※本作はエドガー・ライス・バローズ(米国)著『Tarzan of the Apes』(1912年発表、パブリックドメイン)をもとに翻訳・再構成したものです。
113年前の物語ですが、私は現代でも十分通用する面白さを持った作品だと思います。
最終更新:2025-06-27 23:17:21
164893文字
会話率:12%
この世界では、人間は自身の力だけで魔法を使うことができない。契約獣と呼ばれる人ならざるものたちと契約を結び、魔導士と呼ばれる存在になることでようやく魔法を使えるのだ。
十五歳になれば大抵の人間は魔導士になる。しかし数多の有力な魔導士を輩出し
た名家フィガート家の長女アルストロメリアは、十五歳の誕生日を迎えてなお何とも契約できず、無能令嬢の烙印を押され追い詰められていった。
ある日大怪我を負い生死の境目にいたアルストロメリアは、自ら死を選ぼうとする。
「あら、この体いらないのね。なら私がもらうわ」
アルストロメリアと入れ替わるように目覚めたアルバローズ・メルクリア。稀代の悪女として前世で名を馳せた彼女は、心を入れ替えたりなんかしない。
「私は悪女じゃないわ。他人が私を悪と定義するのよ」
──さぁ、壊闢の刻は来た。彼女の目覚めを、今こそ祝え。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 12:10:14
2547文字
会話率:51%
「あれなんてバンドだっけ……裸のバローズ?」
最終更新:2024-12-26 22:26:14
1300文字
会話率:34%
生きとし生けるもの全てに遍く宿る生命力、マナをエネルギーとして利用する世界。
高校生のモーリス・ディサイファには、付き合い始めて三か月になる彼女がいる。
彼女の名前はロザリー・アルバローズ。王家の血に連なる貴族アルバローズ家の令嬢に
して、目の醒めるようなアルビノの美少女だ。
また、彼女は巨大なマナの力を持ち、幼い頃『天才魔法少女』と呼ばれ世間を騒がせた有名人でもあったが、現在は素性を隠し、ジュエラー・シンハライトと名乗って暮らしている。
ある日、優しいロザリーに校舎の屋上へ呼び出されたモーリスは、彼女の口から驚愕の言葉を聞かされた。
「ねえ、貴方、死ぬのが怖い?」
ロザリーの命を狙うテロリスト、怪しげな呪術師集団、アルビノの同胞。ロザリーを巡る熾烈な争いの中、非力な主人公モーリスはロザリーへの愛を貫けるのか――。
※本作はカクヨム、アルファポリスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 22:23:00
171383文字
会話率:45%
ボーニンゲン国。
そこは人間が住むニッポン国とは違い、個性豊かなボーニンゲンたちが住む世界。
ボーニンゲン国のプロ野球、ボーニンゲン・リーグ(縮めてボ・リーグ)の「ボーニンゲン・ガンバローズ」はドジな紫棒、食いしん坊の緑棒、空想好きの桃
棒など、愉快な仲間たちが所属する野球チーム。
この小説はそんなボーニンゲン・ガンバローズの仲間たちが繰り広げる、男たちの熱き友情のドラマなのです。
※登場人物の絵はボーニンゲンワールドにて掲載中。
https://boningen.world/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 15:04:55
146801文字
会話率:28%
現在の日本が抱えている、“今そこにある危機”を題材にして、スケールの大きな話を書いてみました。バリトン・J・ベイリーやバローズの様な、ワイドスクリーン・バロックな手法で、映画みたいな大迫力のイメージを掻き立て、トム・クランシー
やマイケル・
クライトンが書く、“テクノ・スリラー”で扱うテーマを、ハチャハチャSFの横田順彌のテイストで書いてみました。少しでも内容を話してしまうと全てネタバレになってしまうので、詳しくはお伝え出来ませんが、必ず満足していただけるはずの問題作のはずです!(笑) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 16:47:07
33838文字
会話率:38%
私ことカイは,バローズの火星シリーズに憧れて,いつしかバルスームに行くことを夢見ていた。ある日,願いかなって火星に到着。これでジョン・カーターとデジャー・ソリスの尊顔を拝めればラッキー! なんて気楽に構えていたが,あれよあれよという間に火星
の戦の混乱に巻き込まれていく。ジョン・カーターの美しい末娘とともに,一世一代の大立ち回りをするカイの運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-04 22:24:03
180299文字
会話率:29%
黒森が或る時見た夢を下敷きにして書かれた幻想掌編で、多少はバローズやカットナーも参考にしているが、全体的にラヴクラフトの影響が顕著である。如何にも勿体振った仰々しい文体で綴られているところが若書きを感じさせるが、著者の基本的な立場が割と素
直に描かれている。元々実際に見た夢を敷衍しただけあって全篇夢の論理で貫かれており、当人の言に拠ればラヴクラフトの「夢の国もの」と同じく、他の作品で描かれることになる現実世界の事象と不可思議な関連を有していることになっているそうである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-21 14:17:38
23392文字
会話率:0%