思春期まっただ中のバジリスクの女の子は、強烈な毒息を持つがゆえに周囲から「お口くさーい」と敬遠されがち。
自分でもどうにかしたいと悩んでいた彼女は、伝説の泉とハーブを頼りにブレスケアに挑戦することを決意する。
森の奥へ足を運び、毒を和らげ
る手段を試行錯誤するうちに、草花が枯れなくなるほど息はマイルドに。
しかし、その一方で本来の防御力でもある毒を失うのは危険だと気づき、板挟みの思いに揺れる。
そんな中、白い鱗のバジリスクが現れ、彼女に毒息の勝負を持ちかける。
恐る恐る挑む中で芽生える不思議な感情。
毒も恋も、簡単には手放せない。
自分らしさを守りたい乙女バジリスクの、等身大の青春折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 06:00:00
5566文字
会話率:23%
2072年の日本では、術学師と呼ばれる職業が主流となっていた。
火の魔術師を目指す少年、京也は、ある日本の有名な術学高校に入学した。
国立術学師養成高等学校。
難関な試練をクリアした少年少女でないと入学できないと称される超有名
なエリート校である。
忌み嫌われている火の魔術師の京也は、人と関わることを自らしない。
そんな京也に声をかけてきた少女がいた。
だがしかし、その彼女は彼の嫌いな魔法師だったのだ。
彼女の名前は、天響⦅てぃな⦆。
魔術と魔法の相性はいいが、本当の意味でお互いを信じられない二人は、三年間仲間として、共に学んでいかなければならなかった。
「こんな俺がお前のパートナーで、ごめん」
「そんなことないよ、いつだって京也は私の友達だよ」
そんな嫌われ者の少年と、優しい少女のファンタジー未来系小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-21 23:44:38
1207文字
会話率:0%
酔っ払いながら卒業研究発表をする男のはなしです。
最終更新:2009-02-24 01:07:08
976文字
会話率:0%