「ねぇ佐山、ニトログリセリンってどこで手に入るかな。最悪硝酸カリウムでもいいんだけど」
中学からの腐れ縁な女子生徒、杉崎にそう尋ねられたのは去年の8月、空梅雨の仕返しのように降りしきるバケツ雨の日だった。
これは文化祭前日、高校生最後
の一大イベントをぶっ壊そうとする女の子と、文化祭準備をサボりたいだけの男の子のお話。
※エブリスタ投稿作品の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-26 17:00:00
6646文字
会話率:45%
メタボリックな生活が災いして享年三十余年。グッバイ前世。ハロー今生。現代知識でチートしてやろうではないかと思いきや、現実問題、実用段階の知識なんて持ってませんでした。ニトログリセリン?どうやって作るのよ?ジャガイモって何処にあるの?透明ガラ
スの作り方?炭素鋼の作り方?そんなの知らないよ僕。
だがしかし、天は私を見捨てなかった。生まれは王族というチート職業。そして兄や姉はチートレベルの異能持ち、さぁこいチート異能よ我にも宿りたまへ……やっぱり天は我を見捨てました。異能をくださいませんでした。そして残念王子として避暑地に軟禁された我。このまま僕は腐って死んでいくのだろう、そう思い日々を過ごす中、天は見捨てたが、goodfull先生は私を見捨てていなかった!時代を重ね、サービスを拡充した先生はまさにデウスエクスマキーナ!!さぁ私の時代の始まり、いや、先生の時代のはじまりだ!!見ていろ異能者ども!!先生の御力の前に貴様等は平伏すのだ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-25 22:38:52
251032文字
会話率:21%
一人の老人が胸の痛みを患い、毎日薬を飲んでいた。薬の名は、ニトログリセリン……。
最終更新:2015-10-17 19:34:20
6021文字
会話率:55%