名門ヴァルスフィア公爵家の次男『レイシー』は最近、創作物語系の小説を読み始めた。内容は平民の主人公が王女や公爵令嬢を侍らせ、悪役とされる貴族を次々に懲らしめて処刑台送りにしていくというもの。
どうやら黒幕の『イーシー』は自分をモデルに
しているようだったが所詮は創作物と割りきっていた。
しかし、次第に気付かされた。この物語が現実世界に影響を与えていることに。
それと同時に疑問が湧いた。なぜ性格の悪いイーシーには友人がいるのか…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 18:06:11
1792文字
会話率:4%
ローズ・ロセットは突然生徒会室に呼びだされたかと思うと、身に覚えのない事で断罪をされた。
「しらばっくれるのもいい加減にした方がいいんじゃないか? お前がアンズを階段から突き落したり、靴を隠したなどの証言は得ているんだ」
彼女は言い訳も
させてもらえず、生徒会役員とアンズに責められ、学校から逃げ出した。
そのまま不登校になり引きこもっていたある日、生徒会長が部屋にやって来て――。
そこから始まる、逆ハーレムエンドのその後の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-26 11:17:58
16091文字
会話率:44%