精神的な負担や重度の不安が人を内部から蝕み、感情が実体化して人を怪物化させる怪化症候群に人々が怯える世界。ふとした言葉で相手を怪化させてしまう恐怖に、自分が怪化してしまう恐怖から人々を救っていたのは、感情を実体化させて人々の役に立たせるヒー
ローであった。ヒーローは人々の救いであった。怪物になってしまった人々からみんなを守るだけでなく、怪物を人に戻す事だって出来るヒーローは人々のあこがれであった。
そんなヒーローと相対するは怪人であった。人の姿と怪人の姿。両方の姿を併せ持つ彼らは、世界を終わらせるために、手段を選ばず、破壊活動や無差別な襲撃を繰り返していた。これは正義であるヒーローと、悪である怪人の戦いの物語。
高坂錫はそんなヒーローの力に目覚めた少女で、怪化してしまった人を助けようとする非公式のヒーローとして活動していた。だが、それは夢想であり、現実の無情さに叩きのめされる。
一方、ツググの名を与えられた怪人は、参謀として多くの作戦を立案。人々を恐怖に陥らせ、世界中で負情が溜まる様に誘導していく。しかし、一度怪人から人へと戻ってしまえば、不良にいじめられる一人ぼっちの少年であった。
誰かを助けるために生きるヒーローと、恐怖と共に生きる怪人の交わらざる運命が、非情にも、いつ終わるとも知れない世界で、火花を散らす二つの信念がこの世を惨禍に包む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:04:03
5302文字
会話率:28%
「鏡よ、鏡。この国で一番美しいのは誰?」『それは、ハロルド陛下でございます』――自分より年上の現国王は、幼少時はとても己に優しくヒーローだったのだが、今は二面性のあるただの意地悪な仕事を押しつけてくる存在だ。継母であるマリアローズは、いつも
白雪王と評されるぐらい麗しいハロルドと仕事をしつつ、目を据わらせている。※白雪姫を下敷きにした異世界恋愛ファンタジーです。ツンデレ二重人格ヒーローと、頑張り屋の純粋ヒロインのお話です。国王(白雪)×継母(皇太后)。※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 15:24:47
90073文字
会話率:52%
薬屋を営むウェインは、昔「気持ち悪い」と陰口を聞いて以来、自分が蜘蛛の獣人であることを隠して生きていた。
ある日不思議な冒険者の女性セナが薬屋に訪れてから、ウェインの日常は少し変化が現れて――。
残念イケメンなヒーローと、男前ヒロインの
お話。
※柴野いずみ様主催の「ヘタレヒーロー企画」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 08:27:22
8489文字
会話率:28%
前世では大聖女と称えられたものの、苦労続きで若くして命を落とした記憶がある男爵令嬢のルーナは、今度こそキラキラな暮らしをしようと決意する。そんなルーナの前に留学生としてやってきたのは、前世で死に別れたはずの初恋の相手、龍族のゼストだった。再
会を喜び合う二人。二人は男爵令嬢と龍族の庶民という、高位貴族の集まるエリートクラスでは浮いた存在だったが、気にせず楽しく学園生活を送っていた。ところがある日、龍の王子殿下がルーナのことを自分のつがいだといいだして……。
愛の重い穏やか系ヒーローと、キラキラ暮らしを夢見るヒロインのほのぼのラブコメ。前世は死に別れの悲恋、今世はハッピーエンド。基本はほのぼのラブコメですが、シリアスも入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 21:14:04
74897文字
会話率:38%
王の八番目の末の子であるアレクは、期待や重責もなかったため、毎日を好きなように過ごしていた。しかし公爵家の婚約者だけは、口うるさく小言をいってきて……。
ヤンデレ寄りで面倒な性格のヒーローと、面食いで大雑把なヒロインの噛み合わない溺愛話。
最終更新:2024-07-26 21:36:07
10906文字
会話率:36%
その少年と出逢った瞬間、自分が大好きだった恋愛小説に転生している事に気付いた。が、自分は彼をこれから彼を罵る悪役義姉だったのだ。だけど自分にはとてもそれは出来そうにない。仲良く出来ないかな?将来腹黒の素質があるヒーローと、恋愛に疎いヒロイン
のほんのりシリアス甘みありの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 19:21:09
4715文字
会話率:50%
伯爵家の長女として生まれたセリーナは、ある日突然事故で家族を失ってしまう。爵位を引き継いだ叔父夫妻に引き取られたものの、そこで待っていたのはただただ辛い日々だった。そんなある日、夜会で伯爵家から濡れ衣を着せられ絶縁宣言されたあげく、その様子
が不運にも血濡れの魔公爵と呼ばれる恐ろしい青年の目にとまってしまう。その才と美貌、身分をもってしても恐怖から人が寄りつかない彼に「どう扱っても文句の出ない都合のいい妻」として連れ去られ絶望するセリーナ。しかしそこで待っていたのは、想像とはまるで正反対の生活で……?
これは悪逆非道と思いきや根が親切で真面目なヒーローと、そんな彼の優しさに気がついて慕うヒロインの、お互いが気になって仕方ない日々のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 14:41:00
250445文字
会話率:43%
パトリスは魔法大家に生まれた元貴族令嬢だったが、魔法を使うことができないため、実家から勘当されてしまう。今は魔法の師である美貌の魔法使い、アンブローズ・オルブライトの屋敷でハウスメイドとして働いている。
路頭に迷うしかなかったパトリスを、ア
ンブローズは「パトリスが自分のやりたいことを見つけるまで」という期限付きで、使用人として雇ったのだ。
ある日、アンブローズが客人として、パトリスの兄弟子で片想いの相手でもある魔法騎士の青年、ブラッドを連れ帰る。
再会したブラッドは視力を失っていたため、パトリスがメイドをしていることに気づいていない。そこでパトリスは、ブラッドが目の見えない生活に慣れるまで、彼のもとで働きたいと申し出る。そこで、アンブローズはパトリスのために嘘をつき、ブラッドのもとに送り出した。
初恋に別れを告げようとするヒロインと、実はヒロインのことが好きだけど身分差のせいで諦めていた心優しいヒーローと、そんな二人を影から支える師匠のお話です。
※タイトルにガッツリ男の人の名前が入っていますが、主人公は女性です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 23:44:52
75609文字
会話率:33%
王太子は、自身の私欲のために聖女を追放することにした。自分は不要なのかと問いかける聖女に、王太子は渋い顔のまま別れを告げる。
国に貢献してきた聖女に対してとは思えない言葉にもかかわらず、聖女は王太子の発言に怒るわけでもなく無邪気に微笑んで
みせた。
自分を追放するならば今まで王国に与えたすべての恩恵は返してもらうことになると言い放つ聖女。涙をこらえつつ王太子は悔いるように地面に崩れ落ちるが……。
王族として国のために働きながらも、愛するひとのために悪役になろうとしたヒーローと、そんな彼の苦悩をすべてわかった上でヒーローをまるごと愛したヒロインの恋物語。
作者的にはハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-18 20:03:53
8001文字
会話率:66%
若くして侯爵家を継いだベンジャミン。両親の悪行のせいで、残念ながら彼にはまだ婚約者がいない。
難航する花嫁探しに頭を抱えていた彼は姉の夫から、ひとりの令嬢を紹介される。非常に快活でしっかりとした女性。しかし、彼はふとした瞬間に彼女との会話
に違和感を覚える。
あるとき、領地に軟禁しておいたはずの母親が王都に舞い戻り、婚約者のオーレリアと揉めている場面に遭遇する。オーレリアのまさかの言動に、ベンジャミンはひとつの確信を抱いて……。
恋や結婚に夢を抱けなかったヒーローと、恋するあまり演技を頑張る恥ずかしがり屋のヒロインの恋物語。
ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-28 21:23:17
7960文字
会話率:56%
貴族令嬢でありながら、家族に虐げられて育ったアイビー。彼女は社交界でも人気者の恋多き侯爵エリックに望まれて、彼の妻となった。
ひとなみに愛される生活を夢見たものの、彼が欲していたのは、夫に従順で、家の中を取り仕切る女主人のみ。先妻の子ども
と仲良くできない彼女をエリックは疎み、なじる。
それでもエリックを愛し、結婚生活にしがみついていたアイビーだが、彼の子どもに言われたたった一言で心が折れてしまう。ところが、愛することを止めてしまえばその生活は以前よりも穏やかで心地いいものになっていて……。
愛することをやめた途端に愛を囁くようになったヒーローと、その愛をやんわりと拒むヒロインのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 22:23:27
7987文字
会話率:68%
リック=ハリソンは花屋の息子である。
『この花が開くとき、咲かせた者の心からの願いが叶うだろう』
はるか昔、花の女神ヨナハルが授けた種の謎は、数々の植物学者が挑戦し、敗れた難題。
興味深いとは思いつつ、「心からの願い」が何か、リッ
クはいまいちわからない。
決めたことは絶対曲げない生真面目一途ヒーローと、ヒーロー大好きふわふわ強かヒロインの、花に彩られた恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 19:19:58
13550文字
会話率:36%
ヒーローとヴィランが超常能力で鎬を削る近未来。
そんな世界で底辺ヒーローであるブリーズ(そよ風)マンは、ある女性に出会う。
プリンを固くすることしか出来ないヒーローと、最強の一般人(一般人とは言っていない)は夫婦となる。
最強のプリンを作る
ヒーローとして、日夜努力を重ねる夫を支え、最強の一般人から、最強の人妻となった彼女は、夫と子をを守る為に戦う。
(主人公は夫の予定です。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 00:51:02
159686文字
会話率:39%
彼は私を愛していない。
ただ『責任』から私を婚約者にしただけ――。
しがない貧しい男爵令嬢の『エレン・レヴィンズ』と王都警備騎士団長にして突出した家柄の『フェリシアン・サンストレーム』。
幼い頃出会ったきっかけによって、ずっ
と淡い恋心をフェリシアンに抱き続けているエレン。
彼は人気者で、地位、家柄、容姿含め何もかも完璧なひと。
でも私は、誇れるものがなにもない人間。大勢いる貴族令嬢の中でも、きっと特に。
この恋は決して叶わない。
そう思っていたのに――。
ある日、王都を取り締まり中のフェリシアンを犯罪者から庇ったことで、背中に大きな傷を負ってしまうエレン。
その出来事によって、ふたりは婚約者となり――。
全てにおいて完璧だが恋には不器用なヒーローと、ずっとその彼を想って一途な恋心を胸に秘めているヒロイン。
――ふたりの道が今、交差し始めた。
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前半ヒロイン目線、後半ヒーロー目線です。
中編の予定です。
世界観は作者オリジナルです。
この世界の貴族の概念、規則、行動は実際の中世・近世の貴族に則っていません。あしからず。
緩めの設定です。細かいところはあまり気にしないでください。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 20:05:40
125214文字
会話率:31%
その日、アメリアは朝からツキまくっていた。
茶柱が立ち、人気の総菜パンを入手し、友人に偶然出会いお茶に誘われ、その先で憧れの人とお茶を楽しんだ上でお土産まで買ってもらったのである。
ルンルンで家に帰ったアメリアは何故か国王陛下に呼び出さ
れ、自分が「聖女」であることが判明したと言われ――!?
※その見た目から周囲に嫌厭されがちなヒーローと、ヒーローにべた惚れのちょっと人とは好みが違うヒロインがくっつくだけの話。
美醜逆転ではありませんが、主人公の趣味は少し変わっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 16:02:51
12050文字
会話率:53%
説明しよう!
これは、猫耳変身ヒロイン・アリア姫の、トイレを我慢したり、ラブコメしたり、悪の組織と戦ったり、漏らしたりする日常を描いた物語である!
……もうちょっとだけ真面目に説明しよう。
女学生、アリア・リアナ・ランドハウゼン
は変身ヒロインである。
そのアリアが住まう街、学園都市ベルンカイトに怪人という脅威が現れた。
人々を守るため、ちょっと恥ずかしいコスチュームに身を包み、怪人と戦うアリア。
街の平和を守るちょっとしたお手伝い……そう思っていたアリアだったが、やがて怪人を生み出す組織が彼女の前に現れ、アリアは本格的に戦いの中心に引き摺り込まれる。
破れる衣装、溶ける衣装、込み上げる尿意、そして露出度の上がる強化形態。
次々と遅いくる乙女の危機に、それでも懸命に立ち向かうアリア。
そんなアリアの前に、今度は謎の転校生まで現れる。
しかもその少年は、彼女の勇気の源であるヒーローと、同じ名前を名乗っていて――
頑張れアリア。堪えろアリア。
我慢にバトルにちょいエロに、色々忙しいところすまないが――
――今度は、ラブコメの始まりだ。
"ShinyTear, standby."
※全8章、毎日更新予定です。
※本作品には過激な表現が含まれるため、突如ノクターンにお引っ越しをする可能性が御座います。猶予期間がある場合は、作品内でギリギリまでお知らせしますが、即死してしまったら申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 00:02:25
433351文字
会話率:29%
「寝室を分けませんか?」
結婚して三年。王太子エルネストと妃モニカの間にはまだ子供が居ない。
周囲からは『そろそろ側妃を』という声が上がっているものの、彼はモニカと寝室を分けることを拒んでいる。
けれど、エルネストはいつだって、モ
ニカにだけ冷たかった。
他の人々に向けられる優しい言葉、笑顔が彼女に向けられることない。
(わたくし以外の女性が妃ならば、エルネスト様はもっと幸せだろうに……)
そんな時、侍女のコゼットが『エルネストから想いを寄せられている』ことをモニカに打ち明ける。
ようやく側妃を娶る気になったのか――――エルネストがコゼットと過ごせるよう、私室で休むことにしたモニカ。
そんな彼女の元に、護衛騎士であるヴィクトルがやってきて――――?
【注意点】
こちらは同名短編の【補完用】連載小説です。
4〜5万字程度、一週間程度で完結(予定)となります。
連載版ではコゼットや彼女の父親、ヴィクトルの陰謀や、その顛末(ざまぁ)をきちんと描写するのに加え、短編に至るまでの経緯や間のエピソードを書いていきます。
(私の実力が至らぬせいで申し訳ないのですが、短編はテンポを重視したいのであのままの形で残させてください)
★重要★
エルネストはあくまでエルネストなので、胸糞シーンは寧ろ増えると思います。ヒーローと、話の結末については変わりません。
このため、短編のテンポ感、直接的なざまぁ描写なしの結末がお気に召した方、冷たいヒーローが嫌いな方は、連載版は読まない方が良いかも知れません。
以上、よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 18:48:48
40081文字
会話率:28%
その日の夜会、第二王子と長らく結んでいた婚約が解消されたアトリーシャ・デュライ伯爵令嬢。
社交界の白百合の君と名高い才媛の彼女に降り掛かる醜聞に、人々の注目が集中する。
その中で、彼女を一目で女神と崇拝してしまう一人の男性。辺境の赤熊と
言われるディルダート・クロヴァス辺境伯。
「貴女に、100日間捧げ物を贈る願掛けをしてもよろしいでしょうか」
唐突な申込に戸惑うアトリーシャ。
アトリーシャにダンスを申込む為に何故か毎日1体、100日間魔獣を捧げると言うディルダート。
周囲の協力を得て、彼は毎日彼女に魔獣を捧げ続ける。
少しずつディルダートとアトリーシャの距離が近付き始めた頃、王都を滅ぼすような恐ろしい計画が発動しようとしていた…
女性に免疫のない脳筋熊男なヒーローと、天然だけど実は強かなヒロインの物語。
【完結まで投稿済】全14話+おまけ1話 (毎日20時更新)
「黄金の姫君と白金の王子の優しい嘘」( https://ncode.syosetu.com/n6519hs/)
こちらと対になるお話。単独で読んでも大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 21:00:00
117636文字
会話率:54%
稀代の大魔術師であるディアナは、ある日理由ありの依頼を受けてボロボロで囚われていた少年・ラスターを助ける。
「この天才大魔術師ディアナ・フィオリアルが、あなたの師匠となってあげましょう!」
そう言ってラスターを弟子にし、日々こき使いな
がらもラスターと平和に暮らしていたディアナは、ある日刺客に襲われラスターを守って亡くなった。
「――私は、天才じゃなかったみたい」
自分を看取ったラスターにそう告げて。
……筈なのだけれど、私はどうやら転生していたらしい。
今度は治癒の力を持つ、精霊士リディアとして。
かつての弟子は今や二十七歳の立派な大人となっていて、英雄として名を馳せているようだ。
立派に弟子が育った今前世の心残りもないし、今世はちょっと優秀な精霊士として平凡に暮らしましょう!
……と思ったのに、何故か記憶を取り戻した瞬間に現れたラスターに「俺を欺いた罪を償え」と嫌がらせに求婚されてしまった。
ずっと好きだった師匠が目の前で亡くなってヤンデレと化したヒーローと、復讐心を捨てて幸せになってもらいたいなあと地雷を踏み続けるヒロインの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 00:29:33
89277文字
会話率:36%
ド貧乏である男爵令嬢のエルナは、社交界で浮かないよう空前の「ファンクラブ」ブームに乗っかり、王国筆頭魔術師であるスレンのファンのフリをしてやり過ごしていた。
「俺達、両思いだったんだね」「結婚しよう?」
そんなある日、舞踏会にてスレンそ
の人に突如求婚されてしまうエルナ。訳が分からなすぎるものの、病気の弟の為にもこれ以上の相手はいないと思い、このまま彼のことを好きなフリを続け、婚約することを決める。
溺愛され甘やかされる一方、スレンはエルナが自身のことを好いていないことを初めから知っていて……!?
愛が重すぎるヒーローと、悪女になり切れないヒロインがすれ違う明るいラブコメディです。
※私とまきぶろ先生主催の「ヤンデレ推進委員会0531」用に書いたお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 02:17:53
97107文字
会話率:52%
異形のモンスターが街を襲う。
立ち向かうセーラ服風の美少女戦士セラレンジャー。
勇敢な少女たちが窮地におちいる時、ギターの音が響き渡る。
回復メインの変身ヒーローと、魔法少女の物語です。
最終更新:2022-05-21 05:04:27
87500文字
会話率:35%
子爵令嬢のシエナは、公爵家の次期当主であるアーノルドにとって五人目の婚約者であった。そんなシエナに対して会ったばかりのアーノルドは「私は君を愛することはない!」と、それはそれは大きな声で宣言した。困惑しつつも案内されたシエナの部屋に、アーノ
ルドの最初の婚約者と名乗る女性がやってきて──?
美味しい料理さえ用意してくれたら何でもいい能天気ヒロインと、やむを得ない事情があったヒーローと、ヒーローを幸せにしたい女の子の話。
※「君を愛することはない」宣言するヒーローにそれなら仕方ないと思える事情があるとしたら、というのが元になった話ですので、ヒロインからヒーローへのザマアはありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 23:48:42
17185文字
会話率:56%
初心なヒロインと、お色気ヒーローと、可愛い執事と、ステータスバグな仲間たちのお話。
最終更新:2021-10-26 08:24:33
265文字
会話率:23%