(注:この物語には、性的な描写こそないものの、そこそこの頻度でおっさんと幼女がイチャイチャする描写があるかもしれません)
-----------------------------------------
45歳おっさん、職業:魔王。
地道に働き続けてようやく魔王の城(マイホーム)を手に入れた彼に待ち受けていたのは、
異世界勇者という謎のチート使いによる、一方的な略奪行為だった。
娘を奪われた彼は決意する。
必ず娘を取り返し、異世界勇者に復讐してやると――
ゴツくて不器用で不恰好。
だけど心は優しい、そんな魔王(パパ)と、旅の途中で出会う三人の娘が織り成す、
ハートフル・ファザイック・ファンタジー!
※※※注意※※※
・超長いです! ページ数が多いので気長に読んでください!
・一部キャラクターの言動に、なろうメタやなろうアンチ的な言動が含まれます。
・序盤胸糞展開はありますが、きちんとざまぁされますのでご安心ください。
☆メインキャラクター紹介
・グルゥ 45歳。おっさん。魔王。ガチムチ。気は優しくて力持ち。
・キット 12歳くらい。盗賊。野生児。ペロリスト。
・サリエラ 14歳。暴走系家出少女。男の人が苦手。性教育が必要。
・ミノン 6歳くらい。迷子。癒し。ゆるふわ系。パパ大好き。
・ミルププ イモムシ。案内ムシ。物知りだが口が悪い。
☆長くなってきたので大まかなストーリー紹介
・第1部 アガスフィア動乱編(第1章~第5章)
愛娘を探し『アガスフィア』(人間界)へやって来たグルゥ。
ヒロインとの出会い、宿敵との邂逅。
辿り着いた先は、“世界の終わり”だった。
・第2部 イルスフィア騒乱編(第6章~第10章)
グルゥは逃げるように『イルスフィア』(魔界)の故郷に戻る。
待ち受けていたのは、新たなヒロインとの出会いであった。
新たな勢力の胎動と、宿敵との決着の末、グルゥは“世界の始まり”を見る。
・第3部 ジルヴァニア戦乱編(第11章~)
ついに動き出した、世界を裏で操る“黒幕”。
徐々に明らかになる世界の真実と、世界の“外”の真実。
邪悪に犯されゆくヒロインを救うため、グルゥは単身ジルヴァニア王国に立ち向かう。
※読み方
ページ数が多めな分、章がお話の一つのまとまりを表しています。
まずは一章目まで読んでみてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-17 00:54:25
626209文字
会話率:38%
「エルは僕のものだから!」とキャスタ。
「エル、私の傍においで」とビリアム。
「エルの顔を見ているだけで俺は満足だよ」とアランド。
「俺は剣しかない。ただ、剣を。俺の全てをエルに捧げるよ」とデルフィー。
四人が集まっている。
ゆるふわな金
髪カールに、美女のような顔立ち。元第一王子、アランド。
黒髪の神経質さを感じさせる、眉目秀麗の眼鏡。宰相輩出人数が多い名家の元跡取り。ビリアム。
ちんまりした体躯にショタ心を擽られる、可愛らしい容貌に生意気な毒舌。元王国一の商社財閥の跡取り。キャスタ。
茶髪の人の良さそうな優しい顔立ち、背が高く鍛え上げられた細く締まった体躯は令嬢達の心を掴み離さない。近衛騎士団長を代々輩出する名家の元跡取り。若き天才剣士、デルフィー。
甘い言葉を囁く、このABCDの四人。
全員が肩書に元とあり、家名が付いていないのに気付いただろうか。
そう、アランド、ビリアム、キャスタ、デルフィー。
全員が勘当されているのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-01 23:40:17
2505文字
会話率:30%