架空戦記創作大会2023秋参加作品です。資源に困らない日本が戦う太平洋戦争を描く架空戦記です。
最終更新:2023-11-01 18:00:00
12158文字
会話率:1%
一九四四年三月、アメリカ軍はついに太平洋での反攻作戦を開始した。
だが、それを迎え撃つべき日本は、未だマリアナの防備を完成させるには至っていなかった。
ソロモン・ニューギニアの確保とラバウルの無力化を目的とした「カートホイール作戦」に
対し、ラバウルの第十一航空艦隊は最後に残された戦力を集中してその北上を押し止めようと苦闘を重ねる。
そして連合艦隊は「捷号作戦」を策定して、マリアナへの侵攻を一日でも遅らせるべく、トラックへと艦隊を進出させる。
そこには、第三次ソロモン海戦の傷を癒やし、大規模な改装を終えた戦艦大和の姿もあった。
一方、アメリカ太平洋艦隊はハルゼー大将を指揮官とする第三艦隊を編成、史上最大の艦隊を以て、ついに中部太平洋への侵攻作戦を発動した。
日本海軍もまた「捷一号作戦」を発動して、中部太平洋でアメリカ艦隊を迎え撃とうとする。
太平洋の覇権を巡る日米の決戦は、ここにその第一幕が切って落とされたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 12:20:07
200291文字
会話率:28%
戦艦大和以下、水上砲戦部隊の活躍によって勝利を収めた第三次ソロモン海戦。
その後も、日本海軍はルンガ沖海戦などでの勝利を続ける。
そして、第三次ソロモン海戦から二ヶ月後の一九四三年一月、日本海軍は南太平洋全域での通商破壊作戦「い号作戦
」を発令。
これによって、南太平洋のアメリカ軍はさらなる窮地に陥った。
ガダルカナルに残る三万名の海兵隊将兵を救うため、南太平洋方面軍司令ウィリアム・F・ハルゼー提督は再度のガダルカナル突入作戦を決意する。
迎撃するは、第三次ソロモン海戦での殊勲艦夕立を始めとする日本海軍の精鋭水雷戦隊。
今再び、鉄底海峡で死闘の幕が上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 10:13:16
123650文字
会話率:36%
1944年10月25日、小澤機動部隊はハルゼー機動部隊を北方に釣り上げる囮艦隊として出撃した!米軍機の前に被弾する空母群!しかしその中にあって、装甲甲板で爆弾を跳ねのけながら驀進する大型空母の姿があった。
最終更新:2019-05-01 00:00:00
8734文字
会話率:21%
1944年10月、後に「史上最大の海戦」と呼ばれる事になる「レイテ沖海戦」の真最中、突如として伝説上の巨大生物“龍”が現れた。“龍”は瞬く間に第三八任務部隊第二任務群に大打撃を与え、第三艦隊司令長官ウィリアム・フレデリック・ハルゼー・ジュ
ニア大将は戦死。“龍”は矛先を米軍のレイテ島攻略部隊へと変え、レイテ湾へ向かう。それと時を同じくして大日本帝国海軍第一遊撃部隊、第二遊撃部隊もレイテ湾へと向かっていた...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 23:18:44
7054文字
会話率:44%