「推し」、その言葉にあなたは一体どんな印象を抱くだろうか?
辛い過去を抱える24歳会社員水見幸一にとっての推しとは「恩人」。
ただ、彼の推しは現実に存在するが、本当の意味では存在していない。
水見の推しは、駆け出しVtuber桜宮モモ。
画
面の中の存在で、その背景にある影の部分を認識しようとすることは御法度とされるVtuberである。
しかし、終電を乗り逃したとある日のこと、途方に暮れながら立ち寄った小汚いラーメン屋の店内で、慣れた口ぶりでコールする女性の声に聞き覚えが。
「豚小屋ラーメン大盛り、ニンニクマシマシ、油多め、味濃いめで。」
この声、どこかで
それもつい最近聞いた気が、、
「桜宮モモ……?」
理解する前に、水見は無意識に口からその名前を漏らしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 14:46:24
13199文字
会話率:23%
真冬。大雪が降るこの夜の気温は天気予報によるとマイナス十六度。
堪えられないわけではないが、それは家の中なら無論の事
歩いたり、走ったり、スキー、つまり動いていればの話だ。
俺は今、ただ立って列に並んでいる。
今か今かとラーメン屋の
新規オープンを待ちわびて……。
知る人ぞ知る、質より量を地で行くラーメン店。
まさにジャンクフード。粗雑な味がどこか癖になる。
それが明日の、否、日付が変わり、今日の早朝にオープンするというのだから行くしかない。
なぜ? 別に何か特典があるわけではない。
無料になるわけでも、トッピングをサービスしてくれるわけでもない。
何なら市内には同じ系列のラーメン屋もある。
……これは誉れなのだ。
そう、信仰心を試されていると言ってもいいかもしれない。ラーメンアーメンってわけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 16:00:00
4339文字
会話率:16%
星花女子学園料理部の日常短編。
最終更新:2022-07-19 23:07:02
2472文字
会話率:47%
異世界と日本の間の狭間の部屋で目覚めた。
どちらの世界へも行き放題。
当然、両方の世界で転売しようと思う着くよね。
何が売れて何が売れないのか。
体当たりで経験しながら、マスターしていく。
物品の価値観の違いは想定内だったけど、もうひ
とつの価値観の違いには驚いた。
それは、『美少女』。
日本ではアイドルと呼ばれる近寄りがたい存在になる美少女が異世界では全く価値がなかった。
水は高い所から低い所へと流れる。
価値観は低い所から高い所へと移動する。
価値観の違いを元に交易を初めてみたら、それは夢のような世界へとつながっていたんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 09:44:42
171689文字
会話率:41%
今日は、ニンニクマシマシラーメン食ったww
ぜってぇ口臭いわ。
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最終更新:2020-11-09 01:58:01
377文字
会話率:10%
主人公の瑞穂(みずほ)は彼氏からデートをドタキャンされてしまう。だが、彼女は落ち込むどころかむしろ喜んでいた。仕事終わりに彼女が車で向かった先には黄色い看板が輝いていた……
最終更新:2020-11-03 22:15:30
3491文字
会話率:45%