魔王たちのお話しになっていきます。時折、シリアス展開あります
魔族も人族も敵同士なのに、どこか仲良さそうだったりとツッコミどころはありますが、ゆるっとしてふわっとする本作品をどうぞほっこりしながら、のんびりと読んでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-19 17:12:11
143294文字
会話率:29%
日々、抱えきれない仕事に追われる冨士原一華。心身ともに限界であった。死にたい死にたいと思う毎日。明日に希望なんてないと彼女は自殺の名所である橋に来ていた。そこには一人の男がいた。きっとあの人も死のうとしているんだと見ているとその男に声をかけ
られた。
「どうせなら、一緒に死にませんか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 14:00:00
993文字
会話率:40%
ブーゲンビリア王国の三大公爵家の内の一つ、
フランシーヌ公爵家の長女マリアンヌは第一王子テオドールの婚約者。
学園の創立記念パーティーで突然婚約破棄を告げられ、
妹ディアナと婚約すると言われた。
しかし隣でその言葉を聞いていた妹は実は───
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 18:00:00
7370文字
会話率:26%
「俺に国王をやってほしい? ……冗談だよな?」
どこにでもいるゲーム好きの高校二年生、藍沢海斗。彼は突如異世界に転移した。
異世界ブーゲンビリアに転移した彼は、彼を転移させた張本人であるクロンキスト王国第12代国王にあるお願いをされる。
「君にクロンキスト王国の国王になってほしい……!」
突然の国王就任依頼に驚く海斗。国王からのお願いを速攻で断ろうとするが、国王になった後の待遇の良さを聞き、あっという間に手のひらを返し国王に就任することを決める。
しかし、いざ国王になった海斗を待ち受けていたのは、絶望的なクロンキスト王国を取り巻く問題の数々であった!
果たして、クロンキスト王国第13代国王となった海斗は、この国を運営していけるのか!?
ただの高校二年生、内政のど素人が運営する異世界王国の発展を描く、異世界内政ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 22:18:53
7202文字
会話率:53%
あとで書き足します。
最終更新:2022-06-10 19:24:32
6074文字
会話率:35%
ありがち要素満載の乙女ゲーム『ブーゲンビリア』の世界に悪役令嬢として転生したエメルダ・オーウェン。
ありもしない罪を着せられて、このままでは断罪、婚約破棄、無一文の国外追放まっしぐら‼
そうなる前に殿下と円満な婚約破棄を‼
と、望んでも
殿下はまったく会ってくれない。
「殿下、婚約の破棄についてご相談が」
「今忙しい‼」
殿下はヒロインのマフィンを食べるのに忙しいらしい。
そんな中2歳年下のお仕事出来る子、腹黒宰相次男が帰ってきて⁉
なぜかその手には『婚約破棄の意向に関する同意書』‼
もし、この同意書を無視して復縁を望んだ場合は死刑⁉
怖い!怖すぎる‼ あ、でも腹黒宰相次男は可愛い。
「ラブコメ」×「若干推理?」
10話完結+番外編1話
お楽しみいただけたら幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 12:01:42
38012文字
会話率:32%
主人公の名前はマクシミリアン?。
生まれた時から自分のステータスがバグって生まれた子供。
彼には二人の姉がおり、幼少期より自己肯定感を、尊厳を、男の矜持を、メンタルを、壊されてきた模様。
彼はそんな失いつつあるものを取り戻すべく独り冒険へと
旅に出る。
その旅が、彼の出生の秘密を解き明かすものになるとは思いもしな…くもない。
どうか、彼と出会ったら褒めてあげて欲しい。
彼が自分を取り戻し、自分自身の運命を知った時、彼は本当の彼になるのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 15:00:00
4144文字
会話率:42%
世界に有象無象に存在する身体中からツタを生やした気味の悪い化け物「ヘデラ」。ヘデラはあらゆる生物に種子を植え付け、その個体を増やし、人々の血肉を喰らって生きる。
そんなヘデラ討伐に出動した人間メル・ティボールは新米の傭兵。
だが、臆病
者のメルは初任務早々にパーティーから追放されてしまう。
自分の事を無能の臆病者と思い、落胆していたメルだったが、1人の幽鬼との出会いで突然強力な魔法を習得する。
ただ、その魔法の力の代償に、メルは自身の中にもう1人の人格と共生を強いられた。
幽鬼となった女大魔法使いブーゲンビリアの人格を。
傭兵メルは、大魔法使いブーゲンビリアの人格と共に世界に蔓延る人喰いヘデラを生み出した諸悪の根源、大魔王ズォークを倒す戦いに巻き込まれていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 11:09:48
23545文字
会話率:58%
彼女は一体どこへと消えていたのだろうか
最終更新:2021-08-26 23:19:26
1199文字
会話率:0%
感情表現が苦手で対人関係レベル一桁、筋金入りのぼっちでいつも無表情な花箸紫(はなはしゆかり)の最近の悩み事。______「最近仲良くなった後輩に世話焼かれまくっててつらい、嫌われたくないからなにかお礼したいのにさせてくれない」
割と
器用で対人関係レベルは高め、料理も出来て面倒見のいい九重葛(ここのえかずら)の独り言。______「先輩が可愛すぎてつらい、ずっとずっと一緒にいたい、あわよくば………」
“ふつう”じゃない2人の付き合ってないけど両片思いなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-14 16:02:01
5549文字
会話率:24%
なぜゾンビは怖いのか。
それは元々普通の人間だから。
知人かもしれないし、家族かもしれない。
あるいはもっと大切な…。
嫌悪感と喪失感からは逃れられない。
最終更新:2018-07-26 02:42:38
3577文字
会話率:25%
人の神、魔の神、獣の神。
三女神が創りたもうた世界に広がる大地。
そこには女神たちが意図的に開けた、ダンジョンと呼ばれる数多の『穴』が存在した。
魔物が闊歩する、人ならざる者達が蠢く『穴』が。
神はそんな大地へ種を撒いた。
人の神は、懸命
に生きよと、始まりの種である『人』を。
魔の神は、奔放に生きよと、服わぬ種である『魔人』を。
獣の神は、自由に生きよと、雄々しき種である『獣人』を。
各々が各々の形で、自らの現身として撒いた種は、広がりを見せた。
人は単体での脆弱さを補うために群れを形成し、自らを守った。
魔人は魔を以って体を保つその性質から寿命という軛を外され、気ままに生きた。
獣人は持って生まれた恵まれた身体能力を尊び、思うがままに大地を駆けた。
季節が巡る事幾星霜。
それぞれの種が混じりあい、混沌とした世界の中で、人々はダンジョンに恵みを見出す。
――――ある者は富を、ある者は名声を、ある者は力を。
人は恵みを求める者を探索者と呼んだ。
狼人、ウルリカはそんなダンジョンを中心として形作られた街、情熱の街とも呼ばれるブーゲンビリアに生を受けた。
彼女が何を見、何を成し、何へ至るのか。
そんな彼女を、彼女たちを、全ての人を三女神は等しく見守っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 00:38:01
22249文字
会話率:39%
※他サイトにも貼ってます・・
砂漠の惑星と水の惑星 この2つの星の御話です
そこは 惑星ヴァンダルとは違う星だった
水の豊かなる惑星・・フォルトーナ
ゆるやかに 都市の中に張り巡らされた水路を小船がゆく
更には 淡いオレンジ色のレン
ガで組まれた橋の中にも 水が引かれていた
大きな水道 その中にも小船がゆき それぞれ白い大きな建物と繋がっていた
沢山の白い建物群
建物の下には 熱帯のやしの木などが 風にそよぎ揺れる
鮮やかな花 ブーゲンビリアに 赤いハイビスカス
花のように華やかな色合いの赤や黄色の鳥たちの鳴き声
船に乗り合わせる 数人の客
小さな子供は笑いはしゃぎ
そのすぐ横で鷹のように鋭い瞳をした少年が
まわりを見てる・・・
赤い瞳に黒い髪・・浅黒い肌・・
そして ここは 人工の大陸・・
人工の大陸は 円形で 水だけで構成された
この星に浮かんでいる
都市の風景は こんな風に水を使った乗り物が多数あって
白い建物と 緑と色鮮やかな花々で彩られていた・・。
そして・・ため息
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 18:50:45
14547文字
会話率:55%
利権に踏みつぶされる社会正義、愛する者に殺される若者の生き方。
最終更新:2018-02-24 23:25:55
14357文字
会話率:61%
前回投稿させていただいたものの、違うバージョン?みたいな感じです。
純恋視点。
最終更新:2017-09-21 21:20:04
2374文字
会話率:28%
とある男女のお話。
―――明日、私がいなくなるって言ったら、君は何て言うかな?
最終更新:2017-09-08 20:59:36
5192文字
会話率:36%
長谷川夕子は女の子が大好き。
都内でもトップレベルの偏差値を誇るブーゲンビリア女学園で、中等部の頃から優秀な成績を保ち、あらゆるスポーツをこなし、抜群のプロポーションと長く美しい黒髪で見た者を魅了する彼女は、「演劇部の白雪姫」と呼ばれ、
ブーゲンビリアの乙女達から憧れの眼差しを向けられていた。
しかし、姉妹校のペチュニア学院との合同文化祭から数日。
その長谷川夕子に、男が出来たというのだから、高等部だけでなく中等部のファンの女の子達、はたまた教師陣や技能員さんまで驚きを隠せずにいた。
いろんな女の子の「あなたしか見えない」が詰まったオムニバスストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-02 21:32:30
3760文字
会話率:37%
町はずれにある、おとぎ話から出てきたような青い屋根の洋館。
平日の15時から18時まで世界一・・・、かもしれないお菓子が食べられるカフェ「ブーゲンビリア」が営業している。
銀色の鍵で扉を開けば、甘い香りがしてくるだろう。
ただ、金曜日に行く
なら少し用心した方がいいかもしれない。
この日だけは22時まで営業しているが、それはここではないどこか遠い場所にいる誰かの為。
さる王国の姫君であったり、怪しげな魔法使いだったり、喋る動物達だったり。
きっと、あなたは驚いて紅茶をひっくり返してしまうだろう。
それでも行きたいのなら銀の鍵を手に入れて、洋館を探すといい。
青い屋根が目印だ。すぐ見つかるだろう。
来た時は、私がとっておきのお菓子を作ってあげよう。
今まであなたが食べたどのお菓子よりもおいしいものが作れるよう、頑張るよ。
まるで、おとぎ話に出てくるような可憐なお菓子をね。
あなたが素敵なお茶の時間を過ごせますように。
Have a nice tea time!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-30 20:30:09
1123文字
会話率:0%
町はずれにある、おとぎ話から出てきたような青い屋根の洋館。
平日の10時から14時まで世界一、かもしれないお菓子が食べられるカフェ「ブーゲンビリア」が営業している。
銀色の鍵で扉を開けば、甘い香りがしてくるだろう。
ただ、金曜日に行くなら少
し用心した方がいいかもしれない。
この日だけは18時まで営業しているが、それはここではないどこか遠い場所にいる誰かの為。
さる王国の姫君であったり、怪しげな魔法使いだったり、喋る動物達だったり。
きっと、あなたは驚いて紅茶をひっくり返してしまうだろう。
それでも行きたいのなら銀の鍵を手に入れて、洋館を探すといい。
青い屋根が目印だ。すぐ見つかるだろう。
来た時は、私がとっておきのお菓子を作ってあげよう。
今まであなたが食べたどのお菓子よりもおいしいものが作れるよう、頑張るよ。
まるで、おとぎ話に出てくるような可憐なお菓子をね。
あなたが素敵なお茶の時間を過ごせますように。
Have a nice tea time!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-30 00:13:36
1110文字
会話率:0%