日本円ではなく、金色のメダルが通貨として流通する特異な街があった。
またその街に、成績ではなく一学期中にいくらお金を稼いだかで決まる特異な高校がある。
そこに通う【守屋 祐護】は、ある日の深夜、猿のビンタによって起こされていた。
胸の上で
馬乗りになる猿。確かに猿。夢うつつの中、反論許さぬ追加ビンタを受けた挙句、メダルが入った財布を奪われてしまう。猿はそのまま窓から逃亡、祐護はただ呆然と夜見つめ続けていた。
これはきっと夢だ。そう思って再びベッドに潜ったものの……直後、今度はファンタジー映画に出てくるような格好をした女に蹴り起こされてしまい――。
☆以下、小説情報☆
・完結まで作成済み
・全35話、11万字前後
・一人称
・基本的には毎日投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-19 20:02:15
120291文字
会話率:43%