ケインはB級ハンター。
今日も城を抜け出し魚釣りやダンジョン探索。様々なクエストを周囲の仲間と共にこなす楽しい日々。
しかしケインは知っている。剣だけでは何も解決できないと。
かの大戦から数十年。平和を取り戻した大陸は一見のどかに発展を遂
げているように見えた。
しかし人の本質は変わらない。時折現れる悪意は平和な人々の生活を脅かす。
そんな時、悪意に向けて輝く紅い長剣が振われる。
ケインはで今日も剣を振う。それが全ての解決とはならないと知りながら。
これはハンターであるケインが仲間と共に、理想と現実、自分が向き合う運命と望む自由、その狭間で楽しくも必死に生きる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 08:00:00
62830文字
会話率:49%
地球の某国の小説投稿サイトにより『叙事詩世界』という異世界が人知れず大量に量産されているのをご存知だろうか。──主人公村瀬圭吾と服部千香華も二人三脚で小説を書いていた。だがある日、相棒の千香華が圭吾の側から消失し、存在も記憶もうすれていく…
…。焦った圭吾が直前まで千香華が持っていたであろう小説のアイデアノートを手にした直後、何処か見覚えのない会議室のような場所に召喚されてしまう。ここは何処なのか?何故召喚されたのか?相棒の行方は?混乱する圭吾だったが目の前の男はこう言った──『貴方の作った世界の神になって下さい』突きつけられる叙事詩世界の現状と未来。酷すぎる世界設定が圭吾を苦しめる。
自らの作った小説を元に生まれていた世界『イデアノテ』を舞台に、圭吾は魂をかけて挑んでいく。
※本格的なバトルは後半です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 21:00:00
532718文字
会話率:38%