婚約者に殴られた衝撃で、突如前世の記憶を思い出したレジーナ。
前世と比べ、王妃候補としての生活がどれだけ窮屈なものだったか知ってしまった。
潔白の証明なんて面倒なことをするより、さっさと解放されたい!
追放宣告を承諾し、さぁ第二の人生スタ
ート! と浮かれて海を目指したのも束の間、見知らぬ男に突如拉致されてしまった。
連れていかれた先はなんと海賊船。
このまま海賊たちの慰み者になってしまうのか――?
絶望するレジーナをよそに、海賊たちは陽気で親切。
手を出されることもなく、むしろ褒められ守られ大事にされるばかり。
王宮暮らしよりも伸び伸び暮らせて、その上無駄に鍛えた剣の腕も活かせそう。
これってもう海賊として生きた方が楽しいのでは?
そう気付いてレジーナは海賊として生きることにしたのだった。
※流血表現、間接的な性表現の両方含めてのR15設定ですのでご注意ください。
※アルファポリス様にて『侯爵令嬢なのに婚約者に追放されたので、海賊になって人生を謳歌することにしました』というタイトルで連載していたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 12:05:57
164619文字
会話率:34%
貧乏侯爵家に生まれついた主人公・イルゼ。
彼女は生前プレイしていた乙女ゲーム世界の悪役令嬢ポジションに転生していることに気が付いた。
だからといってヒロインをいじめるほど暇でもないので放置していたが、なんだかやけに絡まれる。
彼女はどうあ
ってもイルゼを悪役ポジションに置きたいらしい。
ただでさえ嫌いなタイプの女なのに、無理やり視界に入ってくることに苛立ちを覚える日々だ。
そして婚約者を取られた時、とうとうイルゼの堪忍袋の緒が切れた。
私がいじめの主犯だと言い張るのならそれを全ういたしましょう。
イルゼは幼馴染みで従者でもあるヨシュアと共に、真っ向からヒロインの挑戦を受けることにした。
あざとかわいい系ゆるふわヒロインに、クールビューティ系主人公が嫌味と嘲笑でチクチクやり返すほのぼのストーリーです。
ちょこちょこ軽めのざまぁをしていますが、メインは恋愛のつもりです。
※主人公はほどほどに性格と口が悪いですのでご注意ください。
※ヒロイン(主人公じゃない方)は前世持ちではありません。
※アルファポリス様で投稿していたものを修正したものです。
※旧タイトル【ヒロインの女が死ぬほど嫌いなので悪役令嬢を全うします】から改題しました。本文はそのままです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 09:42:11
52303文字
会話率:35%
アリス・カートレットは稀代の魔導師である。彼女は齢17にして現役最強魔導師の称号を得た。しかし彼女はまだ若く、最強と周りから持て囃され、期待されることに辟易していた。周囲の同級生達からも彼女の位の高さから距離を置かれていた。
そんな中、
彼女の教師であった主人公のメヴィウスは、かつての魔導界の腐れ事情を見てきており、魔導師というものの未来になんの期待もしていなかった。当然、それには現役最強と謳われたアリスも例外ではない。
だから彼だけはアリスに対して、なんの期待も寄せず、遠慮なしに接することが出来た。アリスはそんな彼に惹かれる。
そして彼女の想いが彼に打ち明けられた時、彼は思った。
どうしてこうなった、と。
これは英雄少女と英雄になり損ねた男が紡ぐ物語。
彼と彼女。一度捨ててしまったから彼は英雄になれない。彼から貰った彼女は英雄となった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 16:13:57
177004文字
会話率:36%
教師と生徒。それは関わり方によっては禁断の関係。
落ち目と現役最強。それは対極の呼称。
かつては優秀だったが、数奇な人生で様々な過去を送り、今は落ち目の魔導師と成り下がった、国立魔導学院の教師、メヴィウス。激動の過去を遠いものとして、2
年目の平穏な教員ライフを送っていた彼の日常は、とある出来事をきっかけに大きく変化する。
「私・・・、先生のことが、好きです・・・・・・」
そう彼に想いを告げたのは、現役最強魔導師の称号、「聖女」を授かった弱冠15歳の少女だった。
その名をアリス。
彼女も現在進行形で数奇な人生を送っていた。その過去の中で、彼女は彼に許されぬ恋をしてしまう。
日々健気に彼に歩み寄るアリス。日々ヒヤヒヤしながら彼女のいる教師生活を送るメヴィウス。
彼女の想いが彼を撃ち抜き、彼が彼女のために立ち上がる日は来るのだろうか。
これは数奇な人生を送る2人の男女が織り成す、禁忌の恋愛譚・・・かもしれない。
※これは自分の既作、
「どうして落ち目の魔導師(俺29歳)が、現役最強魔導師(17歳美少女)に恋をされているんでしょうか」
のリメイク版です。
ストーリー、設定等も旧作とは変わります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-16 18:17:57
13944文字
会話率:41%
平穏な世界。かつての戦乱は影すら潜め、永遠にそれが続くと証拠のない確信に人々は満ちていた。だからこそ彼らは気づかない、地の底よりにじみ出る、悪意の塊に。そんな時彼らは現れた。来訪者であり、迷い人の青年と、黒と白の少女。四年の地獄を潜り抜けて
きた英雄の弟子と、賢者の知識を持つ少女。黄昏時を迎えたこの世界で、扉探しの旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-30 00:39:37
35963文字
会話率:49%
病を共に戦ってくれた両親が他界し、一人ぼっちとなった少年、仁志。投薬された薬の副作用のために顔立ちは醜く晴れ上がり、人々は彼を避け、孤独に人生を歩んでいたそのときだった。とある事故で異世界へといつのまにか飛ばされてしまう。そこで美しい少女、
リーシャと出会う。美醜逆転世界だと気づかない仁志は、周囲の意味不明な言動に疑問を感じながらも、少しずつ打ち解け、孤独から開放されていく。しかし、現実は彼を打ちのめすように残酷であった。
【リーシャ絶対悲しませないマン】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-10 01:38:44
109134文字
会話率:43%
「ほう、かような所に人間が来るとはのぅ」
「お姉さん、すんません、此処は竜宮か何処かなんやろか?」
「そなた、わらわが見えるのかえ?」
「何か古風で異国風で…、よう見たら透けてはるけど…?」
「透けっ、て、え?見、見たのかえ?なれば責任をと
って貰おうぞ!」
「え、ちょっと待って、見たって、着物は透けてへんよ?って、うぐっ!?」
無理矢理契約されたのは、最上級の音精さんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-16 20:47:33
5471文字
会話率:61%