僕の隣の席に座る銀髪の彼女を、一言で表せって言われたら、なんて答えるだろう? そうだな。
それなら僕は『ハサミ』と言うかもしれない──。自分でいうのはなんだが、それはずいぶんと言い得て妙なモノだと思う。
だって実際に彼女はハサミみたいな
少女だったし、ハサミをこよなく愛していたのだから。それは傍から見れば異常にしか感じられないぐらいには、それほどに。
「このシャープで強固な、漆黒の剣が美しいのよね」
銀髪美少女『冬坂(ふゆさか)カナデ』はなんといってもハサミが好きだったのだ。
そしてよくハサミに似ている。
そしてそして、僕はそんなハサミ少女の逆鱗に触れたのか、彼女に殺されかけてしまうことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 12:13:04
8377文字
会話率:44%
夜の街に馬鹿でかいハサミを担いだ少女が現れだした。
酔っ払いが声をかけたが。
最終更新:2013-01-26 22:43:27
2699文字
会話率:10%
「俺は《バケモノ》なんだ」
自分にそう言い聞かせ、それでも誰かの為に生きようとする少年、終夜
平々凡々と過ごしながらも、人一倍優しい心を持つ普通高校生、優一
今まで接点のなかった2人だが
とある事件で2人は出会う
「《バケモノ》の俺で
も誰かを救いたい」
その一心に終夜は歩き続ける
「終夜は《バケモノ》なんかじゃない。僕の友達だ」
優一は終夜の友達であり続けることを望む
日常生活を送りながらも2人は否応なしに戦い巻き込まれていく
終夜の本当の力とは?
優一の隠された力とは?
2人の少年と2人の少女の紡ぎ出す運命は一体どこへ向かうのか?
悲しき幻想の夢の果て
そこには何が広がっているのか?
注意
残酷な表現があります
そういった表現の苦手な方はご注意下さい
戦闘描写が苦手なのでうまく表現出来ないかもしれませんが頑張ります
とあるサイトで投稿していましたが、此方に転載しようと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-14 01:05:12
128461文字
会話率:26%