金なし、友なし、女なし、夢なし、職なし、希望なしの間違いなく人類の底辺、二十二歳の主人公の男は、高校卒業後約四年間、バイトを始めてはすぐに辞めてを繰り返すばかり。
そんな中で苦手な蜘蛛と対峙したり、宗教勧誘のおばさんと揉めたり、夕焼けを見て
切なくなったり、バイトの面接で失敗して笑われてブチギレたり、そんな怠惰で無意義で孤独な日々を過ごしながら、高校時代の、あの校舎の端でのあの娘との青春の日々を思い出してゆく。そんなある冬の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 14:54:23
18207文字
会話率:4%
小説家を目指し上京したが、もうずっと小説を書いてすらいない青年、吉野は、彼女、泉さんにフラれバイトもクビになり、高校時代からの二人の友人と居酒屋で酒を飲んでエロ談義なぞを繰り広げた挙句、腹が立って友人の顔をビンタして帰り、途中力尽きて路上で
朝まで眠る。そんな日々を送る。そうしてフラれた彼女のことに関しては、隠れて彼女のSNSを覗き見ながらも、ひたすらに、いつか彼女は俺のもとに戻ってくる、だから今は待つのだ、と待ちの姿勢を続ける。
そうして日々を送る中で、度々思い出してしまう過去の記憶の中の彼女や、友人たちの進んで行く姿などを見ながら、少しずつ己のことも見つめ直していく。
これはそんな一人の青年が長い間違い探しをしながら、失恋を受け入れていく青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 18:19:22
39004文字
会話率:17%
20XX年の現在、アラフォーサラリーマン 小林博。
人材系企業で中間管理職。
妻子持ち。
日常起きる様々な事象でふと聴こえてくる音楽から、自身の青春時代の思い出を回想する。
そんなストーリーです。
最終更新:2020-10-11 22:28:27
6155文字
会話率:17%
春の前の宵。好きなアーティストであるフジファブリックのとある曲に合わせた感じで。
最終更新:2016-10-10 22:32:18
2404文字
会話率:26%